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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.56 板橋は水の都だった~その1今回はお地蔵さんはお休み~の巻

おはようございます。

今朝も朝5時頃から刻刻と変わる朝の東側の空を眺めていました。厚い雲に覆われた空ではあるけれど、地面の底から登ってくる太陽の光で雲がほんのに赤く染まって行く様子を見て、もともと存在意義のある太陽だけれど、音はなく静かに、しかし心はきっと「今日もグングン行こう」と言っているみたい。そして、その後、雲の切れ間から、自分の持っている光をまっすぐに地面に落してくれる太陽を見て、やはり、そこには「愛。言葉などいらない存在意義、大丈夫という愛がある」という確信が生まれます。

そして、私は今朝も、いつの間にか感動して自分の目から温かい汁が流れているのに気がつきます。

その汁が口元まで落ちてきたときに、舌を出して「ぺろ」っと舐めてみると、確かに、しょっぱく・・・人の体は海と一緒なんだと実感します。

私たちは海の子。そして水がなければ生きていけない生物であるのだ。

さて、昨日は夕方に二つのニュースが飛び込んできました。一つは、女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスで亡くなったとのことと。もう一つは小池都知事からの「とにかく家に居てほしい。お買い物は3日に一回にお願いします」との記者会見のニュースだった。

岡江久美子さんの死に関しては一部報道では、乳がんの治療のために放射線治療をして免疫力が落ちていたことも原因の一つと報じていた。

私はそのニュースを聞いて、岡江さんという素晴らしい方が亡くなったことはとても残念で仕方なく、残されたご家族の思いを思うと切なく、心からのご冥福をお祈り申し上げたい気持ちでいっぱいであったけど、一方、私のことも思った。

医師から抗がん剤でガンをやっつけましょうと言われた時に

「免疫力は?」とつかさず聞いて

「下がります」との医師の言葉がどうしてもひっかかって

抗がん剤をもう一回するのを断った経緯を思った。

「それで良かったのだ」

今、抗がん剤治療をしていい方向に向かっている方は薬があってたとの判断でいいと思うが、私の場合は断って良かったのだ。

そして、同時に、万全に健康と言うわけではないのだから、自分を過信しないで、小池都知事の3日に一回の買い物の件もしっかり守ろうと思った。

あ、けれども、散歩はしたい。天気の良い時には人込みをさけて、家の周辺を何周かして、1万歩は歩きたい。なぜ?というと、その時間は歩くことのみのシングルタスクであり、無になれる貴重な時間だからだ。そして、無になってからの閃きが実に心を清らかにしてくれることを歩き出してから体感している私なのだ。

自分の心身のコンデションをちゃんと見守る。(・ω・)ノ

なので、、、、今回は、昨日、吉方角に買い物がてら出かけて実際にお地蔵さんにお会いしてきてはいるけれども、、、ぐふふの小出し戦略で・・・発表させていただきます!!

あと、諸々、今までのお地蔵さん物語を面白可笑しく編集することも思いついているので、新しい切り口の「歩き地蔵」も楽しみにしていてくださいね。

今日は「あれ~そうなのか~~~~」って気が付いた、私にとっては板橋の新しい側面をここでご紹介したいと思います。

マップから~

大山商店街、ハッピーロード抜けて、大山西のエリアを歩きました。
天気も最高で、お花さんもイキイキ!!

なんと豪華絢爛なお花パーティーでしょう~~~。

ウキウキですね~。

お空も上機嫌。

とにかく陽気がいいのでるんるん気分で歩いて行くと

あれ、祠が?普通の神社と違うではないか~~~クンクンする~

自分の脳のRASが、歴史的に面白いことを見逃さないモードにこの3月からのお地蔵さん巡りで入ってしまっているので、それ系の情報は95%は逃さないのよね~~~とか一人言をぶつぶつ言いながら近づくと

なんと、水神様でいらっしゃった。

今回はお地蔵さんではなく、水神さんの祠と会話してみますね~。笑

水神さ~~~ん。

「は~~い。こんにちわ~~~」

「あれ絵じゃないのね?」

「あれ?って描かなかったのは貴女自身でしょ!顔がないと描けないって」

「あは、、、、あはあはは。そうなんざんすよ。すみません」

「いいのよ。神様は本来は見えないのだから。ま、お地蔵さんが嘘とか本当とか神様の方が仏様より偉いとかそんな野暮なことはいいましぇ~~~ん。人類は皆兄弟なのじゃ~って」

「さすが、懐がお広いです~。来てよかったです~」

「うふ」

「神様、この下に川が流れているって本当ですか?」

「んだよ。この下川なんだよね。元禄9年、1696年に5代将軍徳川綱吉さんが引いてくださったのじゃ~~。この水で白山御殿や湯島聖堂や寛永寺、それから浅草寺までにも水が届いたってことなのね~」

「ほほほ~。ここでも徳川綱吉さんか~」

「ん?なんで?」

「一番初めの地蔵物語はね、護国寺の一言地蔵さんからスタートしたのね」

「ふむふむ」

「記念すべき第一回目。く~~~懐かしいな~。絵も下手っぴだ~。けど若々しいな~~~」

「若々しいって、確か3月の頃でしょ。まだ二か月弱前の話じゃん」

「んだども、わたじにすると、、、大分昔昔のお話みて~ですだ~」

「ん、ま、急に東北の人になるし」

「んだども、第一回目に綱吉さんのお母さん、桂昌院さんのお願いでお寺建てたって書いてて、綱吉さんって親孝行なんだな~って思って、それから、水路も作って、やっぱいい奴?みたいな~~~」

「うん。けど、あんまり評判は歴史的にはよくないのね。生類憐みの令って、ワンちゃんを人間以上に大事にしたり、お母さんの言うこと聞いて、寺院を立てたりで、江戸の財政は厳しくなったって話もあるし、で、その一方、元禄時代はさ、芸ことが盛んにもなってね、江戸文化が花開いた時期でもある。なんだろうね~政治が主体的にならないと民が活性化するって感じの見本なのかな?」

「そうなんですね。あ~行ってみたい江戸時代に~」

「行ってみたいよね。水神も行きたい」

「って、あれでしょ、もう、その頃にも生きていらしたでしょ?」

「いや、僕はこの町の歴史と水を大事にしたいと思う地域の有志の方のお陰様で生まれたの」

「あ、そういうことね?行ってみたいね~~」

「江戸時代のお寿司食べてみたいな~」

「私はお蕎麦がいいな~」

「ね、いつか一緒に行ってみようね~」

「そうだね~いずれ、緊急事態宣言の発令が終わってからだね~」

「だよね~」

「だよね~」

って、結局タイムスリップの約束を水神さんとしてきました。

あと、あ~すごいって思ったのは

この建物。

東京都水道局、大谷口給水所

大地震の時にここで水を配ります。

と看板が。

水のお陰様で私たちは生かされているんだな~。

大谷口と大山西エリアの旅は今まで知らないでいた、私にとっては新しい板橋の発見でした。

明日は引き続き、水関連で、とても優しいお地蔵さんのお話を書きますね。

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