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今年卒業する彼女から受け取っていたもの。

2024年3月16日。
無花果の卒業生が出演をする卒業ライブに参加をしてきました。
卒業ライブといっても、無花果の卒業ライブではなくて。
生徒が以前所属していた高校の音楽部主催の卒業ライブでした。

この卒業ライブに参加をした時間が本当に素敵なものだったので、気持ちを残しておきたいなって意味も込めてnoteに記しています。

久々のライブでワクワクです…!

彼女にとっての高校生活

ライブに出演をしていた彼女は、高校3年生のタイミングで無花果に転入学をした生徒でした。
音楽がとっても大好きで、ピアノを1日中弾いたりしているような子で。

「転学して高校を変えること」自体は高校2年生になった時の頃から考えていたようなのですが、「音楽部が好きだから」という理由で、なんとか高校を変えることなく卒業を目指せないか…と悩んだり考えたりしていました。

たくさん悩んだ末、大好きな音楽部がある高校を辞めることを決断し無花果に入学をした彼女でしたが、音楽部は高校生活最後までずっと、彼女の近くにありました。…その温かさに直接触れられ、僕自身本当に温かな気持ちになりながらライブに参加をしていました。

無花果に入学後も、彼女はずっと音楽部と関わりながら高校生活を過ごせていました。
今回の卒業ライブはもちろん、これまでのライブにも音楽部の生徒として参加をする1年間を過ごしていて。

…これって、きっと当たり前のことじゃないと思うんです。

高校を変えても、前の高校での繋がりを大切にできていて。
「在籍生徒ではなくなった」という大人側の事情などに影響されることなく、彼女は繋がりたいかたちで前の学校とも繋がりながら、送りたいかたちで高校生活を過ごせていて。…そこにはすごく、温かな関係が広がっていて。

学校を変えるって、本当に大きな決断だったと思うんです。
心から納得ができているかと聞かれると、きっとそうじゃない心情の瞬間も多かったと思っていて。
でも「学校が変わっても、変わらない関係性でいられるよ、いようよ」って伝え合えている関係性がそこにはあって。
本当に本当に素敵だなって、僕自身ずっと感じていました。


寂しさと、ありがとうと。

ライブ中「転学先の学校でも素敵な出会いがあった」って旨の彼女の言葉があって、僕自身ちょこっと恥ずかしさと嬉しさを感じて。

でもやっぱり彼女に伝えたいのは、これまでの彼女の鮮やかな人生に触れさせてもらっていたのは、むしろ僕たちの方だよ、ありがとうってことだなって心から感じたんです。

ありがとうって言葉を僕たちが伝えたい気持ちを持っていて、だから逆にありがとうって言われたらなんか困っちゃう…みたいな笑

上手く言葉にできないところもあるけど、一緒に過ごせる1年間をもらっていたのは僕たちで、彼女がいたからこその感情や体験を僕たちはたくさんたくさん受け取っていて。

ありがとうと寂しさが同時に込み上げてくる…みたいな感情です笑
彼女と、そして彼女たち卒業生と過ごしていた時間って、本当に僕にとって宝物だったんだなって、今すっごく実感しています。

ありがとうって気持ちに自覚的で在りたいっていつも感じているけど、それでも足りないくらい、僕はたくさんのことをみんなから受け取っていたんだなってより実感してきて、なんかいますっごく寂しい気持ちです笑。

これからも。

今年、無花果では20名近くの生徒が卒業をしていきました。
(…やっぱり、寂しい!笑)

でも、卒業したからって何か関係性が変わるわけじゃ全くなくって。

もしみんなが、また無花果とちょこっとでも関わりながら時間を過ごしたいなって感じた瞬間があったとしたら、僕たちは「ありがとう!大歓迎だよ!」って伝えたいなって気持ちに溢れています。

実際今年の無花果の卒業生の中には、卒業後も仕事を一緒にしながら関わり合っている生徒もいますし、仕事だけじゃなくて、4月から通信制大学との提携も決まったので「大学生活」を一生に過ごしていこう!という未来も一緒につくっていける環境にもなりました。
(仕事とか大学とか関係なく、ずっと遊びにきてくれている生徒もいます!笑)



来年度も、高校生だけでも新たに20名近くの生徒が無花果に入学をされる予定です。

生徒1人1人から、僕たちはたくさんのものを受け取っている。
感謝なんてしきれないほど、素敵な瞬間をいつも受け取っている。

そんなありがとうをスタッフみんなで大切にしながら、これからも無花果に関わる人全員にとっての素敵な無花果を、温かくつくっていきたいなって心から感じています。

こんな大切な気持ちに改めて気づかせてくれた、ライブに出演をしていた彼女には、さらに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にファンになっちゃうレベルでめちゃくちゃかっこよかったし、ライブに参加をできて新たな魅力にも触れられて最高でした!(ってか、もうファンです笑)

彼女自身にたくさん詰まっている魅力が、これからもそのままに温かく世界に届いていくと嬉しいなって想いを最後に記して、noteを終わりにしたいと思います。
すごくおこがましいかもだけど、彼女のそのままの素敵さを知っている1人の人として、これからもずっと、彼女の未来がより素敵なものになっていくことを心から願いながら、締めさせていただきます。

最後まで読んでくださりありがとうございました!
ではまた次回のnoteで!

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