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ベトナム/ドンホイからホーチミンへ インターコンチネンタル泊 シニア夫婦の海外個人旅行

 2024年3月1日ホーチミンへの移動日です。
 妻は、相変わらず体調不良ですが、昨日は一日中ホテルで寝ていたおかげで、飛行機での移動はできそうです。
 咳が出るのは、埃か何かのアレルギーか疲れかもわかりません。ぜん息の薬のおかげか、昼間は咳もあまり出ません。
   前回のフエからドンホイへはこちらに投稿済

 ベトナム航空の国内線で、ホーチミンに移動します。ドンホイの空港からホーチミンまで2時間ほどで到着します。

 余談ですが、私たちの年代では「ホーチミン」という名前より、「サイゴン」という名前のほうがしっくりきます。ベトナム戦争が終わるまでは、南ベトナムの首都です。小さいころ「サイゴン陥落」というニュースが流れたことをよく覚えています。

チェックインカウンター

 ドンホイからラオスまでは40kmほどしかなく、路線バスもありますが、シニアには少し冒険になります。今回は、飛行機でラオスに行くため、航空路線のあるホーチミンに移動します。
 旅行の計画時には、バスでラオスに行く方法も考えていましたが、結果的に飛行機にしたことは正解でした。この時の妻の体調では、バスでの移動は難しかったと思います。 

 ホーチミン空港からホテルまでは、配車アプリの「グラブ」で車を呼んで行くことにしていました。
 「グラブ」とは、日本でも4月から一部の大都市で試行される、ライドシェアと同じようなものです。日本では「ウーバー」という会社の配車アプリになっているようです。

 空港の出口で「グラブ」を呼んだのですが、車が見つかりません。
 ホーチミン空港では、「グラブ」のピックアップ場所というのが決まっていて、そこ以外は「グラブ」に乗れないということを知りませんでした。
 近くにいた人に「グラブ」の乗り場を教えてもらい、なんとか車に乗ることができました。 グラブについてはこちら(ウィキペディア)

 ホーチミン空港での「グラブ」の乗り場は、到着ロビーを出てそのまままっすぐ横断歩道を渡り、目の前のショッピングセンターに入ります。ショッピングセンターの1階が駐車場やタクシー、「グラブ」などのピックアップ場所になっています。
 ピックアップの場所に移動して、「グラブ」を呼ぶのが良いかと思います。

インターコンチネンタル

 ホーチミンでは、インターコンチネンタル サイゴンに1泊します。部屋は、クラブラウンジにアクセスできるスイートルームで、67㎡の広さがあります。 

上:居間 下:寝室

 お風呂の中にもテレビが設置されていました。初めての経験です。

浴室のテレビ

 クラブラウンジでは、朝食はもちろん、お茶の時間やアルコールタイムなどで、食事や軽食が提供されます。外食する必要がないので、体調が悪くなっている妻は部屋でゆっくりできます。

ホテルのクラブラウンジ

 体調不良が続けば、最悪ここで旅行を取りやめにすることも考えましたが、ホテルには昼過ぎに着き、すぐに部屋に入ることができました。

ラウンジの軽食コーナー

 近代的できれいなホテルです。食事の種類や内容も多くあり、とても満足しました。

充実したアメニティー

 アメニティーも充実しており、上の写真の右手にある青いボトルは、マウスウオッシュです。
 旅行中にマウスウオッシュがついていたのは、このホテルとシンガポールのリッツカールトンだけでした。
 高級ホテルでランクの高い部屋ですが、ベトナムでは円安の今でもそんなに高い料金ではありません。

 インターコンチネンタルホテルは、IHGグループのホテルです。ホリディインや(ANA)クラウンプラザホテルなどが、このグループのホテルです。
 全世界にあり、ホテルの名前の付け方で高級・中級・普通と分かれています。
 私たちは、このグループのホテルをよく利用します。今回の旅行でも、シンガポールやビエンチャン、成田でも利用します。

 よく利用するので会員登録をしており、現在のランクはゴールド会員です。今回の宿泊は、溜まっているポイントを使うことで無料の予定でしたが、少しの追加料金で、普通の部屋からスイートに変更しました。
 ホテルにより違いますが、ゴールド会員には、朝の新聞がついていたり、フルーツの盛り合わせや特製のお菓子、飲み物などがサービスがあります。

寝室の枕
8種類もあり好みで使うことができます

 ホテルのグループはいろいろありますが、なるべく泊まるホテルのグループを決めておけば、ポイントもたまりますし、優遇サービスもついてきます。
 
 次の日の3月2日は、ラオスに向かう飛行機に乗ります。
 12時に出発する飛行機なので、9時にホテルを出発します。妻はホテルでゆっくりしたおかげで、飛行機には乗れそうです。

 ホテルで「グラブ」の配車を呼び、出発です。
 高級ホテルで、高級なタクシーが並ぶ中、「グラブ」で呼んだ普通の車で出発しました。
 「グラブ」は、運転手との会話も必要ありませんし、料金も行き先を入力した時点で表示されます。気兼ねがないので、東南アジアではいつも利用しています。

プライオリティパス

 ホーチミン空港では、今回の旅行で初めてプライオリティパスを使用しました。このパスは、クレジットカードに付帯しているサービスです。このパスで、ビジネスクラス用のラウンジを無料で利用することができます。

プライオリティパス

 ホーチミン空港では、税関検査を通過後の8番ゲート近くにラウンジはあります。

左:ラウンジ入り口 右:ラウンジ内

 名前はローズラウンジで、入り口の看板にはどんなカードが使えるか表示してあります。(写真の赤丸部分にプライオリティパスの表示)
 ラオス行きの飛行機は25番ゲートで、徒歩10分程度です。搭乗時間まで食事もでき、ラウンジ内でゆっくりできるので、本当に助かります。 
  プライオリティパスとは(ウィキペディア)

 ラウンジでゆっくりし、搭乗時間に間に合うように、出発ゲートに行きましたが、搭乗時間になっても出発時間になっても案内はありません。
 誰も問い合わせもしないし、苦情を言う様子もありません。
 お国柄なのでしょうか。結局、出発予定時間より30分以上遅れて搭乗開始になりました。

 次回は、ラオス/パクセに到着の投稿を予定しています。旅行に出てから37日目です。


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