見出し画像

クルマ不足社会としての地方

某地方にある、今は亡き父が建てた空き家をたまに見に行く。

空港から海沿いの家までタクシーに乗ったら、ドライバーがものすごく減ってしまって…と運転手の方が仰っていた。

日が落ちる頃、再従兄弟の店に入りカウンター越しに尋ねると、そうだよ兄ちゃん週末に電話するとクルマは何時になるかわからんて云われるよ、とのことだった…。

人口12万、京セラやソニーの工場、自衛隊かあり、空港、温泉、海からも近い街だがそういうことになるか…。

既存のタクシー会社がなくならないうちに、他国のように一般人のいわゆる白タクを、配車アプリで実質的に解禁したらどうか。幸いクルマ社会で、地元の道に詳しい乗用車はその辺をたくさん走っている。(既存のアプリはエリア外で、どうすることもGOすることもできない。)

あたらしい仕事が生まれ、店に入る人や温泉に浸かる人が増えるなら、地元にも観光客にも悪くない気がする。それを超えるヤバい理由があって規制しているのだろうか。

このへんの地価や物価は、東京と比べると恐ろしく安い。陸上交通を改善すれば、観光やリモート勤務の需要もまあまあ良い感じにならないだろうか。

あぶない、あぶない。一歩間違えると白い手袋でも買ってマイクを握り、立候補するところだった。僕は演説はできないし、グラス傾ける時くらいしかマイクは持ちません。稀にあるそんな酔っ払った夜に、タクシーで帰りたいだけなんです。おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?