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着工

今日は自宅のリフォーム工事初日。私を含め、マメに手入れできない人ばかりで住んでいる家なので、準備も一苦労だった。が、無事に今日予定されていた工事は終了。

準備はいろいろな理由で遅れていた。

そもそもリフォームに向けた流れに乗るのも、かなり遅れた。
リフォームという選択肢は、昨冬には出てきていた。

が、私が昨秋からしばらく嵌まっていた、好きなはずの建築へのアレルギー反応。不安定へのトリガーになってしまっていた。
リフォーム担当者と、建築系の会話をまともにできる気がしなかった。

もう大丈夫だと思ったのが冬の終わり頃。
春は子どもの用事が多かったので、更に後回しに。

そんなことをしているうちに、納期遅延にも巻き込まれてしまった。
工事は始まったものの、そもそもリフォームを考えたきっかけの窓の工事は、おそらく秋になる。それ以外は、今日からの工期で進んでいく。

ようやく動き始めると、順調に着工日も決まった。
が、家の中の準備が進まなかった。

暑さと湿度が重なるカビアレルギーの夏は、普通に生活しているだけでも痒くなりやすい。海辺の湿度は激しい。昨夏から症状は改善しているのだが、少し準備するだけでも痒くなり嫌になっていた。

少しずつ少しずつしか準備が進んでいなかったので、着工前に家族と行こうとしていたサグラダ・ファミリア展も、予想通り後回しに。

更には、まともに準備できないまま着工を迎えるんじゃないか、と思っていた昨日の朝。

LINEに配信されている記事の中で、偶然見かけた言葉を信じることにした。
家事は自分をご機嫌にするためのもの、というような言葉だった。

本の紹介記事だったと思うが、落ち着いて読んでいる場合でもなかったために、うろ覚え。
ただ、それはそれで面白そうな考えの本みたいだ、とは感じながら読んだ記事。

あの… 家事して機嫌良くなるなら、昔からもっとやってると思うよ?
と、思ったりもするところではある。最近発覚した自閉スペクトラム症ASDと掃除の相性も、おそらく悪い。

ミニマリストではないが、物は増やしたくない方で片付けもする。
ただ、一人暮らしではないので、意図通りになるのは自室くらい。

何はともあれ、昨日は着工前日。
細かな違和感よりも準備が進むことの方が大切。
その記事の言葉を信じる者は救われることに決め、昨日はかなり動いた。

いくら進めてもご機嫌には遠かったが、工期に影響が出ない程度の準備は最低限必要。あとは工事中の埃やカビによる不調を、減らす準備をしておきたかった。

それらしく準備が進んだので、ぴったりな記事を朝から読めて良かった、と思った。

今日の工事は短時間。子どもの大きな家具を解体し、夫の寝室の網戸を撤去したくらい。大工さんと一緒に、リフォーム担当者も作業していて驚いた。「偶にやります」と言っていた。

家具解体で広くなった子ども部屋。エレクトーンの椅子の、背後に迫る家具がなくなったのだから広々。何だか気持ち良くエレクトーンを弾いた。次の曲は「アイドル」になってしまいそうだなぁ… 楽しい曲なんだけど… という雑念も気にしない。

反対に今の自室の机上は、上の写真の通り植物だらけ。自室の工期は後半なので、小さな植物はまとめた。

写真の左の影は、大きなサブディスプレイを外したアームのもの。アームの支柱は、夫が作った添え木をしてある特殊な固定なので外さない。

この仕事する気のまるでないデスクからわかる通り、工期中の仕事は休みにしてある。休みにしておいて良かったと思った。

準備ができていれば、仕事しながらでも大丈夫じゃないのか、と当初は思っていた。が、準備だけでも大変だった。今日の工事中も、工具や道具を貸したり、明日の工事の資材が届いたり、工事前では手が届かない場所に落ちていた、紙や埃を掃除したり…

休みにしておいて良かった、で間違いないと思われた。

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