道を敷く
近頃の冬は、寒いは寒い。が、冬の主役である雪が南関東で積もることはめっきり少なくなったように感じる。思えば雪が積もったのを最後に見たのはいつだっただろう。
もう思い出せないほどの昔である。この星は変わってしまったのだろうか?私は知らない。そう、何も・・・。
学者は、地球温暖化のせいだという。地球温暖化は人類の生産活動のせいだという。
また、どこかの大統領だった人は大したことがないと言っていた。
地球温暖化は人類のせいではないと叫んでいる人がいる。どうやら72億の人がいれば、72億の「口」は自分の憶測(勝手な思い)を吐きたくなるのが私たち人類のさがのようだ。
全く困ったものである。
何がウソで、何がホントやら分かったものではない。
もとより、世の中は「ウソ」「ホント」で割り切れるのかすら分からない。
まるでこの世界が「未知」でできているかのようだ。
では、私たちはどう生きるか?
簡単だ。他人の意見に乗っかればいいのである。“常識”に従って生きてゆけばいい。“常識”
になびき、世の波に乗って生きる。さぞラクなことだろう。
世の多くの人が、その生き方に甘んじて世を渡ってゆく。その生き方が自分で考える手間を必要をしない、省エネのラクな生き方だからである。私もそう生きるべきかもしれない。
それでいいのか?と自分に問う。それでいいのか?その生き方は楽しいのか?おまえはそんな生き方をしたいのか?・・・・否、断じて否である。世の人がどう思おうと、言おうと、そもそも気にされなかろうとも。自分の道は自分で敷きたい。他人の敷いた道など通ってなるものか。その道の先に何があろうとも、私は道をつくる。自分の道を、自分の生き方を、敷きたい。
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