巣立ちの時を想ふ
独り暮らしは大変である、おそらく。
このシーズンになると、進学や就職で親元を離れる方もいます。初めての土地、初めての職場、初めてできる仲間。新しいチャレンジに若人たちが期待に胸を膨らませる一方、
親の財布はヤセ細るばかり。
厳選した装備とともに、新ダンジョンの攻略をしたい気持ちもわかる。親としても転ばぬ先の杖をGPSとLED付きの最新版にして高速充電のモバ充機能もオプションにしたいぐらいだ。
しかし、昨今の世はモンスター討伐依頼も激減しており、無い袖は振れんというのが悲しい現実。私が所属するギルドでは闇営業が許されず専属となることを義務付けられている。他で狩りができなければジリ貧である。
かといって独立できるほど若くはないし、神から与えられたユニークスキルがあるわけでもなし。まさに八方塞。
ところで、こんな状況を表す素晴らしい日本語の存在を知っているだろうか。たった3文字でこの世の森羅万象をも意味するといわれ、耳にしたものは皆一様に肩を落とし、神から与えられた3文字に同意するというある意味恐ろしい言葉
それが「とほほ」である。
どうにもならないことを、どうにかしようと足搔くことが「生きる」ということだと教わりました。どうにもならないことをあきらめるということは、人の生をもあきらめるということなんです。あれは確か1gouとかいう低俗な詐欺師のセリフだったと思いますが、あんなものでも役に立つものですな。
さて、何やらおとぎ話のようなことばかり続いておりますがそれは違います。これらは現実のことでして、あくまでも実在する人物や団体など関係各所に気を配るあまりに例えが異世界ファンタジーとなってしまった悪い例なんです。たとえ話が過ぎると、史実ノンフィクション強硬派から5W1Hでの報告を余儀なくされそうで今から震えております。
過ぎ去りし、君の優しい嘘
見出しをそれっぽくしただけでございます。気づけばエイプリルフールも終わり、人々が正気を取り戻しつつあります。年々と下火になりつつあるこの行事を懐かしみながら5月を迎えましょう。5月になればもう、それはそれは盛大なお祭りが開催されます。ね?...ね?
生誕祭
ここまでまわりクドイ振りに耐えてきた聡明なnoterたちはすでにお気づきのはず。そうです5月は生誕祭が行われます。そして皆さんは調べるはずだ、5月が誕生日のアイドルや芸能人を。1gouにも推しがいるはずだ、そうに違いない。そうでなくては合点がいかない!いつも正気ではない1gouも実は我らと同じ純朴な平民なのだと。
頭がおかしいと思われるのは大いに結構。だが残念ながら見当違いといえる点がいくつかある。見くびってもらっては困るのだよ私という存在を。推しなどいない、あるのは我が生誕の日のみである!そうだ、そうとも、それでいいのだ、薄々わかっていただろう、さぁ言うがいい!このくだらない話の結末を、自ら発した言葉で締めくくるのだ。
まさに (=ω=)トホホ であると!