転勤とは。
こんばんは😃
小学校3年生の頃から宿題を放棄し続けて、大人になってしまった私ですが、息子が宿題を主体的にに行ってる姿を見て、心から尊敬し自分も負けてられないなと子供から学びを貰っております。錬です。
私は現在、北海道札幌市に住んでいます。出身は宮城県柴田郡大河原町※田舎です。
何故田舎から、札幌に移り住む事になったかと言うと、転勤です。サラリーマンをされている方なら転勤は比較的身近な事だと思います。
私が実際に転勤してみて分かった事、感じた事を文章で残しておきたくなったので、今日の内容は転勤について書きたいと思います。
今の会社に入社したのは21歳の時。中途採用でリフォーム営業として入社しました。3年後の24歳で全国トップ10に入り、25歳から2連続全国1位を獲得し、3年連続1位がほぼほぼ確定していました。
私が転勤を命じられたのは27歳になる年の時。
結婚して3年、子供は2人、上は小学1年生、下は2歳、自宅を新築して1年半ローン4000万がまるまる残ってる状況です。
俗に言う"栄転"ですが、本音は嬉しくなかったです。
家は建てたばかり、妻とは同郷だったので互いの両親も近くに住んでいた為、子育てをするには現在の環境が最適だと考えていました。
さらに、転勤に伴って収入も下がる事が確定していたのです。営業だとよく聞く話だと思うのですが、『管理職になって責任が大きくなり、収入が減った』『中間管理職なんて貧乏くじだ』等とよく言われます。
私も漏れなく該当し、完全フルコミットの給与形態で働いていた為、全国トップの成績を納めていた私は、普通の20代の収入の3倍ぐらいの収入を貰っていました。
そんなこんなで、自分の仕事に対する評価を頂いての人事だったので嬉しい気持ちもありましたが、デメリットも沢山あったのでとても悩みました。
その結果色々考えましたが、妻と子供達が私と一緒に北海道へ来てくれると決断してくれたので、転勤を決意しました。※単身赴任は絶対嫌でした…私のわがままですが。笑
その結果私は営業から管理職になり、今まで考えて来なかったマーケティングの事や、バックヤードの管理体制、クレームの処理など、営業では経験出来ない体験を沢山させて頂いています。結果的には良かったと思っています。
しかし、それはあくまでも仕事面での話です。
家族には沢山の迷惑をかけてしまいました。
1番の被害者は間違いなく"妻"ですが、息子にも申し訳ない事をしたと思っています。
小学校で仲良くなった友達と離れ、自宅の庭に出ればいつでも走り回れて、近所の公園でいつでも外で体を動かせるという、環境から変わってしまいました。大好きなおばあちゃん(義理の母)とも離れ離れになってしまい、本来であれば経験しなくて良い悲しい気持ちにさせてしまったと思ってます。
妻に関しては、周りに身内も友達も誰もいない所で大変な子育てをさせる事になってしまいました。
引っ越す前よりも札幌の方がかなり都会なので、便利なお店や美味しい食べ物が沢山あり、最近ではだいぶ慣れてきたのかなと思いますが、前の環境と比較して、子育てのしやすさを考えると、大変な苦労をかけてしまっていると思ってます。
世の中のサラリーマンのほとんどは、転勤と向き合い当たり前のように全国のいろいろな所で働いていると思います。
その裏では家族の負担と苦労が沢山隠れていて、中々気が付いて貰えない世の中なんだろうと思います。
私が出来る事は、妻にひたすら感謝して、子供達にめいいっぱい愛情を注ぐ事ぐらいしか出来ませんが一緒に過ごせる時間を毎日大切にしたいなと思いました。
札幌からまたいつか転勤する時には、どのような気持ちになるのでしょうか。
でわまた。
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