見出し画像

歩き地蔵のお江戸面白地蔵物語VOL.152温活途中で出逢う。(西早稲田龍泉寺のお地蔵さん)

おはようございますって感じで上げたいと思っていましたが、母の月命日で、お膳作ってましたら、味気の足りないお魚だったので、ゴマ油でいため、玉ねぎとジャガイモを入れてしっかり密着する蓋をして蒸し焼きをしていたら、蓋が取れなくなってしまい、焦っていろいろしても取れないので、お空向かって

「お母さんの大好きなおかずを作ったのにも関わらず、蓋が取れません。力を貸してほしい~」とSOS信号を送ると

「あいしかだね」と秋田弁での母の声が聴こえてきました。

母は

「お父さん、なんとかしてやってけれ~」というと

次に父は亡き夫に

「一弘君も一緒になんとすべきか考えてくれないか?」と夫に声をかけ

夫は

「オッケーです」

と答えてくれたらしく

冷静になって鍋をもう一度温めましたら、蒸気でポンと蓋が外れてくれました。

あっちの世界でも

「お~~~~」という歓声が~~~

画像1


と、言うことでできましたお膳はこちらです。

母はどちらかと言うとこってりした物が好きだったので、今日の魚料理には満足してくれていると思います。

さて、昨日は温活に西早稲田まで行きました。

画像2

近頃の私は、つばの大き麦藁帽子をかぶり、首すじから汗をかくので、タオルを首に巻いていて、さらがら、「スナフキン」のよう。

昨日は南の方角が吉方角なことと、前に新宿が好きな方の集まりのFBで、西早稲田の松の湯が7月末で営業を終了するとのお話もあって、今日の温活は松の湯さんでと目的地を定めて歩いた。

途中空腹な感じしたので、食事をする。

画像3


都電テーブル。シンプルで簡素に片付いている感じがおしゃれ。

それで、マグロなんちゃんらを頼む。

画像4


シンプルで簡素でおしゃれだった。

足りるかな?と思いつつ、よく噛んで食べ満腹感を創出しようよ、よくよく噛んだ。よくよく噛むと、案外満腹になるのだね~。

マグロのぶつ切りの上に乗っている垂れ、美味しかった。

画像5


早稲田というとここですね。

ここを通ったら、「あ、落馬地蔵さん!」と落馬さんを思い出したので向かってみた。

今年の3月20日に伺っていた。その頃はまだ、つるっぱげだったのだろうな、タイトルで描かれている私はつるっぱげ。笑。

前はタイトルも豆にイラストで描いていたし、マップもついていた。

近頃は手抜き。。。それでもいいことにする~~~~。笑

それで、3月に描いた落馬地蔵さんはこちらです。

無題

では、本日描きました「落馬地蔵さん」は?

画像7

「お~~~ちょっと違いますね。顔が丸くなりましたね」

「あ、そのようです。前掛け、変えましたか?」

「どうだったかな~?」

「昨日は二枚仕様になってました」

「それじゃ、誰かが足してくれたのであろう。しかし、本当に久々に、ここに来てくれました。えっと、僕は16回目に登場しているから、かれこれ、152引く16っていくつ?」

「えっと、えっと、4があれでこれで、あ~でこうで、132回目ぶり?」

「すごい~そんなに続けてたの?」

「あ、ま~そんな感じですかね?」

「偉い。さすがじゃで~~~」

「いや、なんもです。最近は燃えないようにしているんです」

「なんでやねん?」

「顆粒球が増えちゃうって叱られました」

「顆粒球とな?ようわからんけど、自分のリズムでいいんじゃね~」

「はい。そんで今日は松の湯に行くつもりなのですねん」

「お、それはこの道をとにかくまっすぐ降りる感じで行けば着くじゃろ」

「そうなのね。ほんじゃ」

「ほいほい、行ってらっしゃい」

とまた歩く。

そしたら、

画像8

穴八幡宮が見えてきて、お向かいは真言宗智山派のお寺の龍泉院だった。

画像9


ちらりんと覗くと、そこにもお地蔵さんがいらしゃったので、さきほど、 絵を描かせていただき、銭湯のお話と母の月命日でもあるので、母が私に残してくれたことをおしゃべりしてみました。

では、お地蔵さ~ん

画像10


「はい。こんにちは」

「こんにちはです。昨日は突然お邪魔して、すみませんでした」

「なんもですよ~。銭湯は良かったですか?」

画像11


「良かったです。道路の向かい側から外観撮影しましたが、屋根が高くって昔ならがの作り。番台がフロント形式にリフォームされていましたが、ご近所のおばあちゃんや子供とお母さんなどで本当に賑わってました。私も小さい時に夕方になると母と一緒に銭湯行ってたな~って・・・」

「いい銭湯だよね~無くなるのは残念ですね~」

「はい、しかし、東京の銭湯はいいですね。洗い場での会話とか背中流し合う皆さんの様子とか、昭和をそのまま継承している感じがあって、いいな~」

「今の利用者が昭和の人だからね~。もっと若い人にも入って継承してもらいたいものですね~」

「はい。あ、話が変わるんですがね。今日は一日家にいましてね。ふと、自分の首のウナジにまた毛が伸びてきた感じがして・・・自分で剃ってしまいました。写真で表現するとこんな感じ。う~後ろも白髪結構生えているんだな~で、

画像12

こちら剃る前=before

画像13

こちら剃った方=after

自分の感覚で剃ってみました。

ちょっと生えてきても気になってしまう。男の人の髭と一緒の感覚?

これ、母が私の顔とか首すじとか豆に幼い頃に剃ってくれていた癖なんしょうね。。。髪の毛伸びてきてショート風にしたら、特にウナジのモジョモジョした感じが気になってしまって・・・」

「あ、言いたいことなんとなくわかる」

「この間、バスに乗ってたら、髪の毛をアップにしていた女性がいたけど、あまりにウナジの毛がもじゃもじゃしてたので、剃ってあげたくなってしまって・・・変な癖がある。その割にどうでもいいことはどうでもいいずぼらさ~」

「ね、ウナジフェチって感じ?」

「あ、そういうことか~。ウナジだけはすっきりが好き~」

「いいんじゃないの~」

「ですよね~」

なんだかわかんないけど、母の月命日に母がウナジを綺麗に剃ってくれてたことを思い出しました。

とにかく、かわいがってくれた母。

ありがとう。母の弟が早稲田に進学した時、姉の母はついていって、洋食の勉強をしていたはずなんです。なので、もしかしたら、松の湯に若い頃の母も入りに来てたのでは?とか、妄想が広がっています。

本日は昼寝付きでのんびりさせていただきました。

いい日ですね~。

ありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?