今田健太郎／1mada
だいたい毎日書く日記です。その日、木刀で素振りをしたかどうかも書いていますが、基本的にはしません。
日記以外の文章を雑多につっこみました。エッセイ風、小説風、論文風、食べ歩き風、風風（かぜふう）など。
脚本を書いた映画『魔法少年☆ワイルドバージン』公開前の10日間ほどを綴ったスぺクタル青春絵巻です。
noteをご覧のみなさんこんにちは。 今田健太郎と申します。 Hello to all note readers. My name is Imada Kentaro. 自己紹介改めてはじめまして今田です。家でじっとするかたわら、トリコロールケーキという劇団で脚本や演出などをやってます。これまでは１年に１回か２回のペースで舞台公演を行ってきました。この先はどうなるんでしょう。 今田個人の詳しい活動歴はこちらのサイトからご確認ください。コロナ禍、みなさんの調子はどうですか？
どうも今田ですおひさしぶりです。しばらく前にこちらのアカウントでの更新は停止し、以下のアカウントを運用しています。新しく始めたポッドキャストの公式アカウントです。今田個人のアカウントのような顔で使っていきますので、フォローをお願いします！
今回のお題：演劇＆爆弾 --- 「昇ったら降りる。人生と同じさ！」 その声で目を覚ますと自分の部屋だった。声は自分のものだった。俳優生活八十年。こんなふうに自分の声で目を覚ますことがいまもよくある。夢の中でも稽古をしていたのだろう。昼間もしたというのに、まったく幸せなことだと田辺は思う 一階に降り、キッチンで水を飲む。 いよいよ明日から引退公演『昇降』が始まる。ロシアの作家ラーロフの遺作。主人公の青年コザフは田辺にとって初めての「当たり役」だった。あれから八十
▼2021年6月18日～6月24日みなさんおつかれさまです。 粒々辛苦の１週間、いかがお過ごしでしたか。 今週も木刀素振り日記をお届けします。 6月18日／「ワイシャツを捨てる」金曜 ◆その日、わたしは血に染まったワイシャツを捨てようとしていた。特に事件性はない行為だった。だってかつて舞台衣装として使ったものだ。侵入者に腹部を刺された夫婦が朦朧としながら「おまえがきちんと施錠していなかったのが悪い」「わたしは締めた。そっちが開けっ放しにしたんだろう」と醜い言い争いをするシー
友達が少ない。それに同意して「わたしもそうなんですよ、７人とかですもん」と答えた相手を船の上から海に突き落としたこともある。 少し前に引っ越した。郊外の、なんのへんてつもない集合住宅のひと部屋だ。住みやすい。快適である。引っ越してよかったと思う。 懸念点は、大家が隣に住んでいることだ。 もちろん友達がいないのだから、自宅でパーティーを開いて騒ぐこともなく、まわりの住人に迷惑をかけることもない。かなり手前味噌だが、大家からしても望ましい住人だという自負がある。
コロナ感染を抑えるため社会全体をあげてのテレワークが推奨されている。それはいいが、なにか見落としてはいないか。いや、おそらくみんなもう気づいている。ただ言いにくいだけだ。ならばわたしが言うしかない。それはとても大きな声だ。 尿意。 気持ちが走りすぎてただ「尿意」とだけ書いてしまったが、あるていど伝わったと思う。つまり「テレワーク中の尿意問題」である。 それはテレワーク導入の議論において軽視されていただろう。むしろテレワークになれば自然に解消されると思われていたか
誰も知らない新しい時代に突入した。つまり、ペットボトル飲料にラベルがない時代だ。 これを「ラベルレス時代」と呼んでもいいが、とくにそう呼ぶことでなにかが起きる気はしない。だが呼ぶ。世はラベルレス時代だ。水にも緑茶にもラベルがない。ごみ分別の手間がなくていいし、わざわざ分別されるようなものを作らなくてよくなるからメーカー側も助かるだろう。 ただ、なにもかもラベルレスにしていいのだろうか。たとえば焼肉のタレである。厳密にはまだ完全にペットボトル化はされていないが、いずれ
▼2021年6月11日～6月17日みなさん今週もおつかれさまでした。 この１週間の木刀素振り日記をお送りします。 6月11日／グルコサミンの金曜 ◆このところグルコサミンの通販ＣＭを見ないのはなにか指導が入ったせいなのだろうか。「飲むグルコサミン」にも驚いたが、「塗るグルコサミン」の衝撃はそれ以上だった。どこまでも行ってしまうのではないか。「置くグルコサミン」「見るグルコサミン」ていどでは済まないだろう。最終的には「効くグルコサミン」だ。 ◆終日、木刀素振りせず。 6月1
▼2021年6月4日～6月10日の日記みなさん今週もおつかれさまでした。 この１週間の木刀素振り日記をお送りします。 暇つぶしにどうぞ。 6月4日／手洗いの金曜 ◆自宅用のハンドソープからやたらといい匂いがする。柑橘系でもナチュラルソープでもない、よくわからない匂い。パッケージを捨ててしまったのでもう手がかりはないが、とにかくいい匂いだ。 ◆当然、衛生面から言って手洗いは大事だが、そうではなく、もはや「あの匂いを嗅ぎたい」という理由で手を洗っている。それがたまたまコロナ対策
▼2021年5月28日～6月3日の日記 5月28日／激辛グルメの金曜日 ◆明星食品のカップ麺「宮崎辛麺50辛」がひねりなしに辛い。唐辛子に特有のすぐに来る辛さ。「買ったときからすでに辛かった」と時系列ががぐちゃぐちゃなことを言いたくなる辛さ。「辛麺屋一輪」の味を再現したもので、50辛は店の最高レベルの辛さ「マグマ」にあたるらしい。 ◆と、そのほかの辛さのネ―ミングが気になってサイトへ。そのものずばり「辛さを選ぶ」という項目に６段階の表示があった。 ◆低いほうから順に並べると、
どうも今田です。 今週もおつかれさまでした。 それでは、今週の今田の日記です。 その日、木刀素振りをしたかどうかを書いてます。 暇つぶしにどうぞ。 2021年5月21日～5月27日の日記5月21日／芸術の金曜日 ◆いま住んでいる部屋のトイレに、作りつけの棚がある。便座に腰かけ、自然な体勢でふと視線を上げるとそれが目に入る。まるで名画を鑑賞するようなスタイルだが、そこにあるのは名画ではない。棚である。トイレに入るたび棚を見ている。 ◆棚の中身は予備のトイレットペーパーだ。し
今週もおつかれさまです。 春風駘蕩の１週間、いかがお過ごしでしたか。 木刀で素振りをしたかどうかを記録する日記です。 暇つぶしにお読みください。 2021年5月14日～5月20日の日記5月14日／モータースポーツの金曜日 ◆極太タイヤの自転車を見かけると、いまでも素直に「太いな」と驚いてしまう。情けない。そういうタイプの自転車を見かけだしてもう何年も経つのだし、いいかげん「太いな」は卒業しておきたいところだ。たとえば５台連続で極太タイヤ自転車とすれ違って「５台連続だな」と思
2021年5月13日 ◆日記の修行はきのうで終わり。 ◆道すがらのパチンコ屋にソフトボールをやるのに必要な面積くらいのすさまじくでかい看板がかかっていた。しかも被写体は石田純一。思わず足を止めてしまうほどにでかいし、思わず足を止めてしまうほどに純一。 ◆終日、木刀素振りせず。
2021年5月12日「日記の修行３日目」 ◆７時半起床。軽く雑務。洗濯をフルパワーで。前日食べきれなかった味のなめろうがなめろう茶漬けに変化。度肝を抜かれながら食。再び雑務。昼になる。役所と警察署をめぐって運転免許証の住所書き換えなど。警察署の担当はアーミテージ元アメリカ国務副長官のような人だった。キムチ鍋の材料を買って帰宅。軽く雑務。録画しておいた『はめふら』第５話をキムチ鍋を食べながら観。どんどんおもしろくなってくる。昼間歩きすぎたせいか、いつのまにか寝。 ◆終日、木刀素
2021年5月11日「日記の修行２日目」 ◆前夜早じまいで５時起床。軽く雑務。洗濯・掃除機かけ・ゴミ捨てを渾身の力で。前日から寝かせていたビーフシチューに火を入れるとトロトロに変化した。驚愕しながら食。再び雑務。ひさしぶりに電車に乗。わりと混んでる。Ｓ区でひと苦労。帰りはもっと混んでた。帰宅して「マツコの知らない世界」ギャル文化再興の回を観。ギャルはみな武士のような心意気。すごくいい。『黒い暴動』はかなり事実に即した描写だったことがわかる。余韻のままなぜか『てーきゅう』４期を
2021年5月10日「日記の修行１日目」 ◆７時半起床。洗濯・掃除・ゴミ捨てを全身全霊で。前日余った豚バラのうす切りとレタスが冷しゃぶに変化して不思議。驚きながら食。よくない話題を電話で聞いて落ち込む。ちゃんとしようと思い、noteをちゃんとする。しばらく雑務。いつのまにか寝。 ◆きょうの素描：システムキッチンの一画はひき出しになっていて、最上段には箸やスプーンが入っている。スプーンがあるからにはフォークもあると思う。ひき出しは縦長のスペースのうちに５区画があり、それぞれサイ
