僻地ー牛

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死の恐怖

こんばんは 大便をしながらこの文書を書いています そして感覚値だが、0.1%ぐらいで死ぬ抽選が行われてままままます 多分これを777回(だいたい40歳になるまで)多分続けると多分半分以上の確率でたぶ 死に至ると思います。多分。 あの時本社配属された同期は年収800万とかでマイホームと家族がいて愛犬を飼って 俺はせいぜい600万ちょっとでワンるんーむのボロ部屋に住んで腹痛になって救急車が呼べないうちに倒れて、誰にも見つけられずに何もす残せずに犬とセックスできずに死ぬ遺

    • コーヒー

      いつかの夏 茹だるような暑さの中 スタバ(に出荷される粉袋を段ボールに詰める工場)でアルバイトをしていた 僻地で人間不信になり、ホワイトカラーから逃げてきた私にとってはコミュニケーションの必要ないこの場所はとても居心地が良かった 精神科通院を当たり前だと思ってる上司も、ここに配属されてきた新卒を全て1年以内に潰してきたお局もいない 隣で働く男性と 「暑いですね」 「そうですね」 という最低限の会話ノルマを果たして安心し、 ひたすら手を動かし、同時に脳を止めていたその時

      • ミソジニーを拗らす三十路になっていく

        ミソジニーとは… 女性に対する嫌悪や蔑視のこと 数年前からだろうか、 X(Twitter)を見渡すと フェミニスト叩き、アンチフェミ叩きに男尊女卑、差別、逆差別、黒アワビ二毛作、私たちは買われた。〇〇な方の性別、無産様など… 男と女の対立煽り? のような用語が飛び交っている そして、少なくとも数年前まではその争いを見ても何も感じなかった。強いて言えば「暇人だなぁ」と思ってた その後、大学を卒業して僻地配属され、短期離職した。 昔の友人の家を転々として、追い出された

        • 「ずっと58」2/3

          典型的な“地方の公立中学校”の校内偏差値58 というのはどういう層だろうか ①クラスの中で定期テストは5番〜10番あたり ②5教科合計平均点350点のテストなら400点辺り ③塾には通ってないが、塾に通ってる層の平均よりも点数が取れていて「こいつら何のために塾通ってんだ?」と感じる ④塾通いして400〜450点キープの層には「俺も塾通えばいい点取れるわw」と感じる この層を「14歳の俺ゾーン」と呼ぼう その後、俺は偏差値を7上げて“偏差値65”の入試を突破した

        死の恐怖

          「ずっと58」1/3

          みなさんこんにちは 「ずっと51」です。 あ、間違えた。「ずっと58」です。 ケアレミス、ケアレミス。 今日もよろしくお願いします。 中2の夏に地獄の農園送りを経験した後、2学期はの三者面談があった。 そこで中学教師に質問をされた 教師 「このテストの結果を、50を平均として表したものを何て言うか知ってるか?」 自分 「????」 (わからなかった) 教師「“ヘンサチ”だ、1年後にこれと「内申点」を基準にして行く高校を決めるから覚えておくように」 (今とな

          「ずっと58」1/3

          中学生の時に引いた「職場体験先ガチャ」の話

          10年前 中2の夏 「職場体験」があった 中学校の近くにある会社に行って仕事を体験するともの そしてその体験先は、抽選で決まる 人気上位は 税務署とか博物館とか、なんとなく楽そうで面白そうなところ 楽そうな税務署を第1希望、 ○○農園を第8志望にしていたが ガチャの結果は○○農園だった 農園送りにされる友人と、俺たちこんなに運の悪いことが…あるのか?という話をしていた 真夏の農業は地獄だった ミミズが這い回って汚かった (田舎に移住して農業をやってみたい人

          中学生の時に引いた「職場体験先ガチャ」の話

          僻地ー牛誕生秘話 青延川脱出編 3/3

          11/27 ××町から来客 なぜか現地社員は“××町”を強調する 俺は川の外側はまだ行ったことないんですよねー、景色がいいんで行ってみたいなーと言った、言ってしまった。 ここは昔、国府が置かれていた神聖な場所 ××町には今でも昔ながらの集落が残っている 夜、死んだ顔で加湿器を洗っていると、先輩に話しかけられた 先輩も、数十年のキャリアの中でこの部署が人生で1番辛いらしい 「この部署に来た時、意味のないローカルルールなんて失くしたほうが効率が良いと思ったよ、でもよそ者だ

          僻地ー牛誕生秘話 青延川脱出編 3/3

          僻地ー牛誕生秘話 青延川脱出編 2/3

          8/15 お盆だ あのとき、俺のことを「左遷」呼ばわりした大学の同期が底辺ユーチューバーになっているのを見つけた 酒を吞みながら動画を全部見た 非生産的かつ低脳、バズる要素が見当たらない クリエイター適正のない彼には、段ボール工場で荷物を出し入れする仕事とか向いてそうだなと思った 8/18 先輩に倉庫に呼び出された 「ここに開けてしまった段ボールがあるから全部閉めて欲しい」 「わかりました」 「ごめんね、全部俺が開けちゃったからね」 (途中で気づかなかったのかな…) 「あ

          僻地ー牛誕生秘話 青延川脱出編 2/3

          僻地ー牛誕生秘話 青延川脱出編 1/3

          2021/3/30 そうだ、twitterは消そう。卒業式後の飲み会でそう決めた。 あの時ユーチューバー君に言われた「左遷」という言葉が頭から離れない。そりゃあ実質無職に左遷はないだろうよ。 残りの就職する2人は都内勤務。この部活用アカウントを見るのは俺にとって毒になるじゃないだろうか、さよならツイッタランド。 4/1 俺の名前は岡森 入中(おかもり いなか)。 某県の青延(あおのべ)市配属に配属された新社会人だ。 今日は会議室でオンライン入社式がある。独りで4時間。 画面

          僻地ー牛誕生秘話 青延川脱出編 1/3