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U30中四国代表の起業家としてピッチをして、固まった決意。〜学校をつくります。〜

2024年3月3日にTokyo Innovation Baseで開催された「IMPACT SHIFT」

650名を超える参加者が集まるこの素敵なイベントの中で、
「10年後の社会に必要とされる社会インフラとなりうる法人」として無花果グループは選定いただき、U30中四国代表起業家としてピッチをしてきました。

IMPACT SHIFT当日の様子は、↑よりご覧いただけます。
本当に熱量高く、温かなイベントでした!
運営をしてくださった皆様、本当にありがとうございました!!!!

サムネ、かっこいい…。

そんな中で、上の画像の「NEXT IMPACT PITCH」にてこの度登壇をさせていただきました。この登壇を通じ、私自身覚悟が決まった感覚があり、今の気持ちを文章で残しておきたいと感じnoteを綴っています。

日本における“よい教育”の北極星であり続ける。

そんな想いのもと活動をしている私たちが思い描いている未来。
その未来を「無花果のこれまで」も綴りながらおとどけします。

ーーー
ちょこっと先回りして。

私たちはこれから、
民主主義の土台としての公教育の原理を未来にとどけ、「自由の相互承認」と「一般意志」がより多くの人にとっての「人生の北極星」になった社会をつくっていくために、学校(学校法人)をつくります。

その未来を一緒につくってくださる方がいらっしゃいましたら、まずはぜひPhilosopher's Future Statement Projectに参画いただくところから関わっていただけますと嬉しいです!


これまでの、無花果の軌跡

ここでは簡単にですが、これまでの無花果の軌跡を綴ります。

教育の本質“よい教育”を体現し、温かくとどける。

これが私たちの理念です。

2021年の夏よりフリースクール(無花果もえぎ)を始め、その後2022年4月より無花果高等学園を開校。

一軒家からスタートをした教育事業も、今では小学生から高校生までの合計60名以上が学び合う空間に発展をしていきました。

NPO法人・株式会社の2つの法人で運営をしており、
義務教育期間の子ども達に対しては無償で教育をとどけていく取り組みもしています。

こうした取り組みの中で見えてきたのが、経済合理性の中での限界でした。

「不登校だと幸せになれないのかな?」
そんな子どもの声から始まった無花果。

例え無花果がいなくても、きっと10年後には今よりよい教育制度はできているかもしれない。でも、その10年間子ども達は置き去り。

例えば今10歳の子は、その時にはもう20歳。
その子が「生きたいように生きられなかった10年間」を過ごして20歳を迎えるのか、それとも「学びたいように学べた10年間」を過ごして20歳を迎えられるのか。

きっとその差は大きくて。
もしその子に“よい教育”をとどけられることで、その子が紡ぐ未来や物語が少しでもよいものになるなら…。
世界はきっとより素敵なものになりますよね。

こんなに素晴らしいことはないですし、しかもそれは、自分たちが資本主義的なリスクを負えば実現していけるものだと確信をしました。

こうした想い・背景のもと、エンジェル投資家からエクイティファイナンスによる資金調達を実施し、無花果は活動を広げていくことができました。

イグジットを前提としない資金調達。
投資家の皆様には、同じ未来を見て一緒に事業をつくっていただけているという感覚もあり、私たち自身とても嬉しく、そして心強く感じています。
(もちろん、イグジットを最重要目標にしていないという意味で、イグジットを全く見ていないなどというわけではありません。)

そうして今日まで、拠点を広げたり、上場企業さんと一緒にスクールをつくったり、大学や文科省と一緒に事業をしたりと、本質的な活動をし続けていくことができました。

小田急電鉄さんとの共同事業
文科省や、大学との連携事業


これから紡いでいく未来

冒頭でお伝えをした通り、私たちはこれから学校(学校法人)をつくっていきます。

厳密にいうと、私たち無花果が運営をしているフリースクールや通信制の学園は「学校(一条校)」ではありません。

(※)「一条校」とは、学校教育法第1条に定められた学校の種類のことで、 小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学、高等専門学校、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園の10校を指します。

私たちはこれから、学校(一条校)をつくります。

“よい教育”をとどけていくための「ソフト面」は体系化できてきました。
なので次は「ハード面」も備えた“よい教育”をつくっていきます。

そして、民主主義の土台としての公教育の原理を未来にとどけることを通じ、「自由の相互承認」と「一般意志」がより多くの人にとっての「人生の北極星」になった社会をつくっていきます。

「教育哲学の原理を底に敷いた学校」が日本にできる意味は果てしなく大きいと感じており、これから私たちはそこに、言葉どおり命を注いでいきます。

>私たちが大切にしている教育哲学・原理などに関しては、以下のメンバーシップにて綴っておりますので宜しければご参加ください。
(初月無料ですので、ぜひ一緒に頑張っていこう!という気持ちで入っていただけますと嬉しいです!)


「私たちが」という想い

ピッチ終了後、審査員のDOGAN betaの渡辺麗斗さんから以下の旨の言葉をいただきました。

「無花果がいなくても数年後にはよい教育制度ができるかも」と言っていたけど、きっと自分達がいるからこそよりよい世界ができていくって思っているんじゃない?本音を聞かせて。

…あぁ、本当にその通りだなって感じました。

人類の長い歴史の積み重ねの上に私たちはいて、すべてはその土台の上で発露をしている。そんな人類のバトンリレーの中に私たちはいて、「私たち無花果」が主体というよりも、このバトンを「同じ世代のみんな」で未来に繋いでいる…という感覚が自分の中であって。

でも、この渡辺さんからのコメントをもらった時、
「無花果として『私たちが』北極星を示したい。その旗を掲げたい。」
って心から感じていた自分に気がつきました。

謙虚の中にも、エゴがある…みたいな。
「自分達」だからこそ、たくさんの方々と一緒によい未来をつくっていけるんだ…みたいな。

きっと、私たち無花果が存在しているからこそよりよい世界はつくられていくって心から信じている自分がいるからこそ、この想いを大切に燃やしながら、取り組みを深めていきます。


「経営者っぽい顔になってきた」と伝えてくださった、SetouchiStartups(瀬戸内VC)の藤田圭一郎さんのコメントがすごく嬉しかったので、そのコメント時の映像を最後に載せてこのnoteを終わらせていただきます。


たくさんの応援をありがとうございました!



さいごに 〜一緒に未来をつくっていきましょう〜

2024年3月現在無花果のHPは改修中なのですが、新たなHPには教育について想いをもたれている方々の存在・声をたくさん集めていきたいと感じています。

この声が未来をつくっていく力になりますので、宜しければぜひStatementをいただけますと嬉しいです!

また“よい教育”をつくり、とどけていくために、現在書籍化プロジェクトを進めております!
こちらは先ほどお伝えをしたメンバーシップにて取り組みを公開しておりますので、宜しければぜひご参加いただけますと嬉しいです!

それではまた!
引き続きよろしくお願いいたします!!

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