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起業で大失敗さえしなければ、そこそうまくいく

はじめにすこしだけ自己紹介させていただきます。

私は仙台でWEBマーケティング会社の代表をやっています。

中小企業の社長と膝を突き合わせて、集客することをモットーに日々チャレンジしています。

事業領域は主に中小企業のWEB制作、WEB広告運用を起点に新規集客獲得に貢献する取り組みです。

小さな会社ですがクライアントから「一緒にやってよかった」と思ってもらえることを大切にしています。

もともとは会社員で営業マンでしたが、副業が高じて独立したというポジションです。

このnoteでは、これから自分でビジネスをスタートしたい、副業の売上を伸ばしたい方のヒントになるような情報を発信していきます。

よく私が申し上げているテーマではありますが、現代においての起業というのは大成功を目指すというよりは、いかに大きな失敗をしないかという部分をクリアすれば、起業の難易度は劇的に下がります。

大成功を収めるよりも「大きな失敗をする確率をとことん減らしていく」というイメージです。

そして大きな失敗さえしなければ、いつでも再起できるので起業した後も人生において、いつでもやり直しが効くという状態にしておこうというお話です。

では取り返しがつかないほどの大きな失敗とは、どういうことなのかというのを今回の記事でまとめてみたいと思います。

意外と再起できないほどの失敗の種類についてあまり語られることが多くはなかったのではないかとも思うので、一旦簡単にではありますが、まとめておこうと思います。

この記事の対象は独立したい、あるいは独立することが決まっている、これから副業を頑張って将来独立したい方。独立してまだあまり経過していない方が主な対象です。

つまりは、自分の事業を大きくしていく上で失敗のリスク管理をしていきたい個人事業や自営業者の方に参考になればと思います。

大企業におけるリスク管理とかの話になると、またテーマが全然違ってくるので、個人事業主〜自営業者の方までを対象にしてみました。

経済的な側面:


1.個人資産を失った状態:

事業に私財を投じて失敗し、生活資金や再起のための資金も底をついている。

まずはこれですね。

こうなる前に先に、個人の資産がいくら以下になったら、撤退をするという明確なラインを引いておきましょう。

2.返せないほどの負債を抱えている:

事業の失敗により、借入金や未払い金などが膨らみ、返済の見通しが立たない状態。

これになってしまうと、身動きが取れないので、後の人生を大きく左右してしまう大きな失敗の典型例ですね。

さらに返済ができないとなると、その先には自己破産や破産の申請手続きという状況に追い込まれるので、多額の負債を抱える可能性のある事業設計に問題があるとも言えます。

3.資金調達ができない:

融資を受けたり、新たな投資家を見つけたりすることができず、事業に必要な資金を確保できない。

負債を抱えている上に、どこをあてにしても資金の調達ができないとなると、当然詰みます。

むしろここまでの3つが重なる前に手を打つというのが、まず個人事業から起業をして運営する場合においてものすごく重要です。

なので、ものすごい大きな額の借金をして、かつ返済のめどが立たないような事業はそもそもやらないというのが私含めて経営ビギナーにおいては、めちゃくちゃ重要です。

事業の側面:

4.信用を著しく失っている:

取引先や顧客からの信頼を失い、取引停止や契約解除が相次いでいる。

これは事業資金とは別に顧客との関係性において、重大な過失で信用を失ったとか、色んな要因で重大な信用を一気に失うという現象ですね。

最近だとセキュリティ対策などもこの分野に入ります。

顧客情報の漏洩で一気に顧客を失う、などのリスクは十分にありえるので、セキュリティ面も安全性は重視して確保しておきましょう。

5.市場環境の悪化:

市場環境の悪化や競合の台頭などにより、事業を立て直すための有効な手段が見当たらない。

仮に市場が急速に悪化して、急にめどが立たなくなってしまったという現象が起きたとしても、その時点で運営している事業のキャッシュがまだ2〜3年分以上確保できていれば、ピボットする事は十分に可能になります。

そのため、どれくらい事業を継続できる原資が確保できているか、というのも重要ですね。

精神・身体的な側面:


6.健康や精神の疾患:

過度なストレスや心労により、心身の健康を損ねている。

これは重篤な状態になってしまうと、そもそも自分自身が事業を運営していけなくなってしまうという、めちゃくちゃでかい要素ですね。

日ごろから暴飲暴食をせずに毎日運動をして、睡眠時間をきちんと確保して、ある程度健全な生活習慣で生きていくというのが前提になります。

私もなにげにほぼ毎日、欠かすこと無く30分くらいは運動してたりします。

もちろん防ぎようのないトラブルや疾患は誰しも起こす可能性はあるので、そこは日ごろからリスク管理ができているかというところだけをきちんと見ていくのが重要になります。

7.騙されたり、法的責任:

債務保証や連帯保証などにより、個人資産が差し押さえられたり、法的責任を問われたりする。

これはクライアントやステークホルダーとの関係の中で、自分に不利な契約が存在しないか。

今後そのような契約を結ばされそうになったり、騙されたりすることがないかというような部分になります。

なので、契約内容や一見するとうまい話にも慎重にきちんとリーガルチェックをした上で手続きをしていきましょう。

その他にも投資詐欺など含めて考えるとヤバイやつはたくさんいます。

自営業者を対象にした詐欺案件を堂々とやっている、他人の不幸で大儲けをすることを成功だと心から思ってる人は、いつの時代もふつうにいるので、向こうから湧いてくるおいしそうな話は最初から疑ってかかりましょう。

気をつけているつもりでも、騙しのプロは常に裏をかこうとしてきます。

大きくは7つに分類される

これまで見てきたように、取り返せないほどの大きな失敗というのは、おおよそ7つの要素に分類できそうです。

その他にも外部環境や政治の変化や時代の変化に関する脅威など数えあげればきりがありません。

その点は「定数ではなく変数を動かす」の精神です。

外部の変えられないことより、自分が変えられるベストを尽くしましょう。

基本的に自分で事業を立ち上げて、盤石に成長していくためには、これらの7つのリスクをいかにクリアして大きな失敗をしないか。

安定的な運営が取れるかというところを考えながら、リスク管理ができた状態に私も常にアップデートしていきたいです。

適宜、法律の専門家や必要に応じて弁護士に相談したり、毎年人間ドックを受けておくとか、顧客との信頼を失わない基本行動など見直して、自分の中でルールを持っておくのがオススメです。

本日も読了、ありがとうございます!

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