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20171013社説から見る現代日本

おはようございます。

本日は読売の「衛星みちびき 日本版GPSを有効に使おう」をオススメに。

2010年9月11日に初号機が打ち上げられ、今年10月10日に4号機が打ち上げられました。

衛星からの電波によって位置情報を計算するシステムを現在は、米国のGPSに頼っています。

GPS衛星だけでは安定した高精度測位を行うための衛星数が不足していますが、GPS衛星は米国が運用しているため、アジア・太平洋地域における数を日本が任意に増やすことはできません。

今後ますます位置測定システムが重要となっていく中、米国のGPSに加えて、日本がみちびきを使った日本版GPSにて補完することで精度を上げていくことができます。

2018年度に日本版GPSは4期運用体制に入り、2023年度をめどに7機体制とし、都市部や山間部を含めて正確な位置情報が得られることを目指していきます。

以下、読売社説からの引用です。

「特殊な受信機を使うことで、誤差6センチ程度の高精度の測位もできるようになる。災害時に威力を発揮することが期待される。被害状況の迅速かつ詳細な把握は、効率的な救助活動につながる。

 ドローンによる宅配や、周辺の作物を傷つけないように自動走行する農業機材への導入も考えられる。過疎化が進む山間部などでは、大いに役立つのではないか。

 公的な研究機関や大学、企業が様々な実証実験を行っている。進歩が著しい人工知能(AI)や高速通信技術などと融合させて、新たな事業を開拓したい。

 みちびきが上空を通過する東南アジアやオーストラリアなどでもビジネスチャンスはある。市場を拡大するためには、廉価な対応機器の量産が欠かせない。」

<社説一覧>
日経:世界の取引網揺るがす神戸製鋼の改ざん/与野党は同じ土俵で議論を
http://www.nikkei.com/news/editorial/

読売:政治姿勢 国民の疑念には真摯に答えよ/衛星みちびき 日本版GPSを有効に使おう
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/

産経:姉妹市の慰安婦像 友好損なう捏造を許すな/森友・加計問題 説明責任は選挙後も続く
http://www.sankei.com/column/newslist/editorial-n1.html

毎日:日本の岐路 エネルギー政策 原発依存からの出口は/沖縄米軍ヘリ不時着事故 基地集中の理不尽さ再び
https://mainichi.jp/editorial/

朝日:衆院選 安保法と憲法9条 さらなる逸脱を許すのか
http://www.asahi.com/news/editorial.html

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