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【中編】意外と波乱万丈な半生をちょっと振り返ってみる~人生、意外と何とかなるものです~

前編に続き、ふと自分の人生を振り返ったとき、「割と波乱万丈なのでは?」という気持ちになった内容を、つらつらと書いてみようかと思います。

伝えたいことはひとつ。
「人生、意外と何とかなる」


1.13~17歳頃

1)たぶん愛人だった

中学生の頃、父が私につけていた家庭教師のお姉さんがいました。これが結構な美人さんで、ついでに言うとすぐに機嫌を損ねる人でした。

これは娘の立場から見た感想になりますが、

あれって多分、父の愛人でしたね……。

父は彼女に車を与え、食事に連れていき、仕事でも秘書的な業務をさせているようでした。ようでした、というのは車あたりはまだしも、さすがに父の仕事すべてを把握しているわけではなかったためです。

なかなかいないのではないでしょうか。
自分の愛人を娘の家庭教師にしちゃう父親。

ちょっとしたマンガや映画にできそうな気さえしてきます(笑)

2)中学卒業と高校入学

はてさて、無事に中学生を卒業、そして高校へと入学しました。
高校に関しては特にこれという事件はなかったのですが、校則が結構クセが強い気がしているので、こちらの記事で紹介しています。

良かったら読んでみてくださいね!(宣伝です)

3)人生初の痴漢(仮)に遭う

高校には電車で通っていたのですが、ある時とうとう遭遇しました。

そうです。痴漢です。
(苦手な方は読み飛ばしてください)

基本的に席には座らずに立っていたのですが、後ろに立っているおじさんの手がずーっとずーっとずーーーーーっとお尻に当たっています。

振り返ると、おじさんの手は体の前で鞄を持っていました。

鞄を??前で???

いや、私との間で???

そもそも混雑しているとはいえ、その車両は満員状態ではありませんでした。少なくとも制服姿の女子高校生の真後ろに立ってお尻に手を当てている状況は変でした。
手の甲が当たるのですが、これがまた嫌な当たり方をするわけです。

電車の振動か?
揺れるせいか?

そう言い訳もできる程度の、ふわっと触れ具合。
確信が、持てない……。

位置関係で言うと、こうです。

周囲のことまで覚えていませんが、少なくとも確かなのは座っている人の前に私(青丸)が立っていて、私の後ろにおじさん(黒丸)がいたことです。
どう考えても、このおじさんが私の方に向いているのは無理があるんじゃないかと思います。

悔しいかな、当時は「これって痴漢、なの、か……?」と確信が持てずに目的の駅でダッシュ降車しました。

たぶん痴漢だったよなぁ……と思います。

2.17~22歳頃

1)ライタースカウトがくる

趣味でPBC関係のシナリオを書いて、実際にサイトを運営したりイベントを組んだりして遊んでいたのですが、商業PBWの方からスカウトをいただきました。

PBCとかPBWとか何やねん?という方のために、ざっくり説明しますと、
PBC(Play By Chat)は特定の登場人物を操って即興演技をチャットで行うオンラインゲームです。
PBW(Play By Web)も特定の登場人物をシナリオに参加させて行うオンラインゲームで、PBCがチャットに限定されていることに対してこちらは名前の通り「WEB」で行うものと、より広く定義されている感じです。

いわゆる「なりきりチャット」というものですが、キャラクターになりきる・演技する、というよりも、リレー小説の方が感覚的には近い気がします。

さて、話を戻しましょう。商業PBW、つまりPBWというオンラインゲームを運営している会社からお声がかかったわけです。
乗れば良かったのですが、何せ当時はその会社自体が始まったばかりのようなもの。サービス自体も駆け出しの状態。

「怪しくない??」と思った私は、
スカウトを蹴ってしまいました。

ああああ、今思うとめちゃくちゃ勿体ない……時を戻してほしい……。

2)自費出版の連絡がくる

はてさて、大学に入学して間もなくの頃、「うちで出版してみませんか」という連絡が届きました。

しかし、これ。
出版社と制作費用を折半しましょうという、半分は自費負担の話だったんですよね。

バリバリ未成年が手を出せるものではないでしょ、という気持ちからお断りしました。

もしかしたら、あのとき自費でも出版していたら何かあったのでは?
ひょっとしたら、ひょっとしていたのでは??

という気持ちが全くないわけではありませんが、決断できなかったのだから仕方がありません。
チャンスはチャンスとしての形で転がり込んでほしいものです……。

この頃は文章力が妙に評価されていました。何でしょうか。全盛期だったのかもしれません。

3)階段からの転落

もうこちらはタイトルの通りです。
三回生の夏あたり、階段の踊り場から踊り場へと転落しました。

ぐるんと回る視界。
強かにぶつかる頭。
卒業論文のデータのあるUSBメモリが入った鞄を死守する腕。

身体を守るべき腕で卒論を守ったわけです。

ぐるんぐるんと回転した私は踊り場に転がりました。
もう痛いところがどこなのか分からないくらい全身が痛かったです。

そこで階段の上から慌てて降りてきた先輩からの「救急車呼ぶ!?」という問いを断り、自力で病院に行きました。

結果的に何ともなかったのですが、
後頭部がめちゃくちゃ腫れ上がっていました。

みなさん、まずは自分の身体を守りましょう。
それと、落下し始めたときには持っているものを投げて手すりを掴みましょう。

最悪死にますからね!!!

ちなみに最寄り駅まで帰ったあたりで気分が悪くなったので、母に電話してヘルプを求めたのですが「父親が帰宅しているから行けない」という謎の断り方をされました。

父が在宅だったら、私の迎えには出られないそうです。

いや、謎というか単に父の機嫌を損ねたくなかったのでしょうし、私が自力で連絡しているので大ごとだと思わなかったのでしょうし、今になってはどうだって良いのですが、当時は「はあ?(何言ってんだコイツ)」と本気で思いましたね!

ちなみに数日ほど後頭部が腫れていたので、大学でネタにしてました(笑)
本当に面白いくらいに腫れていて、ネタにでもしないとやってらんない感じでしたね!


さて、ここまで「愛人を娘の家庭教師にする」「あまり家に帰ってこない」などといった、"ちょっとした謎ムーブ"をしている父ですが、

次回、失踪します。




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