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ルアンパバーンからラオスの首都ビエンチャンへ シニア夫婦の海外個人旅行

 ホテルから車で15分ほどの場所に、ルアンパバーンの国際空港があります。2024年3月10日、ラオスの首都ビエンチャンに移動します。
 前回のルアンパバーン観光はこちらに投稿済

 ネットで調べると、ルアンパバーン国際空港には、プライオリティパスが使えるラウンジがあるとなっていました。
 空港内で探すと、ラウンジはあるのですが、「プライオリティカード」は参加していない(使用できません)と張り紙がしてあります。何か事情があって使えないようにしたようです。

ルアンパバーン空港のラウンジ

 ビエンチャンまでの飛行機も、これまでと同じような小さなプロペラ機です。ルアンパバーンからビエンチャンまでは、飛行機で40分ほどです。ただし、出発がまたまた遅れました。
 いつものように、搭乗時刻を過ぎても案内もありません。出発時刻も過ぎたのに、何の案内もありません。
 欧米系の外国人が、ゲートの前に10人近く並び始めました。ゲートの係員に、それぞれ問い合わせをしているようですが、係員もいつ搭乗できるのか知らないようです。
 2番ゲートからの出発で、飛行機は2番ゲートの前に止まっています。当然その飛行機に乗るものと思っていましたが、その飛行機には別の目的地の人が乗り始めました。
 私たちが乗る飛行機は、出発時間から20分も過ぎて、やっとこの空港に到着しました。係員たちは、飛行機から乗客を降ろしたり、荷物を積みかえたりとバタバタ作業を始めました。

到着便で作業する係員

 私たちが出発するゲートは、いつの間にか便名や出発時間が変わっています。並んでいた外国人は、どうすればいいのか戸惑って、右往左往です。
 ゲート案内の係員は、問い合わせに知らん顔です。折り返しの便が遅れているのは、わかっているはずですが、とっても不親切です。
 さらに、いつの間にか出発ゲートは、隣のゲートに変更されていました。結局、なんの案内もなくいつの間にか隣のゲートから、搭乗を開始し40分遅れで出発しました。
 よく事故が起こらないものだと感心します。
 この旅行で3回ラオス航空の飛行機に乗りましたが、3回とも1時間近く出発が遅れました。3回とも案内はありません。

 出発までの話が長くなりましたが、無事にビエンチャンに到着です。

ビエンチャンの空港建物
屋根に特徴ががあります

 空港からホテルまでは、グーグルマップで見ると約4kmです。空港タクシーの料金を見ると、110000キープ(770円)または7米ドル(1050円)です。
 米ドルは持っていましたが、ラオスキープは100000キープしかありません。運転手のお兄さんに相談したら、100000キープにまけてくれました。
 ラオスでは、ほとんどの場合米ドルが使用できます。外国人に対しては、米ドルを基準に値段を決めているのではないかと思えるくらいです。ですので、外国人が出入りするお店の料金は、どれもこれも日本と同じくらいの金額です。
 ホテル代もタクシー代も日本と変わらないか、高いくらいです。外国人相手の商売は、すべてぼったくりに感じます。
 それでもビエンチャンで泊まったホテルは、首都だけあってぼったくりの料金ではありませんでした。

ビエンチャンでホテルライフ

 ここでの宿泊先は、クラウンプラザホテルで5ツ星のホテルです。よく利用するIHGグループのホテルです。
 ツインベッド、トップフロアの35㎡の部屋です。いつものようにクラブラウンジアクセス付きです。このホテルに3泊します。

左:寝室 右:浴室と洗面所

 クラウンプラザホテル ビエンチャンは、東南アジアの高級ホテルとほとんど変わりありません。

プールとジム

 大きなプールがありジムもあります。ロッカールームには、ジャグジーやサウナもついています。違いがあるとすれば、水着用の脱水機と水着を入れるビニール袋、それに化粧水などのアメニティがないくらいです。

ロッカールームとジャグジー

 昨日までの、ハエや蚊が飛びまわっているホテルの状況とは全く違います。

朝食会場

 朝食の食事の種類については、数十倍の多さです。私たちは、クラブフロアにしていたので、朝食以外にも数時間おきに軽食やアルコールの提供があります。

ラウンジの軽食コーナー

 ホテルから1歩も出ずに一日中食べたり運動したりして過ごすことになりました。
 ラオスのお金も使いきりましたし、疲れもありました。ホテルでゆっくりしたことで、妻と私の風邪(コロナ?)もよくなってきました。
 
 余談ですが、ルアンパバーンの宿泊ホテルは四つ星(予約サイトは5つ星と掲載)で、食事も朝食しかついていません。
 お風呂のお湯は、浴槽1回分くらいしかありません。家具類は古くて使えるようなものではありませんし、虫などもどんどん入ってきます。
 ここビエンチャンのホテルは五つ星で、朝食以外にも外食しなくてよいくらいの食事などが提供されます。
 清潔で、お風呂のお湯もいくらでも出てきます。虫など見掛ることもありません。
 宿泊費を比べてみると、ルアンパバーンの宿泊費は、なんとこのホテルの宿泊費のほぼ2倍の値段です。
 需要と供給の関係でしょうか、それにしても驚きの金額差です。
 ルアンパバーンのホテル良い点は、世界遺産の町中にあるので、歩いて街中の観光ができる距離と、静かな環境にあることでしょうか。

 ビエンチャンのホテルで3泊し、2024年3月13日の予定は、タイを経由しマレーシア/クアラルンプールに移動します。当初はタイまではラオス航空で、タイからはエアーアジア航空に乗り換えです。航空会社が違うので、タイにトランジットで入国する計画でした。

 タイからはエアーアジアを予約していましたが、先日(旅行中)突然キャンセル(運航中止)のメールが届きました。
 あわてて別の飛行機を探して、なんとか同じ日にタイ航空の飛行機が見つかりました。
 エアーアジアなどの格安航空だと、このような突然のキャンセルの時が大変です。同じ日に飛行機がないと、ホテルなどの調整が大変です。
 旅行中でなければそんなに問題ありませんが、旅行中ですと予定がありますので困ります。私たちの旅行は、計画時に完璧に予定を立てています。行き当たりばったりの旅行ではありません。余裕ある日程にしていますが、それでも計画に変更が出るとかなりあわててしまいます。

 搭乗予定のラオス航空は、朝早く出発するので、ホテルの朝食を食べる時間がありません。さらにタイについた時点で、乗り継ぎのため一旦入国しなければなりません。
 妻の体調がまだ完全ではないので、ビエンチャンからの飛行機もラオス航空からタイ航空に変更することにしました。タイ航空の出発は昼過ぎなので、出発日の朝はホテルでゆっくりできます。
 同じ航空会社のため、トランジットも楽です。ただ、タイ航空に変更したので、購入していたラオス航空のチケットは、捨てることになります。こんなもったいないことは通常はしませんが、今回だけは特別としました。

クレジットカードが使えなくなる

 私たちのクレジットカードは、私が主契約者で妻は家族カードを使用しています。決済はいつも妻のカードを使用しています。
 インターネットでタイ航空の航空券を購入するため、いつものように妻のカードを使おうとしましたが、オンラインが受け付けてくれません。
 私のクレジットカードで試してみましたが、私のカードも受け付けてくれません。
 VISAカードのセキュリティが予防的に働き、カードを一時的に止めていると思われました。
 カードを使用できるようにするためには、カード会社に電話をする必要があります。
 電話をしようにも電話はありません。メールで問い合わせると、電話で本人確認しないと、ルール上解除はできないという返事です。
 カードが使えないと本当に困ります。別ブランドのカードも持っているので、それを使用するしかありませんが、暗証番号に自信がありません。
 自宅には暗証番号を控えたものがありますが、旅行先にはもってきていません。めったに使わないので、何回か試さなければならない恐れがあります。パニックになって、そのカードも使用不能になれば大変です。
 考え抜いて、カード会社にはメールで、宿泊しているホテルの電話での対応を依頼しました。
 カード会社は了解してくれ、ホテルの電話で国際通話をすることになりました。国際電話の通話は初めての経験ですが、ネットで検索すると、やり方の説明があります。
 初めに少しの英会話が必要でしたが、何とかカードのロックを解除してもらいました。
 
 海外では、カード会社に連絡することも大変です。カードは複数のブランドを用意し、暗証番号をきちんと覚えておかなければいけません。良い教訓になりました。

 次の目的地はマレーシア/クアラルンプールです。Airbnbで予約した、ブキビンタン地区のコンドミニアムに宿泊します。

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