10/31(火)のマーケットレポート

おはようございます。
昨晩の米国株式は主要3指数に加え、小型株のラッセル2000もすべて上昇でした。

いろいろ経済指標の発表があったのですが、大きな反応はなかった印象です。

S&P500は50週移動平均線上で今後の動きに待機しているといった感じに見えます。

【米国市況】円安加速、一時151円台後半-S&P500は3カ月連続安

長期金利

長期金利は横ばいでした。(ただ、Investing,comで見ると+1%上昇しているので、どちらが正しいんでしょう。。。)

個人的には、明日のFOMCよりもこちらの方が重要だと思っています。
「米財務省は来週実施するクオータリーリファンディング(四半期定例入札)の詳細を11月1日に発表する。」

長期金利が動くとすれば、この入札詳細と入札状況次第だと思っています。
状況次第では、現在のQTにも影響与えるかなぁと妄想しています。

米四半期定例入札、ウォール街は1140億ドルへの増発予想-1日発表

米四半期定例入札発表が11月1日の最重要イベント-FOMCは二の次

為替

本日の一番のニュースはやはりこちらです。
予想通り日銀はYCCの再修正に動きました。

ただ、まだまだマイルドな感じですし、依然としてマイナス金利、金融緩和継続で、記者会見も結構苦しい感じを受けました。

発表を受けて予想通り、日本の長期金利は上昇しました。
ただ、為替は大きく円安になりました。

主要通貨の中でも際立って弱い動きを示しました。

今まで為替介入警戒で、米長期金利が上昇しても円は150円にタッチしない水準でうろうろしていたのが、今回の発表で蓋が外れたのかなと思っています。
また、ここ1か月で日銀の介入がなかったことも判明したことも要因かと思っています。

先ほど、財務官も介入スタンバイの報道も出ています。

為替は難しいので、傍観しております。。。
今年の為替の見通しはことごとく外しまくっているので。。。😢

金利操作を葬り去った日銀 米金利上昇を奇貨に

日銀YCC再修正で正常化へ一歩前進との見方、為替動向が波乱要因に

円弱気派、日銀会合後に勢いづく-日本当局の許容水準を探る展開か

為替介入にスタンバイ、1ドル=151円台で「背景に投機」ー財務官

原油

原油は続落です。
Bloombergによると
「イスラエルとイスラム組織ハマスとの衝突が今後も限定的なものにとどまる兆しが見られることから、市場は金利や世界経済の減速を再び意識する展開となった。」

とのことです。

経済指標

昨日は結構重要な経済指標あったのですが、結構スルーされたような印象でした。
記事も出ている「米消費者信頼感指数」や「米雇用コスト指数」も興味深いですが
個人的には
・ケースシラー住宅価格指数が上昇してきている
・ユーロ圏経済がかなり失速してきている

ことが印象的でした。

米消費者信頼感指数、10月は5カ月ぶり低水準-市場予想は上回る

米雇用コスト指数、予想外に伸び加速-賃金・給与が増加

センチメント

センチメントは横ばいです。
警戒は必要ですが、11月は歴史的に1年の中で最も上昇しやすい月です。
データは注視しつつも、積極的に動いていきたいと思います。

【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース


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