若手社員が考える「リスキリング」とは?
現在、ある企業の新卒採用支援では「専門学校」をターゲットにした案件が動いています。
今年で3年目となるこのプロジェクトでは各学校との関係構築も進み、昨年では採用エージェントを介さずに、学生を直接紹介して頂き「内定承諾」を得ることができています。
昨年からある学校では「キャリア教育」を称した就職ガイダンスを受託し実施するようになりました。
当たり前ですが、専門学校で習うことは専門性が高く、就職に有利とされていますが、一度身につけたスキル(資格など)が生涯通じるかというとそうでもない時代です。
誰にも奪われることがないスキルでも、常に時代に合わせてブラッシュアップしていかなければならないのです。
例えば美容師や理容師が国家資格を習得するのはスタートラインに立っただけであり、実際のカットスキルはもちろん、お客様との会話から要望を聞き出すコミュニケーション力、理想のヘアスタイルを提案・実現しながら、ホスピタリティによる満足度も上げていかないと指名を取ったり、他店の差別化、市場の競争には勝てません。
そして今流行りなのが「eスポーツ系」でしょうか。
学校に入学するときの”入口”は現在、かなり開いていますが、重要な”出口”である就職、社会に出て働く、お金を稼ぐという点においては門戸は狭く、まだまだ未知の領域ですね。
ひと昔前は「生涯学習」
現在では「リスキリング」です。
資格だけでなく経験や体験、幅広い視野を持ち、多角的にモノゴトを捉え、将来最適、全体最適の原則に基づいて自分のキャリアを構築すること。
そして何よりも重要なのは行動の「スピード」です。
旬はあっという間に通り過ぎていきます。
人材育成・社員教育の界隈でも旬の流行りがあります。
(ここでは具体的なものは避けますね)
リスキリングは市民権を得るでしょう。
生涯年収を高め、継続してキャリアアップしていくためにも「リスキリング」を繰り返していきましょう。
スペシャリストになるか、ゼネラリストになるか、特定の分野に特化するのか、いろいろな選択肢がありますので一度考えてみてはいかがでしょうか。
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