スヌーピー・ファミリーとアメリカ算数史
数学史の書物はいっぱいあるなかで
昨日(厳密には今日の午前深夜、つまり就眠前)この本を読み切りました。
これがなかなか読ませる。日本語訳がとても自然で、日本人著者による著作かと思ったほどです。改訂版の邦訳が2018年に刊行されているそうなのでそちらもいずれ読んでみたいところです。
私が読んだのは全5巻のうち最終巻です。19世紀から20世紀前半にかけて、つまりガウス複素数からコホモロジーまでを、いろいろな数学者たちの裏話も交えながら、軽快にして本格的な数学史が語られて