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歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.71

おはようございます。

まずは恒例の今朝の板橋の朝。今朝は日の出よりちょっと前の朝焼け。

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まさに火の鳥が飛んでいるような感じ。もしくはコロナウイルスが燃やされて宇宙に飛んでいっちゃうような感じしませんか?

「もう少しだよ。大丈夫だよ」と私には聞こえました。

ちょっと今朝は友達と近況報告の電話しました。結構昭和の話で盛り上がって、楽しかったです。昔からの友人って有難いな~と思います。


さて、本日はマップから

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天気も良かったので、午後ちょっと前から歩き出しました。吉方角は南だったので、お茶あがれ地蔵さんをもう一回参拝させていただき、近くのお地蔵さんをグーグルマップ見て探しあてるのでもいいかな?と歩き出しました。

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東武東上線も、埼京線も乗客はまばら?

電車が来て撮影する時には「てっちゃん、てっちゃん」って言いながら撮影する。あ、私は本物のてっちゃんではなくって、電車の機種が何とかわかりません。キハなんちゃんらとか意味あるらしいと言う雰囲気しかわかりません。ですが、秋田で情報誌を作っていた時には旅情報も書いていたので、電車系のお話の取材は結構させていただいていました。けども、自分のモノにはなってないです。ですが、電車を撮影するのは好きです。

そんなこんなを思いながら歩く。

茶あがれ地蔵さんの前に出ました。前回は「かわいそうなお地蔵さん」と言う感じで自分の気持ちが終わっていたことに、なんとなく、自分が納得していなかったことがあって、せめてもの気持ちと思って「生茶」をお供えさせていただきました。

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おーいお茶のペットボトルが二本もお供えされているので、お地蔵さんは「おーいお茶が好きなのかな?」と思いましたが

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お供え後に撮影させていただくと、お地蔵さんの体が光に包まれるように撮影できて

「あら、生茶も好きよ」って聞こえました。

「あ、それでは良かったです。今日は天気がいいので喉渇くと思いますので、飲んでくださいね~」って再び、きちんと拝ませていただきました。

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明治通りに出て、グーグルで教えてくれているお地蔵さんに、またまた、グーグルさんがおっしゃる通りに道路を横断すると、目の前にスカイツリーがくっきりと見えました。ふと下をのぞくと、橋の下はJRの線路。歩いてきた道と線路のつながりが、まだ、自分の脳細胞的につながっていません。

なので、今度の南方面歩く時には判明するように歩いてみたいと思う。

そしてどんどん歩き

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いつもは平日でも人でごった返しのサンシャイン通りも、人はまばら・・・

その分、板橋エリアの商店街は結構人が歩いているとの情報もあるが、コロナでの自粛要請の力ってすごいと思う次第です。

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グーグルちゃんは右に曲がります。左に曲がります~。っておっしゃる通りに素直に歩いていくと

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お地蔵さんお家発見。

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お家の屋根の下に「じゅん」と名札が貼ってあって、お名前が「じゅんさん」なのか?誰かの願掛けか?わからないけれども、心を込めて出会いのありがたき、思いをお伝えさせていただきました。

明日はこの出会いのお話を書かせていただこう~。と。

そして、昨日はこのまま帰ろうと思っていたのですが・・・

お腹が空いていることに気が付きました。

それで歩いて歩いて・・・・

とぼとぼ歩いて・・・・・

まったく飲食店がない。

そもそもが寺と住宅のエリアであること。また、「あ、あった~」と思ったら、どの飲食店も自粛で閉まっているんです。

「あ、そうか~そうだよね~」半分「お昼抜きでもいいや~」と歩き歩き歩くと・・・雑司ヶ谷の鬼子母神の通りに出たので、「鬼子母神さんか~何度も参拝しているけど、せっかくだから参拝してみるか~」って軽い気分で立ち寄ってみました。

それで、

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武芳稲荷神社さんを参拝しようと歩き、

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「あら、お地蔵さん」と、出会い。

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本堂も参拝させて頂きました。

この鬼子母神を祀っている法明寺の昨年のお会式と、万灯練り供養にご縁いただいて参加させていただいてたな~と、再認識したのでした。
また、昨日は、丁度、安産祈願をされていて、ありがたいお坊さんのお経も耳にしながら、参拝し、
お腹も空いたしなぁーと
思っていたところ、

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おせんだんごの旗が目に入って、いただきました。

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「ぱく」っと一個口に入れてから「美味しい。けど、あ~写真撮影するの忘れてた」とパチり。

2本で650円。安くはないな~。けど、ちょうど休みたかったので、良かったと安堵して、フクロウのオブジェのベンチに腰をかける。(写真なし)

疲れていたので、写真を撮影する好奇心が消えてしまって、してません。

この鬼子母神も普段は参拝客で賑わっているけれど、昨日は散歩がてらのカップルと安産祈願で参拝されたご家族くらいでした。

それでほっと一息ついて

帰宅しようと思ったら、視界の先になにやら、銅像が見えるんです。

今まで何回も来ていたのに、一度足りとも目に止まらなかったのですが、昨日はよくよく目に、ビューンって入ってきたので、吸い込まれるようにそこまで歩き、辿り着くと

その像はおそらく鬼子母神さん。看板も何も立ってなく、見て感じました。

長くなりましたが、今日は鬼子母神さんとの会話をさせていただきます。

「鬼子母神さん~~~」

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「はい。よくぞ、ここまでいらしゃいました」

「はい。鬼子母神さん、私、鬼子母神さんのお堂には何度も参拝していて、法明寺のお会式にも参加させていただいたこともあったのに、鬼子母神さんの像のこと、今回はじめて知ったの。びっくり。あと、鬼子母神さん手が大きい~~~」

「あはは。そうね~手が大きいのよね~。千人子ども生んで育てたからね~。ほほほいのほいって、育てたからね~。手が大きくなっちゃった。笑」

「いや~お会いできて感激です~。秀樹感激、ハウスバーモントカレーみたい」

「ふるい~。ま、いいよ~なんでも好きなことしゃべっていってよ~」

「鬼子母神さん、あと、目もなんていうのかな?大きくって優しい感じ」

「ん?これもね、子ども、千人生んで育てたから、見守りするのに大きな目でないと、大変だったのよ~。あっちこっち行っちゃうからね~」

「そうだったんですか?」

「見守るって本当大変。結構最近はわかってきた親も増えてはきたけど、親って木に立って見るって書くでしょ。手出しちゃだめなのよね。手出す時は、本当に子どもが大変な時よ。その時に大きな手を出すのよ~。ふ、私も角が取れるまで本当に意地悪な奴だったの。ふ~。そう思えるようになったのもね。ふ~。やっとこさっとこ。ふ~。なれたんだ~。ふ~」

「ふ~って。大丈夫ですか?」

「ふ~って言って自分を確認しているだけだから大丈夫よ。ふ~」

「面白いです。鬼子母神さん。会えて良かった~」

「イエイ~!」

「ハグ~!」

「イエイ、エア~ハグ~」

この出会いは最高に嬉しかった。

ありがとう鬼子母神さん。きっとここにコイコイって言ってくれてたんだね~。

帰り敷地内のご神木も撮影した。

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パワーバシバシ発信していた。

もし宇宙が地球の母だとしたら、今回のコロナウイルスの諸々を宇宙は母としてどう見ているのだろうと思った。

木の上で見守っているのだろうか?

地球が学ぶことを見守っているのだろう。持続可能な生活になることを。

そんなこと、思う、三密しない散歩だった。

鬼子母神さん、本当にありがとう。

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