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どんな傘をお持ちですか?

「今日は大気の乱れによって、都内では夕方に雷を伴う強い雨が降ることが予想されますので…」
って天気予報を耳にしたら、
(ん?傘もってかなきゃいけないか?)
って考えますよね。
ワタシの場合、宇宙一の晴れオトコとしての人生を歩んでるので、
こんな時もほとんどの場合は持ってかないんですけど、
晴れオトコの胸騒ぎってのを察知することもあって、
(ん。今日は傘もってこ。)
ってこともたまにはあるんです。

で、予報の通りに夕方に雨が降ると、
(ほら!オレが降ると感じたら降るんだから。)
(あの胸騒ぎで傘を持ってきてるオレは、やっぱり晴れオトコ。)
って、サンドウィッチマン伊達さんの何を食ってもカロリーゼロ理論と同じような
完璧なロジックで自分に陶酔したりします。

で、予報に反して降らない時もあります。
こんな時は、
(やっぱ降んない。ね。降らないのよ。オレの前ではノーレインなのよ!)
とかってルー大柴のように腰をクネクネさせながら、
ミーのサニーマンぶりに陶酔するわけです。

ま、
バカなんです。

ただ、後者の方。
傘を持ってきたけど、雨は降らなかったってやつの時は、
(てか、雨降んねーじゃん。予報ハズレやがったな。)
(傘いらなかったじゃん。)
ってことは思うのは思うんです。
折りたたみの傘ですから、たいした荷物になったってことでもないのに、
(ん。いらなかったわ。。)
って繰り返して思って、
自分の胸騒ぎなんぞはアテにはならんなってことも反芻したりして、
(やっぱ、持ってこなきゃ良かったな。)
って思うところまで発展したと思えば、
(宇宙ナンバーワンのサニーマンなミーをリスペクトしなきゃな。)
って再び前向きなルーがやってきたりして

って、大丈夫ですかね?
このウザくて気持ち悪い話についてこられてるでしょうか(^^)
バカはバカなんですが、
いよいよ本題に展開させるとします。

こんなどうでも良い話と近いかなって思うのが、
予防【よぼう】の考え方なのかなって、
思うんです。
病を予防【あらかじめにふせぐ】とする予防。
医療の大事な役割であるはずなんですけど、
どうしても、医療って言葉がまとってるのは、
抱えた病を治療【なおしていやす】の方で、
なんらかを患って痛みや不自由があるのなら、
お金と時間を惜しまずに治療をするし、せざるを得ないんですけど、

病になる前の予防のためにお金と時間をかける
ってのは、
(大事だよね。ん、大事です。)
って頭では理解はしても、いざ行動には移しずらい。
そんなもんだったりしますよね。

これ、
予防の考え方を傘の話に重ねるとですね、
①傘を持ってる。
②雨が降ってきた。
③傘を差した。
④雨に濡れずに済んだ。
ってことと似てる気がしませんかね。
でも、じっくりと観察すると、
似てる気はしても、それは気のせいであって、
似てるようで似てなくて、
ちゃんと違う。
って気がするんです。

予防のためにお金と時間をかけてる方にとって、
その予防医療の効果が出てるとしたなら、
その方が自覚する現象ってのは、
①傘を持ってる。
④雨に濡れずに済んだ。
だけなんですよね。
ちょっと、分かりずらいかもしれませんが、
予防が上手くいってるってことは、
②雨が降ってきた。
ことには気づかないものであって、
③傘を差した。
ことにも気づかないもの。
理解するべきことは、予防が上手くいってる最中に、
雨は降ってて、傘を差したりもしてるってことなんですよね。
言い換えれば、雨が降ってきたことを自覚するのなら、
それはもう病であって痛みであって、
傘を差したのは、それはもう治療となっちゃうということであって、
予防の考え方の範疇をでちゃう。
雨が降ってきたことさえ気づくことなく、
オートマチックに傘を差すことによって、
不健康を自覚しないってのが予防になるということなんです。

PCへのウイルス侵入を防ぐウイルスバスターみたいなのは予防と言えるかと。
ウイルスバスターがちゃんと機能してるってことは、
ウイルスに侵されないから毎日何事もない。
これがPCの健康。
当たり前な日常。
ウイルスバスターによるPCが健康であることの有り難みをあえて理解しようとするなら、
ウイルスバスター社の大柴さんって名前の担当者から毎日電話がかかってきて、
「よく聞いてくれ。トゥティはさ、3つのウイルスちゃんをミーがシャットアウトしたから、ユーはトモローもセーフティ!イエス!グーットゥ!」
って連絡があルー。
としたら、チョーーーウザいけど、
(あ、そういうことなのね。)
って予防の効果を理解はすルー。
でも、
そんな連絡はノールーなわけで、
有り難みってやつは分かりづらい。

日々の生活の中で
②雨が降ってきた。
③傘を差した。
ってこととは誰にでも起きていて、それを免疫力とか自然治癒力とかって言葉があるように、
カラダは様々なストレスに常々に対応する
素晴らしい力を持ってます。

でも、
でも、でも
寝不足とか飲み過ぎとか働きすぎとか、
食べ過ぎとか偏りすぎとか運動不足とか運動しすぎとか

傘なんていいかとか、
傘わすれてきちゃったり、
傘がうまく開かないとか、
楽しいを優先して傘ぶん投げちゃったりとか、

しちゃうんですよね。
人って。
ある意味で、
バカなんですよね(^^)
人にバカだと言われようが、
何より優先したいことがあったり、
自分でもバカだなって思っても、
抑えられない事や時があったり、
そんなんだよねってワタシは思ってて、

だから、
ある程度アテになる健康に対する予報は出来るはずだと思うんです。
バカな自分を知ってれば。

なんらか信頼の寄せられる医療人のサポートを受けるとした
予防ってやつ、
雨を凌ぐ傘ってやつ。
大事だと思うんです。
分かりづらいんですけど、
ルー大柴さんからの毎日の連絡はウザいからハショってるだけです。
ウイルスが世の中からなくなるなんて有り得ません。
どんな晴れオトコにだって、
雨は降ります。
誰にでも降ります。
ご自身のカラダとココロに合ったお気に入りの
ステキな傘のご用意をおすすめしたいなって。
I think so

カーット!
(^^)

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