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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.97 大阪堺市の智恵地蔵尊さん 大阪の人は面白いな~の巻

おはようございます。

今回で97回目に入りましたね。すごいな~。自分でもよく厭きないで続けられているな~と自分を自分で関心しています。

これはきっと、今までのお地蔵さんが、夜疲れきって睡眠中に「ふれ~ふれ~shibu~」って、

寝ている時にエア足もみもみやエア肩もみもみや・・・

あと、Facebookのお地蔵さん調査隊の皆さんの声援や・・・

私の個人的Facebookのお友達の皆さんや・・・・

それから、何よりもnoteというサイトとこのnoteを通して読んでいただける方々のお陰様だな~と、心より感謝申し上げます。

まだ、100回まで行ってないのですが、今日は2軒のお地蔵さんのお話を上げさせていただきます。

スケジュールでいうと、、、なんだっけ?コロナでは、スケジュールをなんて言ってましたっけ?小池都知事?

あ、ロードマップと言ってましたね。

私の歩き地蔵の場合は、まさにロードマップ。道を歩いて探し当ててのお地蔵さんとの出逢いの連続でした。途中からワープしてきてくださるお地蔵さんもいらっしゃって、どんどん楽しくなってきました。

さて、本日ご紹介させていただくお地蔵さんは、なんと、大阪の堺市在住のお地蔵さんです。

歩いて、4日と6時間かかる工程を、またまた、ビュンって飛んできてくださいました。

ありがとうございます。

ご紹介頂いたのは、毎度おなじみ、お地蔵さん調査隊のメンバーの田中さんです。

あ、ここから、私と田中さんのやり取りを、見てみてくださいね~。

私 こちらの智恵地蔵尊さんをご紹介させて頂きたく、よろしくお願いします。また、お友達申請もさせてくださいませ。よろしくお願い申し上げます。

田中さん こちらこそ、よろしゅうに~

私 ありがとうございます。
こちらのお地蔵さんがいらっしゃいますご住所、だいたいでいいので教えていただきたいです。それから、出会ったときの、田中さんのトキメキを書いて教えてもらえませんでしょうか?
お手数おかけします!書いていただきましてから、制作にかからせていただきたく、よろしくお願い申し上げます。本当に本当に、わがままですみませんーー!m(__)mご縁、ありがとうございますー!

田中さん 大阪府堺市堺区南瓦町2丁目でんねん
たまたま堺郵便局前で待ち合わせしてたら石造りの御堂を発見まるで地蔵さんに惹き付けられてるみたいな感動を体験しました…。

私 ありがとうございます。
明後日の朝にアップさせてくださいませ!
感謝申し上げます!ありがとうございますー!おしゃれですものね!素敵ですー!

田中さん またまた御冗談を~

私 いえいえ!なんか、神戸のおしゃれさん!と、言う香りがー!

(この時、私は田中さんが大阪の住所書いているにも関わらず、神戸のお地蔵さんとばっかり思い込んでて・・・)

田中さん いえいえ大阪のレコード屋のオッサンでんねん御贔屓に~

私 はぃー!レコード屋さんというのが、またまた、渋いですね!


田中さん どうぞ、こちらこそ、御贔屓にぃー!

私 関西の人は面白いですー!

田中さん おおきに

噛みあったのか?噛み合ったでしょ。最終的には目出度しでしょう。ってことで、大阪、堺市からのとても品格のあるお地蔵さんにご登場いただきますね。

どうぞ~~~(^^♪

「まずはいかに大事にされているかの建物からでしょ?」

「あ、はい。そういえば、田中さんも、『石造りの御堂を発見まるで地蔵さんに惹き付けられてるみたいな感動を体験しました…』と書かれていましたね」

「そう、僕がここにいる意味わかる?」

「えっと、ネットで調べてみたんですが、直接はわかりませんでした。ただ、堺市も昭和20年7月に大規模な空襲があったんですね。他のお地蔵さんですが慰霊碑と共にお地蔵さんも建立されたって書いてました」

「そうなんじゃ。あんまり、大阪が空襲あったって、戦後の関東の人はわかんないでしょ」

「そうですね。本当に」

「それだけ、日本中、7月から8月の終戦にかけて、空から降ってくる爆弾に怯えて暮らしていたんだ。今はコロナって言われているけど、ちゃんと手を洗って、うがいして、三密しないで、あと、免疫力上げていけば、さ、まずさ、自己防衛もできるってことでさ。今を有難いと思って生きないとならない。あ、で、そろそろ、描いてもらった絵出していいよ~」

「あ、はい。では~~お顔を~こんな感じに描かせていただきました~」

「はい。こんな感じです。にこにこ」

「ご登場ありがとうございます」

「う、僕、嬉しいです。大阪で初めてで・・・」

「私、見た時、神戸のお地蔵さんかと思っちゃって、、、なぜか?」

「あはは、おしゃれな感じだから~堺だっておしゃれなんだよ~。信長が堺の港の力を一番理解していたのかも。信長の頃は神戸より堺って、どんどん恰好よくなっていったんだよ~ってネットに書いてある~」

「ふむふむ・・・。私、大阪には自分で秋田で会社やってた頃、出張で何度か来ていて、、、私の情報誌ってスタートはお父さんのための生活情報誌って銘打ってたんです。それで、リーブ21の広告が表4を飾ってくださったので、お礼に大阪の本社にご挨拶に行って、その日、宿泊したホテルで、たまたま見た朝刊のテレビ覧の下広告に『バイエル薬品』が掲載されていたんです」

「ほほほ~」

「で、本当に若かったというか、無知っていうか、勇気あるっていうか、、、、バイエル薬品の場所を調べて、、、、その当時ってスマホなかったから、あ、新聞に住所が載ってたので、それを頼りに飛び込み営業に行ったんです」

「うんうん。それで?」

「それで、『秋田から来たんですが、このような情報誌作ってて、ご紹介に伺いました』って受付に行ったんです」

「ほほほ~」

「そしたら、受付の方が、大阪のおばちゃんって感じのパーマしっかりかかった髪型してて、気持ちのいい人おばちゃんで・・・」

「うんうん」

「『あんた、秋田からわざわざ来たんかい~。今、いい人紹介したるから、ここで待ってな~』って」

「ほほほ~」

「それで、広報部長を紹介してくれて・・・」

「え~~~」

「で、とんとん拍子に、見開き2p+表4企画、3回連載が決まったの~」

「すご~~い」

「でしょ?ミラクルだった~~~。大阪奇跡の町。夢を実現する町って思ったわ~。結局、結果的には、ちょっと縮小になったけど、その時の感動は忘れられない」

「そうそう、大阪ってミラクルあるよね~」

「うん、たこ焼きうまいし~」

「うんうん」

「あ、お地蔵さん、ちょっと閃き、大阪にお礼したいの。で、代表でお地蔵さんにお礼したいんだ~」

「え、なになに~~」

「何か、実現したいことってない?私ばっかりお地蔵さんの皆さんに応援してもらってて、何か、私でできることないかな?って、今、ひらめいたの~」

「え、え、え、え、え、いいの?」

「いいよ。できるかわかんないけど、まず、言ってみてほしい」

「えっとね。さっき、まさに言ってた、たこ焼き食べてみたいんだ!」

「え?たこ焼き?」

「うん。みんな食べているの見てて、うまそうだな~って。ソースの香りなんか、もう、、、、一度でいいから食べてみたい」

「そうだよね。わかるわ~。ちょっと待っててね、、、こういう感じでこうやって感動してて・・・・と。どうかな~~?」

「うわ~最高~~~。泣ける~~~」

「大阪弁で美味しいってネットで調べたら、『うまいで~』って出た。笑」

「うまいで~うまいで~それでいいんじゃ~~~」

「良かった。喜んでもらって最高に嬉しい」

「よかった。僕も嬉しい。ね?ところで、バイエルさんで決まった広告ってなんだったの?」

「え~~~恥ずかしくて言えないかも・・・」

「いいじゃん、、、」

「えっと、バイアグラってあったでしょ?今もあるのかな?その薬と同じ感じのやつ・・・・」

「え?あれの?」

「そうなんだけど、、、私、本当に夫も早く亡くしてて、それ系に関してウブだったから、取材のとき、イメージがつかめなくって・・・」

「え、カマトトぶって~。この~57歳~二人の子持ち~~~」

「え、え、え、え、え~~~~~、、、もう、この辺でこの話はおしまい」

「ま、たこ焼きご馳走になったしね~ありがとうね~」

「はい~~~~」

ということで、今回もめでたし、めでたし~ちゃんちゃんちゃん。

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