見出し画像

~優しい言葉は、届くうちに~「死にたい」と向き合う㉗

また、自殺。

あの人がTwitterで散々言われているのを、見たことがある。

あの人も、見ていたのだろうか。

気にしなくていいのに。
なんて言っても、無理だよね

顔も見えない人達が、容赦なく、人の心もないような言葉を投げつけてくる
いいね の数も、きっと、共感に見える

どれだけ、苦しんで。
どれだけ、悩んでした決断なのかは、本人にしか分からないけれど

生きていて欲しかった、
なんて。

言える立場じゃ、ないけどさ。


こういう事が、あった時。
あの時も、あの時も、あの時も。
「いい人だったのに」
「可哀想」
「苦しかったら逃げていい」
「生きていて欲しかった」

そんな声が、聞こえる。
私も、言ってしまっている

優しい言葉をもらえるのは、いつも、もう耳に届かなくなってから。

大事になってから、急いで誹謗中傷をしていたアカウントを削除する人

いなくなってから、自分のした事の重大さに気づくの?

大切な人だったって、気づくの?

優しい言葉も、反省も、
いなくなってからじゃ、遅い

どうして、人は失ってからじゃないと、気づけないんだろうね

それが、人間なんだね


いなくなる前に、
優しい言葉が本人に届けば。
辛さに、気づいてあげられれば。

なにか、変わるのかな


もう届かない優しい言葉、
いつかは、手遅れになる前に届く世の中に、
なるといいな

きっと、ならないだろうけれど


優しい言葉、
心の中で思っているだけでは、伝わらないから。

届かなくなる前に、伝えなくっちゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?