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こころに寄り添う心理カウンセラーとして…

答えは自分の中にある

みなさんはおなかがいっぱいの時、「次は何を食べよう?」と頭の中で食べ物のことを考えますか?

おなかが満たされているときや欲しいモノがないとき、買い物に出かけても購買意欲がわかず、何も買わなかったり、必要なものだけを買って帰ってくるのではないでしょうか。
反対におなかが空いているときやイライラしているときに買い物に行くと、余計なものまで買ってしまう、散財してしまう。なんてこともよくありますね。

人は満たされているとき、心は落ち着き、不満や不安は浮かびません。
でも、ひとつでも気になることがあると、そこから不満や不安な気持ちになったりします。
例えば、人にあたったり、いつもは流す言葉に引っかかったり・・・
必要でないものを買ったり・・・

人は「気になること」 があると、不満や不安な気持ち、いつもと違う違和感を感じることがあります。
また、この違和感をご自身で気づいているときもあれば、無意識、気づいていないときもあります。
違和感を感じたり、人にも見せない、隠そうとすると、どんどんしんどくなっていきます。

抱えているなにか、何がそうさせているのか。
それはご自身にしかわかりません。

ご自身で気づいていない方や、隠そうと無意識が働いている方に、無理矢理聴き出そうとしても、答えは出てきません。

心理カウンセラーはクライアントの横に並んで、同じ景色、同じ気持ち、同じ空間を味わいます。
そこから、その違和感はどこから来ているのか。
取り除く方がいいのか、共存する方が良いのか。
その答えも本人にしかわかりません。
「どう思う?」
「どうしたい?」

ゆっくり丁寧に。
ご本人が自分の心と向き合う、その時間が大切なのではないでしょうか。

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