歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.86 親子とお地蔵さんの不思議繋がり物語
おはようございます。
昨日は散歩に出かけましたが、帰り途中に急激に冷え込んできましたね。なので、カレーうどんを作って食べてぬくぬくにして眠りました。
よく眠ったので、あ~すっきりの朝です。
さて、本日の一本目は新潟からワープして飛んできていただきました。
以前にもワープして飛んできていただいていましたが・・・
今回もワープ。なんと今回は
歩いて二日と16時間かかる道のりをワープしてびゅんとご登場いただきました。
きっかけは、お地蔵さん探検隊でいつも、男の子がお地蔵さんと一緒にピースしている写真を何度も目にして、「今時、お地蔵さんとピースして写真とる男の子なんて、不思議だな~」と思ったことがきっかけと、ご紹介くださっているお地蔵さんが、なんともいいようもない、安寧の表情をされていたからなんです。
そして、お父様と、FACEBOOKでつながることができて、もろもろ、お話をメッセージでお聞きでき、その内容と共に、
お地蔵さんとの会話もまじめて、ここでご紹介させていただきます。
では、私が描かせていただいたお地蔵さん、お願いします~。
「はい~」
「遠路はるばる新潟からありがとうございます」
「いえいえ、なんもです。三浦親子さんのお陰様です。ご縁ですね~」
「なんだか、三浦さんのお子さんは、保育園の年長さんの時に車の助手席にチャイルドシートに腰をかけて、『あれ何?』ってお地蔵さんのお堂が目に止まって・・・」
「そ、そうなのよ~。それ以来、お地蔵さんの前で、ピースして撮影してくれるのよ~」
「ほら、私と一緒の撮影はこんな感じで・・・。私も嬉しいし、僕も嬉しそうでしょ」
「なんでも、、、、もう中学3年生になられたとか・・・」
「そうなのね~。あっという間ですね~。僕がお地蔵さんと出会って、もう年長さんっていうと5歳頃かな?それから中学3年生だから、、、10年もお地蔵さん巡りされているのね。すごいわよね~」
「私もびっくりしてて、お地蔵さん探検隊にも7年前から入ってらっしゃるって・・・・」
「あ、いやいや、息子の好奇心の思うままに一緒に行動した結果こうなったまでで・・・」
「あら、お父様、ご参加くださり、ありがとうございます」
「本当、私の写真もありがとうございます」
「いや~、、とにかく、息子が探してあててくれるので・・・笑」
「私を見つけるなんて、普通じゃできないわよ。車じゃまず無理ね」
「え?そんな感じだったんですか?」
「いや、我が家?息子の習慣といいますか・・・。
目的地が決まるとほぼ地図を見はじめます。
最近は便利になって、グループマップだったりしますが。
まず、新しい国道の道は通らない。
古く、曲がった旧道を進みます。
寺、神社、墓地がある道には、お地蔵さんもおられます。
座布団のお地蔵さんは、、、」
「あ、つまり私ね?わ~座布団のお地蔵さんって言ってくれているのね~」
「はい、あ、すみません。親子でそんな名前にしてまして・・・。あはは」
「いいのよ~」
「それでですね・・・座布団のお地蔵さんは、新潟市内から国道49号線を、福島県に向かうと、左側にサントピアワールドという遊園地が見えますが、その山の中腹に赤い屋根の古い教会の様な建物が見え、その建物は遊園地の中の今は使われていない施設の一部となっているみたいなのですが、そこには行かれるのか?と思い、村の中に入ってみました。
田舎では、お寺の境内だけでなく、村の外れに数基のお墓が集まっていたりします。そして、ほぼ、舗装の道路で、目の前迄は行かれない場合が多い。今回も、車で未舗装の道を進むとUターン出来ないと判断して、そのままバックで進み、戻る作戦をたてました。はい」
「お~~」私とお地蔵さんの感動の声~~・
「あ、そんなに、びっくりされることでもないかと・・・・。笑。道路からお墓の脇にお堂が見えたんです。それで・・・お布団のお地蔵さんまで辿りつきました」
「ありがとう。そうまでしてくださって・・・嬉しいわ」
「あ、いや、これは息子が5歳の時からの我が家の習慣で。笑。道端のお地蔵さんは興味の無い方には見えません。ましてや田舎の細い道から更に奥まったところにおられるお地蔵さんは、全く見えないでしょう」
「すごい~」
「いや~。けど、楽しいです。探すということが楽しいのです。探している方からすれば、逆に発見!!となる!息子は車窓から、『お地蔵さんかも!』とコールします」
「すごいです~。リアル生活ゲームですね」
「そうなのかも。けど、息子はきっとお地蔵さんに、おーい、って呼んでもらったんだと思います。そうでないと、、、5歳の時に『あれ何?』とは言わなかったと思うんです。そして、ネットでお地蔵さんを探検する会があると知って7年前から参加しているんです。なので、その会の方々は息子を見ると『大きくなったね~』って言ってくださるのですが、息子にしてみると、『なんで知ってるんだろう』って。それで、お地蔵さんの会の方だよ、と伝えると、『あ~~~そうですか~』ってなるんです。面白いですね」
「はい。面白いです。私もお地蔵さんのことを描こうと思わないと、三浦さんに繋がれませんでした。座布団地蔵さんの慈愛に満ちたお顔のお陰様です」
「あら~私はただ、ここでふかふかの座布団の上で座っていただけよ~」
「あら~。石でもふかふか~」
「そうよ~作ってくれた方の優しさがここにあるんでしょ?」
「はい」
「見えないものが見えてきますよね。お地蔵さんって」
「三浦さんのおっしゃる通りです。今日は新潟からワープ参加ありがとうございます」
「いや~また、呼んでください」
「いいのですか?」
「もちろんです。なんたって、10年間で出逢った1000体以上のお地蔵さんが宝物として眠ってますから~」
「ありがとうございます~」
「あら、shibu~良かったね。座布団地蔵も嬉しいわ~」
「はい。これからも、よろしくお願いします~。う~~~繋がるって嬉しいものだわ~」
そんなこんなで、今回はすごい親子さんにもつながるご縁をいただきました。
ありがとうございます~。
今日はあと一本書くかと思います。
中野のお地蔵さんです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます~。
今日も寒いかな?温かくしてお過ごしくださいませね~。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?