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「子供」と「大人」の線引きのそれぞれ

「子供」のころ「大人」が「わかる」ものが、
全くわからないってが色々とありました。
それらが「大人」になって、「わかる」ようになった時、

(あー、「大人」になったなぁ)

って嬉しかったりするもの。
何がありますか?

なんてことを思ったのは今朝走ってて、
(今日は蒸し暑いな)
って感じたんですよね。
ワタシは子供の頃、「蒸す」ってのはシューマイがどうのこうのって時に
使う言葉としてインプットしてるのに、
オバちゃんらがうちわをパタパタしながら、
「今日は蒸すわねぇ〜」
って応酬そのものと言葉の意味がどうもよくわからなかった。
暑いと寒い、汗ばむと肌寒いくらいはわかる。
蒸すと蒸さないはわからなかった。

蒸したのより揚げたシューマイが好きだったのは明確でした。
なんでも揚げてほしかった。
あの頃は。

でも、今は蒸すのが「わかる」。
シューマイも。

いつものジョギングルートだけど、
気温や湿度、風や日差しは毎日違います。
(蒸すってのを「わかる」ようになってんな)
って思って、
(ん。「子供」のころわからなかったことが「わかる」んだな)
って、ちょっと嬉しくて、
(他になにがあっかな?)
なんてことを考えながらの蒸し暑いジョギングでした。


「イカの塩辛」
アイツはヤバかったですね。
色味からしてドスの効いたピンクって時点でもうあり得ないのに、
あの食感と生臭い匂いとかが、
輪をかけてあり得なかったのですけど、
今はとても「わかる」。
なんなら入りたい。
入りたいくらい好きなんだよってことを理解して欲しい。
塩辛に。

「大相撲中継」
これなんか、オヤジの息子への嫌がらせにしか思えなかったすね。
読めない漢字の名前の太った裸コスプレが、
なんらかのルールで戦ってるのを、
淡々に淡々と中継してるあの時間。
今はとても「わかる」。
泣きました。照ノ富士の優勝。
BSで幕下の取り組みなんかも観ちゃったりします。

「演歌」
大人は演歌が良い。って言わなきゃいけないルールに縛られて、
本当はサザンとか良いと思ってるのだけど、
それを言うと盗聴してるFBIに連行されるから、
都はるみは上手い!泣ける!とかって嘘を言ってるんだ。
って思ったりしてたのも、
今は「わかる」。
伍代夏子とかスゲー綺麗だし、
天童よしみとかスゲー上手い!
って思うけど、紅白でしかお会いしません。
でも、「わかる」。

これ以外にも
「梅干」「ビール」「サンマの腹のところの黒いの」とか、
「国会中継」「散歩」「ニュース番組」とか、
好き!!
ってのもあれば、
キライじゃない。
までそれぞれですけど、
「わかる」
ようになったなぁ。
って、嬉しいっていうか、なんでいうか、

この前、ジャイアンツの原監督が野手をピッチャーに送って、
議論なったりしましたけど、
あれば登録してるベンチに置いとける選手がルールで限られてるからで、
それでやりくりしなきゃならない。
って戦法の議論。

だとしたら、
ワタシはそのルールが適用されてなくて、
選手何人でも使って良いよ、
1試合でピッチャー30人まで使って良いよ。
って特別な扱い受けてる。

ってのに似てて、
嬉しいってゆうか、豊かな感じ。
でしょうか。
「わかる」ものが増えていって、
豊かだなって思えるコトやモノが増えていて、
それを自分の意思で使って良い。

そこでひとつ整理しないといけないのは、
50歳のワタシは「大人」ってことで良いかな?
という線引き。
「大人」ってなんだ?
近所の公園でサッカーボールで遊んでる小学生からしたら、
ワタシは「大人」でしょうね。
で、映画館行って「子供1枚」って笑顔で言えばノリによっては笑ったくれるんでしょうけど、
真顔でおもちゃのピストル出したら、
逮捕されるでしょうから、
「大人」なんでしょうね。
でも、86歳になるワタシのオヤジからすれば間違いなく「子供」でしょうし、
そのオヤジの友達に100歳の人がいて、
その100歳の人からしたらワタシは
「子供」でしょうし、オヤジでさえも、
「子供」のようなのかもしれない。

だったらワタシは胸を張って
「子供」
で良いなって確信犯的に確信して。
ちょっと嬉しくなる(^^)
まだまだ知らないことがあって、
これから、
わからないが「わかる」ようになるコトやモノがある。
ってことだわな。
悪くないなって思えて。

良いなと。


ワタシ、
アレがわかりません。
今、若い人からワタシらの年代もハマってる、

「ゲーム」

やったことないわけじゃないです。
でも、どうも、わからない。乗れない。
これ、
「わかる」ようになった方が良いですかね?
100歳の人に聞いてみますかね?

って時点で完全に
及び腰。
逃げてますね(^^)

ま、「子供」なんで、
逃げたい時は逃げるようにいたしまーす。

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