沖縄に行く前に。

こんばんは。
久しぶりに書きますね。

今週、沖縄に旅行に行きます。
梅雨も明けて真っ青な海、赤瓦の家々、
ソーキそば…
楽しみなことばかり浮かぶなかで、
もう一度読み直したいと思って
一冊本棚から出してきたのがこれ。

けっこう前の本です。
2014年って10年前ですか。
当時新聞の書評欄に出ていて買いました。

理不尽な事件が報道されるのに
一切解決策をメディアが示さない
沖縄の米軍基地集中と
米兵の沖縄県民への暴行と人権侵害。

ちょうど昨日買った新聞にもこれです。

https://www.asahi.com/articles/ASS6X0H6LS6XUTIL005M.html

当時も今も、
この本を読んで情けなくなりました。　

いまの日本の法律や憲法上のルールでは
米兵の犯罪そして米軍基地そのものを
国外に追い出すことはできない。

ということは、
そのルールに守られて
平和に生活している自分は、
沖縄の方のあり得ない苦痛の上で
成り立っているのも同じなんだと。

自分は沖縄が好きで、
住み込みで働いていたこともあります。

沖縄の方たちが
自分と同じように軍用機や米兵に
惑わされることなく暮らすには、
日本が70年前に交わした条約や協定、
そして憲法の内容を知って、
なにが足らないかを知って、
なにを足せばいいか、話すことなんだな、
と自分は思っています。

でも一方で
戦争を知らないからそんなことが言えるんだ、
食べ物もない状況で豊かになることを
選んでなにが悪いんだ、と言われたら
それはそうだと思います。

でも自分は
生まれたときから平和に暮らせています。
だから自分は沖縄の方のことを
考える順番の世代なんだと捉えたいと思います。

沖縄が好きな方に
ぜひこの本を読んでほしいです。

書いて、頭の中を整理できました。
沖縄、たのしみです。