引っ越し完了

前回の投稿からかなり日が空いてしまった。
4月21日が最終投稿なので、1か月弱か。
その間にもいろいろなことがありすぎて、とてもじゃないが書ききれない。

そして、引っ越してから早くも1週間が経っている。
時間が経つのが異様に速いとどれかの記事にも書いた気がするが、やっぱり引っ越してきてからもそれは変わらなかった。速すぎる。
本腰を入れて、時間の使い方について改めて考えなければならない気がしてきた。

まだ無職の身なのに、こうして家事や引っ越しの片付けや諸々の手続きをこなすだけで、アッという間に一日が終わってしまう。
この時間の使い方のままもし働きだしたら、もし子供ができたら、、、
なんか考えるだけでやばそうな気がする。
みんながロボット掃除機や食洗機、ドラム式洗濯機を欲しがる理由がなんだかわかってきた。
いや、分かっていないわけではなかったのだが、実感を伴ってきたというべきか。
便利家電は楽をするためだけではなく、時間を絞り出す錬金術の類でもあるのだ、きっと。
何を今さら、と思う方が大半かもしれないが、まあそういうこと1つ取っても新しい考え方が自分の中で生まれているのは、大変でもあるが楽しいことでもある。

さて、引っ越し前に都会に対して強烈な不安感を抱いていた私だが、とりあえず生活するうえでの不安は、住んでみて1週間でかなり消えてきている。

というか、新横浜に引っ越してきたわけだが、この街の雰囲気は(怒られそうだが)大学時代に住んでいた仙台に、すごく似ている。初めて降り立ったときには、もはや懐かしさまで覚えたほどだ。
駅前のペデストリアンデッキから、街行く老若男女の割合や着ている服にいたるまで、なんだか妙に「仙台感」があるのだ。比較対象が仙台しかないのはご容赦いただきたいところだが。

それもあってか、わりと5日くらいで街の雰囲気に慣れた。
必要以上に膨らんでいた不安も、住んでみれば「なーんだ」という感じでぷしゅーっと萎んだ。


問題は、そう、仕事への不安だ。
この仕事の不安は、まずもって仕事を始めないと解決しないのだ。

とはいっても、気仙沼でパソコンから遠隔で転職活動していたころと比べれば、各段に不安は減った。

まず、色々なイメージが持てるようになってきたのが大きい。大きすぎる。
仕事内容はともかくとして、例えば通勤方法や服装、それからその土地の雰囲気やどんな人が住んでいるのか、といった働く環境について情報が、どうやら私にとってはすごく重要だったらしいことが分かった。
そもそも、そういう基本となるような状況に対して不安を覚えている中では、仕事内容や働き方まで考えられるわけがなかったのだ。

何が何でも明日から働かなきゃ金がない!というほど切羽詰まっていないのは、非常にありがたいことだ。
だったら、焦ることなく、不安を1つずつ潰していったほうがきっと良い方向に進むと思う。
将来的にやりたいこともこの2週間くらいでしれっと見つけたので、まずはそこを目指して、がんばってみようかな。


なにはともあれ、新しい生活、新しい人生のスタート。
でも、決してリセットにはしない。
これまで積み重ねてきたものの上にさらに新しい経験を重ねてゆくのだ、という気概でいたい。

田舎を捨てて都会に来たなんて、そんな考えは嫌いだ。
むしろ両方の視点を持ってると、すごく柔軟な思考になれる(実感中)。
気仙沼の8年を「いい思い出だったな」だけにしない。
その経験が活きるような生き方を、するかしないか。
それだけのことで、それを決めるのは私なのだ。

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