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スリランカほか旅行費用とまとめ シニア夫婦の海外個人旅行 

 2024年1月末から3月末まで、スリランカほか東南アジアを旅行してきました。
 旅行中の個別の内容はnoteに投稿済ですので、ご興味がありましたらご覧ください。
 今回の旅行について、費用やトラブルなどをまとめました。

【旅行期間】55日間
2024年1月26日~3月21日  

【訪問した国と宿泊した都市】5か国13都市
マレーシア:クアラルンプール
スリランカ:シギリヤ、キャンディ、ゴール、コロンボ
シンガポール:リトルインディア、マリーナベイ
ベトナム:ダナン、フエ、ドンホイ
ラオス:パクセ、ルアンパバーン、ビエンチャン
タイ:トランジットのみ

【すべての旅行費用】
 3,012,091円(2人分)※現地通貨は円換算

旅行費用の内訳
「交通費」
 飛行機、鉄道、バス、タクシー
 1,169,619円
 ★交通費の主な支出   
 成田~マレーシア(往復):ビジネスクラス
 マレーシア~スリランカ、スリランカ~シンガポール:ビジネスクラス

「宿泊費(15か所)」
 ホテル、Airbnb
 1,573,146円
 ★宿泊費の主な支出
 ザ・リッツカールトン・ミレニア(スイートルームに4泊)シンガポール

「観光費」
 入場料、マッサージ、ガイド料、チップ
 223,903円

「食 費」
 外食、テイクアウト、食材購入
   26,585円

「その他」
 スマホ用シムカード、洗濯代、お土産
   18,838円

 旅行費は、2人分で300万円ほどになりました。
 コロナ禍の4年間は、海外旅行できなかったため、今回はその反動でいつもより少し長めの旅行になりました。

 なお、一番大きな支出は、シンガポールのリッツカールトンでスイートルームの4泊です。円安のせいでもありますが、高級ホテルはサービスもいいですが、いい値段がします。

 観光費のうち、入場料が結構な金額になりました。どこの国も現地の人は無料かほぼ無料に近い金額ですが、外国人に対しては数十倍以上の金額になります。
 例えば、シギリヤロックの入場料は36米ドル/人(約5600円)ですが、現地の人は日本円で35円/人ほどです。
 ちなみに、2023年のシギリヤロック入場料は30米ドルでしたが、2024年は2割も値上がりしています。

 食費の少なさに驚かれるのではないでしょうか。理由があります。私たちは毎日2食しか食べません。
 ホテルに泊まるときには、朝食付とホテルラウンジのアクセス付きを予約します。
 ラウンジでは、数時間ごとに軽食や飲み物・アルコールなどが提供されますので、2食目はこれで足りてしまいます。
 ラウンジのないホテルでは、ファストフードなどをテイクアウトして食べています。レストランにはあまり入りません。
 Airbnbで予約したアパートなどでは、食材を購入し、部屋で料理をして食べます。

旅行中のトラブルほか

★妻がぎっくり腰になる 
 スリランカのシギリヤで、観光して帰る途中に発症。ドライバーの運転が荒いのと、道路状況が悪かったことが原因。
 急遽、マッサージ屋兼整体院に駆け込む。治療費の一部は、クレジットカードの付帯保険が適用できた。

★列車の1等車を予約のはずが2等車だった
 スリランカのホテルに依頼して、列車の1等車を予約してもらった。しかし、実際は2等車で数時間満員列車で立ちっぱなしだった。
 ホテルにはクレームを入れて、1等車の代金として支払ったお金は、返金してもらった。

★妻と私がコロナ(おそらく)に感染する
 ベトナム滞在中からラオスにかけて、妻が体調不良となった。風邪のような症状でおそらくコロナと思われる。
 コロナワクチンを注射していたおかげかひどくはならず、ぜん息用の吸入器で対応した。妻の発症から3日後には、私も感染し、数日間ホテルでゆっくりした。

★エアーアジアの飛行機が、運航取りやめ
 ラオスからタイへの移動は、エアーアジアを予約していた。しかし、ラオスに滞在中に、飛行機が運航取りやめになったと連絡があった。
 振替される便は、予約日の次の日以降になるため、タイ航空に変更した。どちらの航空会社も、問い合わせがメールでしかできなくて、かなりの時間を費やした。

★クレジットカードが使用できなくなる
 ラオス滞在中に、飛行機の予約のため、ネットのオンライン上でクレジット払いを選択したが、支払いができなかった。
 クレジットカード会社が、不正利用の恐れがあるとして停止をしたことが原因だった。メールでは対応してくれないし、携帯電話も使えなかった。
 急遽ホテルの電話を借りて、クレジット会社に国際電話をかけ、カードの停止の解除をしてもらった。

 それぞれのトラブルの具体的なエピソードは、その都度noteに投稿済です。興味がございましたら、ご覧ください。

【旅行の成果】
 スリランカのお土産店で働いていた、22歳の女の子と妻が友達になりました。名前はとっても長いので、通称ミラちゃんと呼んでいます。

 たまたまトイレ休憩で立ち寄ったお店で、働いていました。トイレに案内してもらう途中で、妻に片言の日本語で話しかけてきたようです。私たちの日本語の会話を聞いて、日本人だとわかったとのことです。
 妻の片言の英語と、ミラちゃんの片言の日本語で、買い物もせず話が弾んだようです。

 妻は英語を勉強していましたし、ミラちゃんは日本語を勉強しています。お互いの利害が一致し、メールのやり取りをするようになりました。
 日本に帰ってからも続いており、メールではなくモバイルメッセージアプリのWhatsapp(ワッツアップ)でビデオ会話をしています。
Whatsapp(ワッツアップ)の説明(ウィキペディア)はこちら

 ちなみに、次の旅行先で予約している、Airbnbのアパートのオーナー(ポルトガル、モロッコ)も、このワッツアップでの通話を希望されています。

 妻とは親子以上に年が離れているのに、友達として対等に話をしています。妻は、毎日のように電話をしています。
 日本とは3時間半の時差があるので、相手の都合に合わせているようですが、会話が楽しくて仕方がないようです。
 ミラちゃんは、週に1回、日本語を勉強するために学校に通っているそうです。
 スリランカでは、スリランカの言葉と英語が公用語になっているようですが、ミラちゃんはスリランカの言葉より、英語のほうが得意だそうです。

 妻の英会話能力は、過去形も現在形も未来形もごちゃまぜだったのですが、ミラちゃんに修正してもらい、少しづつまともになってきています。
 この秋にはポルトガルなどに行く予定ですので、妻が英会話の担当になってくれることを期待しています。

 2か月近くの旅行で、世界遺産は10か所を観光しましたし、いつものように高級ホテルにも滞在しました。今回は、1泊数千円のゲストハウスにも宿泊しました。

 トラブルも複数ありましたが、一番の成果は、スリランカでミラちゃんという友達ができたことだと思っています。

 トラブル時の対応はそれなりに面倒で、その時は慌てます。
 無事対応が済めば、対応自体が話のネタになります。

 トラブルは自分たちで対応しなければなりませんが、現地で現地の人と知り合いになれるチャンスがあるのが、個人旅行の強みです。

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