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マレーシア/クアラルンプールから帰国 シニア夫婦の海外個人旅行とスーパーフライヤーズカード

 3月16日 今回の旅行53日目で、帰国の日です。
前回のクアラルンプールの内容はこちらに投稿済

 Airbnbのマンションから空港に行くには、歩いて15分の場所にあるマスジット・ジャメ駅に行きます。
 この駅はモノレールやMRTの乗換駅です。ここからMRTに乗り換えて、KLセントラル駅に行きます。
 KLセントラル駅行は、5番のMRTに乗ります。料金は2リンギット(62円)と安く、2駅でKLセントラル駅に到着します。

KLエクスプレス

 KLセントラル駅から空港までは、KLエクスプレスに乗って30分で到着です。時刻表通りで、しかも空港までノンストップですので快適です。

KLエクスプレス
同じ路線で各駅停車もあります

 料金は50リンギット(1600円)です。タッチ決済のできるクレジットカード(VISAなど)を持っていれば、切符を買う必要はありません。クレジットカードが使える改札口で、タッチするだけで通過できます。今なら2割引きですので、40リンギットになります。
 改札口では、駅員さんがクレジットカードの使い方を教えてくれるので、心配は不要です。
 空港まではノンストップですが、空港駅は二つあります。ターミナル1とターミナル2があり、ターミナル1に停車し、次にターミナル2に停車します。
 乗る飛行機により、ターミナルが違いますので、飛行機がどちらのターミナルから出発するのかをあらかじめ確認しておいてください。
 私たちは間違えて、ターミナル2まで行ってしまいました。少し慌てましたが、電車は次々あるのですぐに折り返しました。駅と駅の間隔は、電車で2分程度です。

ビジネスクラスの優先レーン

 帰りの飛行機は、JAL(日本航空)のビジネスクラスを予約しています。旅行で最も疲れるのが、飛行機の長時間の搭乗です。エコノミー席では、周りの人に気を使って、トイレに行くのも苦痛でした。会社を辞めたすぐのころは、エコノミークラスで我慢していましたが、いつも苦痛を感じていました。
 最近では、5時間以上の飛行機の搭乗は、ビジネスクラスと決めています。いつの間にか贅沢になり、長時間の搭乗はエコノミー席では我慢できなくなりました。
 クアラルンプールの空港では、ビジネスクラスの搭乗券を持っている人に優遇があります。到着時の税関(入国)検査は、優先レーンを使うことができます。係員にビジネスクラスの搭乗券を見せる必要があるので、飛行機を降りても無くさないようにしてください。長い行列を待つことなく、スムーズに入国できます。同じように、出国時の税関(出国)検査も優先レーンがあります。こちらも長い行列を待つことなく、スムーズに出国できます。

出国時の優先検査レーン
派手な青色のイルミネーションの部分

 入国時の優先レーンは、表示をよく見ないとわかりにくいですが、出国時の優先レーンは、派手なイルミネーションがついているので、すぐにわかります。
 これらの優先レーンがあることは、誰も教えてくれません。私たちも現地の表示を見て初めて知りました。
 前回ANA便でクアラルンプールに行った時には、飛行機の機内でファストパスの配布があり、CAさんが使い方を説明してくれました。
 今回はファストパスの配布もなく、何の説明もありません。帰国便のチェックインカウンターでも、何の説明もありませんでした。JALさんは不親切だと感じました。

 飛行機の出発は22時50分ですが、少し早めに空港に行き、出発までラウンジで過ごします。

クアラルンプールのラウンジ
(JALのビジネスクラスラウンジ)

 成田到着は、3月17日の朝になります。そのまま地方にある自宅に帰ることもできますが、移動ばかりすると疲れるので、成田のホテルに宿泊します。

成田のホテル

 自宅に帰るには、羽田から飛行機に乗るので、羽田の近隣に宿泊するほうが便利ですが、羽田近隣のホテルは、都心に近いせいか料金が高いし部屋が狭いので、気に入ったホテルがありません。
 いつものように成田に2泊して、自宅に帰ります。成田での宿泊先は、クラウンプラザホテル成田です。いつも利用するIHGホテルグループです。
 成田空港からは、無料のシャトルバスがありますので便利です。
 部屋は高層階のジュニアスイートで、エアポートビューです。58㎡の広さがあります。

寝室
右手のテレビ台はベッド方向に回転します
居間 奥の部屋に事務机

 エアポートビューなので、成田空港の離発着がよく見えます。
 4つ星のホテルですが、東南アジアの5つ星ホテルと変わりありません。近隣のイオンモールへの無料のシャトルバスサービスもあります。イオンモールには、ラフィネのマッサージがあるので、このホテルに泊まるときは、いつも受けに行っています。
 東南アジアのマッサージより、料金は高いですが、日本のマッサージは設備もサービスも違うと、いつも感じます。

部屋からの景色
成田空港の離発着がよく見えます

 2024年3月19日 55日間の旅行が終わり、自宅に帰る日です。成田から羽田に移動し、ANAの国内線で帰ります。航空券は、マイルを交換した特典航空券を使いますので無料です。

 余談になりますが、国内で飛行機での移動は、ほぼすべてがマイルを交換したANAの特典航空券を使用していますので、いつも無料です。
 国内の特典航空券は、飛行機の座席に空きがあれば必ず取ることができます。連休などのピーク時を除けば、ほぼいつでも取ることができます。
 しかし、海外向けの飛行機ではそうはいきません。海外向けの飛行機では、特典航空券の座席数の枠が決まっており、その枠が埋まると取ることができません。
 ビジネスクラスの特典航空券ではなおさらです。1年近く前でも取れないことが多々あります。
 海外向けの特典航空券を取るためには、早目に旅程を決めすぐにでも予約をすることが必要です。

スーパーフライヤーズカード

 羽田空港の国内線では、スーパーフライヤーズカードが威力を発揮します。このカードの保有者は、プレミアムシートでなくても同じサービスを受けることができます。

優先カウンターの入り口

 搭乗のチェックイン手続きは、有人の優先カウンターですることができます。最近は無人のチェックインが増えていて、私たちは操作に手間取ります。効率的ではないですが、係員が対応してくれると安心です。
 機内に預ける荷物は、優先タグをつけてもらえるので、受け取り時にはすぐに荷物が出てきます。ターンテーブルの前で、いつまでも待つ必要はありません。

優先チェックインカウンター

 手荷物検査も優先レーンを利用できます。長い行列に並ばなくて済みます。
 優先レーンを通過すると、直接ANAのラウンジに入ることができます。ただ、国内線のANAラウンジは、お酒はありますが食べ物がつまみ程度しかありません。お酒が飲める人にはいいですが、飲めない人には少し物足りない感じです。

ANA国内線ラウンジ

 贅沢を言っていますが、搭乗時間の直前までゆっくりくつろげるのは、とてもいいサービスだと思っています。
 飛行機への搭乗も、優先されるグループ2になります。飛行機の搭乗券には、グループ2と印字されています。後から乗って、手荷物を入れる場所がなくなるということはありません。

 私たちのクレジットカードは、昨年(2023年)の4月からスーパーフライヤーズにアップデートしました。それまではプラチナカードですが、ただのANAカードです。
 
 私たちのように、日常の支払いでマイルをため、無料で飛行機に乗るようでは、縁のないものだと思っていました。
 しかし、2年前にANAからのメールで、スーパーフライヤーズになる条件が変わったことを知りました。飛行機にお金を支払って多く乗らなくても、ANAカードを日常で多く使用する人も、スーパーフライヤーズのカードが持てるようになりました(ライフソリューションサービス)。

スーパーフライヤーズカード

 海外の空港でも、ANAと同じ航空連合のスターアライアンスに加盟している航空会社の場合は、搭乗前にエコノミー席のチケットでも、ビジネスクラスと同じサービスを受けることができます。
 ビジネスクラスと同じチェックインカウンターの利用、ビジネスクラス用のラウンジ利用、優先搭乗などです。
 スーパーフライヤーズに興味がある方は、ANAのホームページをご覧ください。
ANAのホームページ(ステイタス獲得条件)はこちら

 帰宅したら、すぐ次の旅行の計画を始めます。今年の1月に、ポルトガル行きの航空券を購入済みです。
 旅行は9月ですが、計画を立てるのに3か月ほどかかります。計画は主に妻がする係です。
 初めての場所は、現地の様子がわかりません。ガイド本や旅行記・口コミなどを参考に移動方法や宿泊場所を決めていきます。
 計画が出来上がったら、noteに投稿します。

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