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〔記憶物語〕~海の中



よみがえってきた古い記憶


海の中にいた頃の魂の記憶。。


はじめて住んだ深い海の底の中の思い出


こんな美しいところがあるんだっ、て気づかなかった場所


素晴らしい景色が繰り広げられたところ


忘れかけた思い出の中にある薄れゆく記憶


ふたりがひとつでいた頃の

あなたの真ん中に佇んでいた頃の私の、

あの、懐かしい思い出の中にある記憶のようなものが

私の中へ転がり込んできた



あれはいつの時代だったのだろうか。。


そんなに古い昔ではないようなのだけれど


いや、もっとたくさん古い時代の記憶なのかもしれない



🐋 🐋 🐋 


クジラが飛んでいた


天を舞うような姿で

白いクジラが空の上を飛んでいた


飛ぶ、というよりは 泳いでいた



なんでクジラが空を飛ぶの?

私は彼に聴いてみた


〈クジラだって空を飛びたいんだろう〉

彼はそういって空を飛ぶクジラを眺めていた


ふぅーん。

面白いこともあるもんね。

私はそう言って彼の中で眠っていた😌



◦*◦*◦*◦


〈もうそろそろ起きないと〉


彼に話しかけられて目を覚ました



なんで話しかけたの?

まだ眠かったのに。。



私はぶつぶつ文句を言いながら起きた



〈出かける準備をしないとならないよ〉


出かける準備?

そんなのあったっけ?



〈忘れたの?

俺たちで決めたことがあるだろう?

それをやりにいくんだよ、外の世界へ〉



外の世界へ行くの?

なんかやだ。。



〈大丈夫。俺がいつも付いているから。

kayoの中で俺はちゃんと生きているから。

みえなくてわからないかもしれないけれど、

kayoの中にいる俺は、もうひとりのkayoの姿なんだから〉



*名前はあえてkayoにしておきます😊



そうなの? 

みえないの?

自分で自分の中にいる貴方の姿がみえないの?

それはどうしてなの?

みえないなんてやだ!



〈仕方がないんだ。

ふたりで決めたことを成し遂げるには、こういうようにするしかないんだ。

それが上で決めてきたまもりだから〉



まもりなんかなくたっていいよ!

私は貴方と一緒にいたい。。



〈そんなわからずやなことをいわないでくれ。

俺たちの決めたミッションを成功させるにはこの方法が一番なんだ!

姿顔を隠してみえなくしてしまっても、お互いのことがわからなくならないようにするためなんだ。

一番手っ取り早く気づくための方法なんだ〉



そんなことはわからないわ。

もしかしたらずっと気がつかないかもしれないじゃない。

そうしたらどうなるの?貴方と私は。



〈大丈夫。

気づくチャンスは山ほどあるから。

どんどんどんどん、わからなくなっても、ちゃんと自分のもと居た場所に還れるように導いてあげるから〉



そんなのひどいよ(ノ_・。)

わからないじゃない。。。

どうするの?

私がずっと貴方のことをわからなかったら、、



〈それはないね!

kayoが俺のことを忘れるなんてあり得ないからね!

俺の中にいた記憶が、きっとよみがえって来るはずだから〉



そうなの~、、?

本当かなぁ、、

ちょっと、心配だな、、



〈いつもいつも言ってるだろう?

kayoは俺のみたまの中にいるたったひとりのかけがえのない愛するみたまなんだから。

そのみたまを愛することを忘れることなんて絶対出来やしないんだからさ。

思い思いの真実を胸に抱いて、新しい世界へと旅立っていこうじゃないか!〉



うーん😑。。

わかったわ、、


やる。やればいいんでしょう?

貴方からそんなに言われると、「出来ないことは何もない」としかおもえなくなるわ。



〈だろ~?

やっとわかってくれたか〉


わかったわかった、わかりましたっ!!


そしたら準備をしましょう。

まず何からはじめたらいいのかしら?



〈まず重鎮にご挨拶に行こう。

重鎮の許可がないと生まれ変われないからさ〉



了解🙆

じゃぁ、重鎮のところへ行きましょう。




ふたりで👫重鎮のいる場所へ

ご挨拶に行きました。






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