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関西テレビ『報道ランナー』5月21日(木)放送 コロナの影響で別居中の親子面会が危機

5月21日(木)関西テレビ『報道ランナー』新型コロナウィルスによる別居中の親子面会が危機と言う放送がされました。

放送の内容は記事にもなっています。

以下に放送内容を文字お越ししました

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関西テレビ『報道ランナー』

キャスター

「新型コロナウィルスの感染拡大の陰で、事情があって別居する親子が苦境に立たされています。子どもに会えなくなってしまった父親を取材しました」

Q .会いたくなりますよね?

父親

「もちろん会いたいですよ」

キャスター

「滋賀県に住む松尾高博さん(43)。2年前に家を出て行った妻とは親権を争っています。6歳の娘と4歳の息子に会えるのは月に1回2時間のみ家庭裁判所が許したわずかな交流時間です。しかし…」

父親

「どうしてそんな簡単に子どもと会う約束というか、大切な時間を諦めてしまうのか。子どもの成長は今まだ幼いので早いじゃないですか。やっぱりその一日一日が大切な時間

キャスター

「今年三月、裁判所に面会場所として指定されていた支援団体が新型コロナウィルスの影響で活動を停止。妻からは団体を通じて面会は遠慮してほしいとだけ告げられ、その後子どもたちと会える見込みはたっていません。」

父親

「子どもが新型コロナウィルスに感染するかもしれないから、危険だから、子どもの事を考えたら会わない方がいいんじゃないかと言うような。それが当たり前と言う考え方が怖い」

キャスター

「民間団体の調査では別居する子どもと会えなくなったり、交流が減ったりしたと言う親は全体のおよそ8割にのぼり、85%の親がこの状況が続く場合、子どもとの断絶が進む懸念があると言います。」

「この事態を受け法務省は、ビデオ通話などを活用するよう呼び掛けていますが、家族法に詳しい専門家は、離婚と親子の問題を根本から見直す必要性を訴えます。」

立命館大学 法学部 二宮教授

親子の交流が途絶えてしまうとなると親子関係にマイナスの影響がとても大きいと思います。これまで面会交流を支える色んな仕組みをつくってこなかった問題点が、一挙に突き出してきていると思うんですね。対処療法は現状ではとても無理なんですね。基本的なことを法務省や裁判所は考えてほしい

父親

これをきっかけに、根本的な問題についてフォーカスされるといいと思う。」

キャスター

「別居する親と子が抱える苦悩。夫婦間の葛藤と親子の問題を切り分けて考える事が求められます。」

「まぁ妻が感染を恐れてと言う事なんですが、あのもし同居をしている、その一般的な家庭で、宮崎さん、あなたが帰ってきたら感染するかもしれないから帰ってこないでと、こう言う事があるかと言うと医療従事者の方が自主的に自発的に家に帰らないで対応されている方がいますが、別居をしているからといって会わないでと言うのはどうなんでしょう?

評論家 宮崎哲弥氏

「これは二宮さんが仰っていたように、やはり今までこう、やってこなかった、整備してこなかった問題と言うのは、このコロナをきっかけに様々な形で噴出していると言う事が言えると思いますね。ですからこれは、これを好機として、好機と言っちゃいけない…これを機として改善をしていかなければいけないと思います。課題として出てきたと言う事ですね」

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先ずは顔と名前を出して出演された当事者の方の勇気と行動力に非常に勇気をもらいました。また放送をしてくれた関西テレビ様にも感謝いたします。

前回のNHKでの放送もそうでしたが、新型コロナウィルスで親子が会えなくなった事実もそうですが、そもそも未だ離婚もしていない状況で、親子が月に2時間しか会えないの?と言う根本的なところを、この事実を知らない一般の方々に知っていただき、それは子どもの為にならないよね?改善していこうよと言う流れになってくれればと感じています。




サポートは別居や離婚を経験した子どもの支援に活用させていただきます。宜しくお願い致します。