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突撃!初見の昼ごはん(定食屋編)

駐車場がパンパンなので
しばらく並ぶことも覚悟したが
店内は意外や広々していた。

今日のランチは地元で人気のある定食屋。

最初に食券を買い、名前を書いて順番を待つ。
待合の席に座り、しばらくして
スタッフの女性から名前を呼ばれた。

(私、全然まだ待てますよ^ー^)の顔で
立ち上がるも、

女性「食券だけもらいまースッ」

1号「・・・・・・ハーィ。」

  食券だけ奪われていった。

所在なさげに待合で立ち尽くしている
サラリーマンひとり
座り直すわけでもなく
トイレに行くわけでもなく
ぼんやりと気が抜けたように
立ち尽くす。


良いのだ。
ランチどきの店内オペレーションは
一度迷いが生じれば即渋滞を巻き起こす。
客が座る前に調理を始めるのがベスト

食後の席の後片付けよりも
新規客の着座から、食事提供までの
スピードを速めることで
「早いッ!いただきますゥ!」となり

1人当たりのテーブル占有時間が短縮され
結果、回転率が上がってゆくのだ。
たぶん。

しばらくして
いや、しばらくしばらく
して

案内されたカウンター席。
コロナ余波だろうか1人のスペースが広く
アクリル板で仕切りがある。
席からは厨房の様子が見える。

本日のメンバーは4名。男性1、女性3だ
厨房専属の若そうなボーイは
驚きの手際で次々と定食をぶち上げる。
ランチはスピード勝負というのが
身に沁みてわかっているのだろう。

女性3人はホールとキッチンをクルクル回っている。
ユニフォームは店のTシャツに紺色のキャップ。あれなんなんでしょうね、ありがちですけどキャップの後頭部のところ(襟足?)蒲鉾状の隙間がありますよね?アジャスターがついていたりする部分です。

あの部分から、
ひとつ結びにした髪の毛を出すスタイル。
馬の尻尾みたいにユラユラ揺らしてるのは
わざとなのかな?男は揺れるものに弱いって
その考え方間違ってるとは言わないけれど。

さて、他の客の様子から察するに
生姜焼き定食がおすすめのようだ。
食券販売機の上にも、美味しそうな定食の写真が飾られていたが、ど真ん中のアジフライ定食だけがNoPhotoだった。そのかわりに一生懸命にアジフライがお得であることを文章で訴えかけている。文字だけで表現する手書きスタイル。私はそのアジフライ定食の哀愁を感じ取り、ついつい頼んでしまった。800円


どどん!

から揚げが3個も付いてぃる!

揚げたてのアジフライをまずはそのまま

「!」

サクッとして、ふわっとして、アッツアツである。
思えばこれまで、揚げたてのアジフライを食した経験はなかったのではないだろうか。いつもの感じと違うのは揚げたてのせいか、厨房の兄ちゃんの腕前か?
肉厚なアジの旨味を充分に感じた。


Wo!
小皿に盛られたタルタルソース!
次はもちろんこれをタップリと




煌めくソース

つけるかボケがァァァ!!!
ソースに決まってるだろうが
中濃ソース様だよぅ!

地元ならではの安定した白米のウマさに
鮮烈なアクセントを加えるのは中濃ソース。
ジャンクとナチュラルの中間を綱渡りする
日本ならではのソース。その過分な塩気から
味噌汁との相性も抜群のマリアージュ(?)
大ぶりな鶏のから揚げはジューシーで
下味が良く揉みこんである。ふむ。
残念なのは油があまりよろしくないところ。
揚げ物全般で同じフライヤーを使用しているか?
ニオイ移りがまずまず。

鶏のから揚げはアジフライ定食に付けられた
贅沢なおまけ。アジフライは2枚もあるのに
そこにさらに唐揚げ3個も足すとは..
重い。

ちなみにお店のHPで看板メニューは
定番のから揚げ定食とされている。
もう少し大きめのから揚げが3~4ケついて
820円

価格設定のおかしい店

アジフライ定食が、いかにコスパに優れているのか
お判りいただけたであろうか。
しかし油モノが苦しいお年頃の私には
サービスのから揚げは完全なる蛇足だった
夕飯を食べれなくなるくらいのボリューム。

隣に座った、私より見た目が先輩な男性は
ごはん少な目を頼んだようだった。
それが正解。
写真で見ると私の盛りもたいしたこと
ないように見えるが、あなたが想像する
2倍は大きいお茶碗です。
そして恐ろしいくらい、ふっくらして、
噛み応えもしっかりしています。
遊びに来てね米どころ。


次回は生姜焼き定食でリベンジ!

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