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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.117 描きだして見えてきたの巻

おはようございます。

今日も天気が快晴の予定の東京都板橋区です。

昨日は用事があって日本橋まで行き、用事をすませて近くのお地蔵さんのお堂まで行きましたが、秘仏でお姿は拝見できず、そのうちにストーリーを描いてみたいとは思っております。

実は宿題のように、九州は熊本県人吉市在住であり、私が前から参加させていただいているお地蔵さん調査隊の会長の宮原さんのお地蔵さんの案件があって、

宮原さんに、このお地蔵さんの感動を教えてほしいですってメッセージをしましたら、資料を送ってくださいました。

宮原さん、ご自身は鍼灸師さんですが、御父上が仏師で、ご自身も仏師であることから、お地蔵さんに対する思いが技術的なこと、時代背景にまで及ぶのです。

それで、さっそく読ませていただくと、肥前石工の平川与四衛門さんの作品を探る旅が描かれてました。

けど、何回読んでも、頭に入りきらない私でして、
宮原さんに、質問なげかけると、
👍の印とか

お魚さんの写真とか返信できて、、、笑

あーー!わかった!宮原さんは、私に自分で感じたまま描いてみてくたさいと、
魚の写真とか👍マークでおっしゃってるんだなと察し

今朝描かせていただきました。


絵描いていくと、どんどん、私の妄想と言いますか
お地蔵さんとの会話が広がり初めてくれました。

ありがたき、お地蔵さま!
では、よろしくお願い申し上げます!

「はい!おはようございます!」

「う、眩しいですよー」

「やっばしーーーどきゃーん」

「あ、宮原さんトーク!!」

「はい。宮原さんには、僕を見つけてくださった恩がございますので、宮原さんトークさせていただきました!で、やはり、眩しいですか?」

「はい。会話するに、目がしょぼっとしちゃいますー」

「では、通常バージョンでね!」

「どう?」

「はい。ようやく落ち着いて、お話できそうです。ありがとうございます!ところで、描いてて、一番はじめに思ったのは、お地蔵さんの手の位置、スタイルなんですが、首に手を回されてて・・・」

「あ、最近首凝って仕方ないのね。ずっと座っていると首凝るんですよ~。shibuさんもデスクワークとかずっとやってると首凝るでしょ?」

「はい。もう、肩から首からコリコリです」

「でしょう。で、ここ、胸鎖乳突筋、首の後ろでさわると気持ちいい所あるでしょ、それをモミモミしてあげると首のコリが取れるのね。やってみて」

「あ、はい。わ~本当だ、気持ちいいです。けど、お地蔵さんでそのようなスタイルで彫られているなんて珍しいですよね」

「そうなんです。仏師の平川与四右衛門を調べたいと思う宮原さんの気持ちも感じるでしょ?」

「はい。調べていたら、こんな記事も」

「うん。平川与四右衛門は、宮原さんの資料にもあったように、高森羅漢、日久木野羅漢、霊厳洞羅漢などを残しているんだよね。で、僕は熊本市北区にある味取観音瑞泉寺の諾矩羅尊者なんだよね」

「ほほほ。16羅漢ってそもそも、どんな役割の方たちなんですか?」

「宮原さんの資料にもあったでしょ」

「はい。大倉隆二先生に教えて頂いたって書いてました」

「なんて書いたあった?」

「えっと、尊敬するに値する人 アルハットって。それで、昔からたくさんある羅漢さまを一体一体ゆっくりを眺めてゆくと、必ず自分の親や知っている人によく似たものが見つかると言われています。

羅漢さまはどんな人たちなのでしょうか?

羅漢は阿羅漢(あらはん)の略で、サンスクリット語の「アルハット」が語源です。直訳すると「・・・・するに値する人」「受ける資格のある人」という意味です・

これから発展して「修行を完成して尊敬するに値する人」「悟りを得た人」「悟りをひらいた高層」を指します。

お釈迦様の弟子で特に優れた代表的な16人の弟子を16羅漢と言います。

五百羅漢は、初めて経典編集に集まった弟子達です。いずれもお釈迦様の教え後世に伝える役割を担っています。って書いたました」

「そう、まさに、その通りで、で、僕は5番目の諾矩羅尊者、読み方は、らくらそんじゃ、って読むんだよ」

「調べていたら、また、また、奥深い情報に出逢ってしまいました。仏さんっていろんな種類というか、様々なんですね~」

「そうりゃそうさ~人間だって様々なんだから~」

「ですね~。あ、悟りっていうことでいうと、うちの娘が飼っている猫も悟ったようです」

「え、何を?」

「家猫の宿命を・・・」

「ん?」

「つまりですね~」

「着ている唐草模様のチョッキのようなのは、散歩用のハーネスなんです。ワンちゃんみたいに散歩しているの。ほら」

「へ~猫って自由に散歩するものだと思っていましたよ」

「そうなんですけどね。時代は変わって、猫もハーネスして散歩するみたい。私が秋田で家と外、一緒猫として娘の変わりに見ていた時には、自分で散歩行っても迷わずに帰宅してましたが、今、東京だとなかなか難しいみたいで、ハーネスつけて、、、、けど、猫のシンジもこれを付けたら、お外に出られるんだと納得してくれたようなんです。これって悟りですよね?」

「あ、そうだね~。すごい現代の社会風潮と猫としての性とをバランス良くい取っている。さすが。これは悟りですね。中庸を認識したのだと思います」

「うわ~諾矩羅尊者様に認めていただき、シンジも嬉しいと思います。ありがとうございます」

「いやいや」

「石仏のお話から悟りの話に飛んじゃってすみません。あと、一つ気になったことがあるんです」

「何じゃ?」

「羽織を羽織っていらっしゃって、黄檗様式?」

「うん。そうらしい。羽織の紐の結び方のようらしいが・・・実は僕もまだ自分のことをよく知らないのね」

「ま、そうなんですね」

「これから一緒に学びましょうね」

「はい。ぜひにぜひに。あ、お地蔵さん、取材のお礼でちょっと・・・」

「これ、休憩ということで飲んでみませんか?」

「何?これ?」

「金ゴマラテっていうんです~」

「ほ、見たことも、聞いたこともないね~」

「そうでしょ。猫がハーネスして歩く時代なんです。飲み物も進化します。金ゴマですよ。ゴマは体にはいいし、護摩焚きも厄払いになりますし、なんたって名前がいいでしょ。金ですよ~」

「お~そうじゃな?では、新しき物をいただくとしましょう」

「うわ~こんカフェ、ウミャーね」(実は熊本弁で「このカフェ美味しい』をネットで調べました。あっているのかな?)

「あ、お地蔵さん、口にクリームついている~」

「お、おっとおっと、すまん。なんせ長旅だったから、う~しかし、ウミャ~。飲んでからもぐんぐん元気になっていくのが、わかるばい」

「はい~。わざわざ、ワープ、本当にありがとうございます」

「いや~こんな美味しいの食べれるなら、何回でもくるけんよ~」

「はい~~~ありがとうございます~~~」

と、言うことで今回もめでたし、めでたし。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

仏教は奥が深いので、これからもお地蔵さんをきっかけに学んでいきたいと思いました。

日々、勉強ですね~~~。

ありがとうございます。

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