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自分はリーダーに向いていないことがわかった


#2022年のわたしと仕事  ということで、2022年の私の仕事の振り返りをしよう。

2022年は初めてのことばかりだった。

  1. 初めて仕事でリーダーという立場になったが、リーダーって向いてない

  2. わかった農業というそれまで関わらなかった分野で仕事をすることになった

  3. 初めて、広報という仕事を全力でやってみた

  4. 協力隊の時と比較して、人に仕事をふるということを覚えた

  5. 人の話を最後まで聞けない人間だということがわかった

あげたらキリがないほど自分の新たな一面を知れる1年になった。

リーダーに向いていない

人をまとめることの難しさを知った。リーダーらしく、上司らしく、メンバーを導いていけるような人間になりたかったが、どうやらまだまだ器が小さいらしくその道は遠い。
リーダーというより一緒に並走していくタイプだなあと思った。むしろそれで良い。自分が作ったCOMBONも代表になる気はないし、アドバイザーくらいで横からちょっぴり関わるくらいがちょうど良いのかもしれない。

農業ってすごい

今回農業っていう今まで自分が関わってこなかった分野で仕事をさせてもらえている。ぶっちゃけ全然興味がなかった。(虫超苦手だし) でも協力隊に参加してから、栄養改善にすごく興味を持ってしまって、そしたら農業=栄養という図式が成り立つことを知ってしまった。良い(栄養のある)作物を育てることは農業が鍵になってくる。肥料・堆肥の改善をしたり、害虫対策をしたり、土の栄養を考えてみたり。土に栄養がないと、せっかくの作物にも栄養がいかないことを初めて知った時は目から鱗だった。どれだけ作物が取れたとしても栄養がなければ意味がない。
また、マラウイでの栄養の授業は小学校時にきちんと勉強できるので日本でいう三食食品群はすらすら言える人が多い。にも関わらず栄養不足という現実がある。それはなぜか?買いたくても買えないから。買いたくても市場に売ってないから。
協力隊の時に栄養関連の活動もしてみたが、最終的に住民から出るのは、野菜を買うお金がほしい、良い肥料の作り方を教えてほしいだった。地域の人が必要としているのは、お金を生み出せるビジネスか、自給自足ができるような野菜作りだとわかった。
農業の改善をすること=栄養改善になる、ゆくゆくはそれが健康でいること・病気の予防に繋がることを考えると農業は侮れない。

広報って面白い

プロジェクトで広報の仕事にも関わらせてもらった。ここまで読んでくれたあなたはわかるだろうけど、私文章を書くのが恐ろしく下手。Twitterに慣れ過ぎたのか140文字にまとめるのは得意だけど、長文がどうしても書けない。話がまとまらない。
そんな私がブログやらtwitterやらinstagramを通してプロジェクトの様子を伝えるという仕事をいただけた。元々凝り性なので、めちゃめちゃ凝る。そして時間がかかる。を繰り返してようやく月1・2回の更新が可能となった。
誰が見てくれるのか、とは思いつつ、時々twitterでコメント頂いたり、メッセージをいただくことがあるとかなり嬉しい。あ、伝わったんだなって。それがやっと楽しくなってきて今ようやく続けられている。

広報じゃないけど、Twitterも140文字ながらにいろんな思い (協力隊、国際協力、公衆衛生についてなど)を発信すると、意外と反応をいただけたのも嬉しかった。そんな思いも、今年はnoteに綴ってみたい。

人に仕事をふるということ

協力隊の時には、全て私がやる、というのが当たり前だった。〇〇しておいてくれる?って言うことはあまりない。さっき、一緒に並走していくタイプと言ったのはここでの経験から。ボランティアだったし、一緒に頑張る人・対等ねって感じだったので、ボスって呼ばれるのも嫌だったし呼ばせてなかった。そういうこともあり、大体面倒ごとは私が引き受けてた。文章をwordで打ち込んだり、その印刷を受けおったり。
こういうことがあり、基本は自分1人で仕事をやる癖がついてしまったため、今回の仕事が始まったばかりの時は苦労した。「え?こんなこと人に頼んでいいの?」「え、これくらい私できるけど?」って。上司にも秘書がいるから、面倒ごとは秘書に頼めば良いよって言われたけど、「頼むほどのことなくない?」だった。
あと残念なことに、「この仕事、この人に任せるより自分でやった方が早いな」って思ってしまったり、「なんでこんなことできないの?」って相手を責めそうになったり、自分の心の狭さを自覚した。
そこからは少しずつ、仕事を振ろうとした。自分がやれば早いじゃなくて、この人ならできると思うこと、たとえできていなかったとしても、教えれば済むこと、教えることを面倒だと思わないこと、教えることでこの人の成長に繋がること、そんなふうに自分に言い聞かせた。

傾聴力がほしい


私は元来争い事は嫌いなので、日本にいるときは何かしら意見を言い合う場でも比較的受け身になることが多い。
私は◯◯だと思う。私はこうは思わない。なんて意見をする方が稀だった。なのに、協力隊でここマラウイに来てからはどうしても自分の主張が強くなってしまう。日本語のような曖昧な言語でなく英語に頼ってるからなのかこの原因は分からない。

プロジェクトメンバーで何かしら話し合いをしないといけない時など、どうしても自分の主張が強くなったり、相手が全てを話す前に遮ってしまうことが多々あった。
これに関してはまだまだ改善しなければ、なので、2023年に気をつけて取り組みたいこと。
傾聴力、アサーティブ・コミュニケーションを心がけたい。

2022年はまだまだ新しいこと、慣れないことが多くて、慌ただしく1年が過ぎていった。2023年は去年の反省を踏まえて頑張りたい。


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