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ぼくは毎日こんなことを考えている

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ぼくっ子キャラで行きます。
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記事一覧

ちょいと面白げな音楽分析エッセイが形になってきています。目下デバッグ作業中。文筆の才能は、最終的にはSEのセンスと重なる気がする。

KK
3日前
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情報の集積地が物理的に決まっていた時代がとうに過ぎ去って、ウェブ検索にくわえ対話型AIのおかげで情報格差、自己学習格差が薄れている。エントロピーの急激な増大は個人と文明全体の双方にどんな影響を及ぼしつつあるのか?

KK
4日前
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日本では1985年(昭和60年)に電電公社がNTTとなったのと共に、電話回線が電話以外の使用に開放され、パソコンとパソコンをつなぐホスト局(そう局です局!)が現れました。解説を読んでいて閃くものあり。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%89%E3%81%AE%E6%A0%B9BBS

KK
5日前

寄稿を考えているネタ

5月 セクシー田中事件報告書 中学入試用算数 出題者の狙い BBCへの旧ジャニーズ事務所へ…

KK
10日前
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コロナ禍の『こち亀』最終巻

地元図書館に「こち亀」単行本があったので、順に借りて読んでいます。 もしかして全巻あるの…

KK
10日前
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書評『ゲーデル 不完全性定理』(岩波文庫)

ゲーデルですゲー出る。映画で話題のオッペンハイマーが「人間知性の限界を示した定理」と大間…

KK
2週間前
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天才数学者たちはコンピュータ誕生を予想しないまま予言していた

ゲーデルという名前は、多少でも数学啓蒙書を楽しんだことのある方なら目にしたことがあります。 そうであれば「不完全性定理」の名も、やはり目にしていると思います。 この定理の啓蒙書も、いくつか刊行されてきました。しかしこれがどういう時代の精神や、数学史的な文脈より生まれ生じたものなのか、数学者ダフィット・ヒルベルトの思想遍歴より探っていったのが、この本です。 ゲーデルによる論文の全訳と、その解説。解説編のほうが本体という、摩訶不思議な文庫本です。 この訳者解説を今、再読し

中学以来、縁の途切れていた『こち亀』を読んでみて (第200巻と188巻)

いわゆる『こち亀』を先日、地元図書館で借りてきました。 第200巻です。かなり分厚いです…

KK
3週間前
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背伸びはひとを育てる

とりわけ数学は、どうやって難問を解くか(または作るか)で能力が判定されるところがあって、…

KK
1か月前
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少年ジャンプでバナッハ空間を語ろう

百年前の最先端とはいえ、現代の目で見てもけして易しくはない、当時の最高知性たちの死闘をテ…

KK
3か月前
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私が鳥山先生なら、とうにペンを投げていると思う

「ドラゴンボール」の単行本が地元図書館にあるので、時々二巻ずつ借りては読み飛ばしています…

KK
3か月前
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コンロの油拭きとかは、かつては重曹やクエン酸で薬品を調合して吹きかけてしばらく寝かせてから拭き取るものでしたが今はウェットティッシュで拭いて捨てれば済んでしまいます。「調合する」「待つ」「洗う」を「拭きとって捨てる」に統合してみせたのは大発明です!

KK
3か月前

改稿作業中。自分の伝えたいことを簡潔明瞭なことばに置きかえていくのは本当に難しい。ときどき仮想読者に向かって「このくらいどうしてわかんないの?」と問い詰めたくなる。同時にもうひとりの私が耳うちしてくる。「バカでも分かるようにしてあげるのも私たち選民の務めなのよ」

KK
3か月前

共通テストの英語問題がいきなり難化したそうだけど、2020年度より小学校英語が正規課程化して中高でのカリキュラムも旧課程に比べて一年半ぶんは底上げされてきたことを思えば、その最終工程である大学入試一次で英語問題が難化されたのも、国の方針としてはそうなるよねってところかな。