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#04 脱線していませんか?

文章や企画書を書くのが下手な人、打ち合わせが下手な人は、とりあえず、脱線しがちである。脱線するのは全然悪くない。しかし、脱線していることに理解していないことが罪である。今回は、脱線しない簡単な方法を述べる。

まず、ゴールを決める

何度も言うが、物事のすべてにおいて漠然とゴールが必ずある。ないものは正直、すべてが偶然である。それは、ただの偶然。何のスキルでもない。その偶然に頼ると結果として、バットをただただ振るだけの人生になる。そんな無駄な時間は好きなだけ時間が暇な人がやればよい。(たまに野生の勘で偶然ヒットを生む人がいるけれど、想定外のヒットの場合は、中々伸び悩む人が多い傾向)

まず、何をするにもゴールを決める。これはすべての約束である。人と何かをする際の、条件の一つ。仕事にはゴールがある。電話をするにしても、打ち合わせをするにしても、資料を作るにしても、制作をするにしても、すべてにゴールを設定する。何が達成されれば、それを完了と言えるのかのゴールを設定する。

(余談だけど、電話をする際に、メモとペンを用意していない人間ってシンプルに嫌い。わがままの極み。)

時間もしくは期限を決める

そして、時間を決める。もしくは、期限を決める。結論から言うと、区切りがあるだけでいい。ただ、ゴールがあってもいつまででいいよでは緊張感がない。いつまでにゴールするのか、時間を設ける。それが、打ち合わせならば、打ち合わせの終わり10分前には確実にそのゴールにたどり着くように誘導する必要がある。たまに何も考えずに、ただ集まってただ話して、意味もなく雑談をする人がいる。雑談が無駄とは言わないから、ゴールに関係する雑談をすることが重要。例えば、みんなが緊張しているならば、緊張をほぐす雑談であったり、チームの仲がよくないならばチームのそれぞれの自己紹介をするなど。決して間違えても、自分の過去の武勇伝とかを10分も話さないように。誰もあなたの武勇伝には興味がない!

アジェンダ、もしくは設計図を作る

そしてさらに重要なのが、ゴールを設定した際に、それに達成するまででの道筋を見積もること。この見積もりがクオリティに関わる。打ち合わせであれば、アジェンダを絶対に作成する必要がある。なぜ、アジェンダが必要なのか、それはアジェンダを作ることで実は議論する必要がないものやまだ考えなくて良いことが多々わかることができるからである。そして、足りないものが明確にわかる。アジェンダはいわば、料理でいうレシピのようなものである。材料と作り方である。材料とステップさえわかれば、あとは個人の裁量で調理すればいいだけである。正直、アジェンダを作る段階で自分で解決することができる課題がわかる。それはやってしまった方が早い。それで解決できないものをアジェンダに組み込むのが大事。

アジェンダがちゃんと作れる人間は、「仕事ができる」。これは1000%確実である。逆にアジェンダが作れない人というのは、「仕事ができない」もしくは、「他人が何かしてくれるだろう」という人任せな人間である。広告業界ではよく何を話すかもわからずに「とりあえず打ち合わせ」が多い。これは本当に悪き文化で、代理ということをよいことに、「丸投げ」が定着した結果起きている現象である。

誘導し、タイムキーパーをする。

そして最後に重要なのは、ゴールへと繋がる誘導することである。話が脱線しても、誘導された脱線であればそれは脱線とは言わない。計画的運行である。ゴールへとつながる導線設計だけしっかりしておけば、基本的にどんなに話がずれて盛り上がろうが、ためになる過程となる。

全てを掌握することが重要。

終わりに

本日のプンプンメモはこれにて以上です。

このやり方は正直、すべてに通じる考え方です。これができるだけで、時間が見る見る増えて、質がよくなってきます。そして、私がプンプンすることがすくなくなります。それってウィンウィンな関係ですよね。



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