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習慣の力は侮れない.

皆さんは,習慣の持つ力を体感したことはありますか?

僕はあります.
それは,何かしら特別な資質や才能を備えたものにしか体感できないものではなく,ごく一般的な人たちでも感じることのできるものです.

誰にでも習慣の持つ力は体感することができると僕は言いましたけど,この力はとにかく,じゃあやってみようかってノリで初めてある事柄に取りかかったとしてもすぐには感じることはできません.

たしかに世間では,優れた経歴を持つ人たちが太鼓判のようにして「とにかく始めるべきだ」と僕らの不安な感情を和らげるように,魔法をかけてはくれます.

けれども,その魔法が切れるのもまた早いのです.

最初の方は,慣れない事柄を触り始めて,しどろもどろに取り組んでいる時間というのは脳の中でも普段はあまり活発化していない部分も刺激されているので,ただ退屈な慣れ親しんだことをしている時よりも幾分か楽しいようなワクワク感も多少混じっているためにあっという間な時間を過ごすことができると思います.
(これは,僕に限った話ではなく皆んなも,最初は馴染みの感覚なんて持ち合わせていないのだから慣れる前と,慣れた後での感覚の違いはわかってもらえると思う)

「とにかく始める」ことができたその先が最も重要で,やるか/やらないかは二択問題で能力的なものを問われることはないので誰にだって選べる選択肢ですが,始めた後,つまりは取り組み始めた慣れないことを継続して馴染みのある行為にするまでが難しいということです.

成功者は発言したことへの背景はあまり語らないので,表向きはすごく簡単そうに言っちゃう人も多く,凡人な自分でもひょっとすると...って重わっされることが多々僕にもありますが,彼らはその発言の裏では誰にも負けないくらいに継続し続けることで,もはや当たり前だと言えるほど体に馴染んでしまっているからこそ,「誰にだってやればできる」と言っているのです.

結局のところ,才能の有無を決める決定的な手というのは,

”誰にだってできる,習慣という当たり前のこと”

にあるのかもしれません.

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