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暑い夏にピッタリ!美味しいビールが飲めるブルワリー巡り(その1:東京・小田急線沿線編)


気軽に行けるブルワリー巡りのすすめ


僕は3年前からクラフトビールを醸造しているブルワリー巡りを始めて、これまで関東と関西地区を中心に約50箇所のブルワリーを訪れました。現在、日本国内には大小約800のブルワリーがあり、生きてる間に全部回りきれないなーと思いつつ、美味しいビールとつまみを求めて探索する日々が続いています。

なお、僕が巡っている場所はブルワリーなので、クラフトビールを醸造している工場に併設されているタップルームを基本としています。

周囲の方々にブルワリーと伝えると、地方をイメージされる方がほとんどですが、都内にもマイクロブルワリーは増え続けており、週末に気軽に電車で巡ることも可能です。

そこで今回は僕の友人達にも好評だった、東京都内の小田急線沿いにあるブルワリー巡りをご紹介したいと思います。(営業時間はブルワリーによってまちまちなのでインスタなどで確認してから訪問することをおすすめします)

1.まずは新宿でビールを飲みながらランチ(滞在目安12:15-13:30)

12:00に新宿駅を出発。まずは南新宿で下車し、ワイワイジーブルワリー&ビアキッチンでランチ。

ワイワイジーブルワリー&ビアキッチン

ここは1階のバーでは現地で醸造したオリジナルビールやゲストビールをドラフトで飲むことができます。また7階にはアメリカンフレンチを出すダイニングを構えているためランチでもディナーでも、ビールと共に美味しい料理を楽しむことができます。(1階でも軽食をオーダーすることは可能)

定番の新宿ペールエールは濁りの無い柑橘系アメリカンホップなビールでランチにはぴったりなビールです。他にも麦の香り満載な代々木アンバーエールや柑橘とホップな苦みが効いた渋谷IPAなど個性的なビールがラインナップされています。

〒151-0053
東京都渋谷区代々木2丁目18−3

Instagram
@y.y.g.brewery_and_beer_kitchen
https://www.instagram.com/y.y.g.brewery_and_beer_kitchen/

2.経堂駅で下車してマイクロブルワリーをパッとはしごする(滞在目安14:00-15:00)

経堂駅では小規模醸造をやっている2箇所のブルワリーをパッパッとはしごて楽しみましょう。

後藤醸造

東京農大を卒業した夫婦がこだわりの素材で造る「できたてビール」がコンセプトのお店。定番の経堂エール以外にも季節ごとの限定ビールとゲストビールを数種類を取りそろえています。お店は15名程度の立席のみですのでパッと入って、パッと飲む感じに向いています。

〒156-0052
東京都世田谷区経堂2丁目14−3

Instagram
@gotojozo
https://www.instagram.com/gotojozo/

暁ブルワリー 東京ラボ

2016年東京都世田谷区で自然栽培農の生産者の果実や野菜を用いた健やかなビール醸造を目指して誕生、そこから2020年に岩手県八幡平市で暁ブルワリー八幡平ファクトリーを開業し、「人に自然にやさしく」をコンセプトに地熱発電と天然鉱泉水で醸造したオーガニックビールをつくっています。東京ラボで醸造しているのは1種類ですが、八幡平で醸造したビールも販売しています。4人座れる席が2つのため、こちらも1〜2杯飲んで次へ向かう感じになっています。

〒156-0052
東京都世田谷区経堂2丁目13−14 ハイツM

Instagram
@akatsukibrewery.tokyolab
https://www.instagram.com/akatsukibrewery.tokyolab/

3.祖師谷大蔵駅で下車、ウルトラマンの町でウルトラなビールをいただく(滞在目安15:30-16:30)

祖師谷大蔵駅周辺にはかつて、円谷プロダクションの本社やウルトラシリーズの撮影所だった美セン(東宝ビルト)があり、特撮の神様円谷英二も住んでおり、今もウルトラマンのゆかりの地として多くの人々が訪れています。

そんなウルトラな街にはウルトラなブルワリーが2つありますが、僕のおすすめは「riot beer」です。祖師谷大蔵駅から北側に向かい住宅街を10分ほど歩いた場所にあるマイクロブルワリーです。

riot beer

「riot beer」はマイクロブルワリーにもかかわらず、常時オリジナルビールを10タップほど取りそろえており、Sour、White、、Saison、Porter、Pale Ale、IPAなど、多彩なビールが特徴的です。
また季節に応じてランナップを変えるなど、飽きの来ない工夫をしています。

〒157-0073
東京都世田谷区砧5丁目11−10

Instagram
@riotbeerbrewing
https://www.instagram.com/riotbeerbrewing/?hl=ja

ちなみに祖師谷大蔵駅改札を出たがガード下にも祖師ヶ谷ビール工房がありますので、時間のない方はこちらを訪問するという手もあります。

祖師ヶ谷ビール工房

〒157-0072
東京都世田谷区祖師谷3丁目1−7 小田急マルシェ 内

4.最後は狛江の街を散策しながらディナーへ(滞在目安17:00-20:00)

ここまで来るとかなり酔っ払っているはず(笑)。余裕がある方は和泉ブルワリーでIPAをキュッと飲んで、地元の方々とビールについて語り合いましょう。そして最後のグランドフィナーレのディナーのために籠屋さんへタクシーで向かいましょう。

Izumi Brewery/和泉ブルワリー

和泉ブルワリーは狛江駅から南東に徒歩10分程あるいた場所にある会社員である和泉さんが始めたブルワリー。なんと有休休暇でアメリカで修行に行ったという驚きの方です。Izumi Breweryが本格始動したのが2018年、そこから地元の方々に愛されるブルワリーとして常時10〜12種類程の様々なスタイルのビールを提供しています。IPA多めなのはビール好きとしては嬉しい限り。

〒201-0003
東京都狛江市和泉本町1丁目12−1−101

Instagram
@izumi_brewery
https://www.instagram.com/izumi_brewery/?hl=ja

KAGOYA BREWERY

籠屋ブルワリーは狛江駅から徒歩だと30分程度の場所にあるレストラン併設のブルワリー。明治35年に籠屋商店としてスタートし、屋号にもある籠編みから始まり、時代の移り変わりとともに、食品や酒、たばこの取り扱いを始めてきました。1990年代からは全国から選りすぐりの日本酒を専門に扱う酒専門店秋本商店を設立。2017年にお酒と料理の相性を追求する発酵レストラン「籠屋たすく」と、日本人がほこる日本のビール造りを追求する「籠屋ブルワリ―」を併設したそうです。ここではディナーをしながら料理に合うビールや日本酒を楽しむことができます。貴重な狛江の小川農園で採れたホップを使用したGolden Aleやモルトの甘みとホップの香りが調和した飲み飽きないHazy IPAがおすすめです。

〒201-0016
東京都狛江市駒井町3丁目34−3

まとめ

いかがだったでしょうか?小田急線沿線だけでもこれだけ多彩なブルワリーが存在していることを知らなかった方も多いのではないでしょうか?

ぜひお休みの日にご家族や友人と小田急線沿線のブルワリー巡りの旅に出かけてみてください。

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