eッセイのようなもの【東京は歩くところ?】
昨日出張で東京に行った娘。
新幹線を見送って、無事東京に着いたとの連絡。
朝の慌ただしさから解放されて、ホットして通常モードで仕事に集中していたその時……
娘から泣きが…「足が痛い!」
聞けば、スケジュールがタイトな上に宿泊先のホテルへの道のりで迷った。
そのせいで予定していた場所への所要時間が切羽詰まったらしく、駅の階段や街なかをダッシュ!
ちょっとオシャレなショートブーツで出かけた足は悲鳴をあげたらしい。
それでもスケジュールは何とかこなし、ホテルへ着いて足裏を見たら…マメを通り越して水ぶくれが出来てる〜〜
って写メが送られて……
翌日、翌々日も仕事の予定がギッシリ。
時間を頂いてスニーカーを買いに行きなさい。と助言。
◇
私は東京産まれの東京育ち。
車の免許証を持たない人生を、東京では送っていた。
東京の人はよく歩く。ホコテンでなくてもひと駅くらいは何の迷いもなく歩く。
電車では回り込んでいく場所も、歩けば直線。
老若男女みな歩く。
◇
東京で暮らしていた頃は当たり前だったことが、こちらに(東北)に暮らし始めて驚く?
これがカルチャーショック?と思ったことの代表が、歩かない!
タバコを買いに行ってくる。⇒車で行く。300メートル程度しか離れていないコンビニに、わざわざ車庫の車にエンジンをかけて……
車に乗ってタバコを買いに行く?
マジか………
呆れていました。
今では慣れましたが…ね。
育った場所、環境で当たり前と感じることは、身に染み込む?なのか?
娘も歩きたがらないのです。
今回は、常に車移動の生活に慣れきっているので、歩くことの多さに、足が耐えることができなかったのでしょう。
地方で暮らすには車は必須。
18歳と同時に免許取得があたり前。
家族の人数分=車の台数があたり前。
両親+子2人(成人)で4台 祖父母が居たら+2台の車を所有なんて家もざらにあります。
歩くのは未成人だけ?
それも人手があるから車で送り迎え。
足腰が弱いのも納得です。
◇
今回は、靴のせいにした娘に、足の鍛錬が足りないわね〜〜と揶揄した私。
でも……『足痛い』のヘルプメッセージに大慌てでスニーカーを買うように伝えた私は、甘ちゃんなのかもですけれどね………
サポートしていただけると凄く嬉しい!!!! こよなく愛する二匹の猫たちのご飯と、本の購入資金に使わせていただきます。