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【一日一詩】 窓際の二人

小さな喫茶店の窓には
見つめ合う二人の顔が
通りを行き交う人の目など
気にも止めずに

そこは二人だけの世界
二人だけの時間
閉じ込められた窓の中

小さな喫茶店の窓からは
知らない人たちの笑顔が
こちらのことなど気にもせず
雑踏を進んでいる

そこは隔たれた世界
ガラス一枚の壁
終わった二人の行き先は何処


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