会社員でいる間に、会社員という文化を味わい尽くそう
はじめにすこしだけ自己紹介させていただきます。
私は仙台でWEBマーケティング会社の代表をやっています。
中小企業の社長と膝を突き合わせて、集客することをモットーに日々チャレンジしています。
事業領域は主に中小企業のWEB制作、WEB広告運用を起点に新規集客獲得に貢献する取り組みです。
小さな会社ですがクライアントから「一緒にやってよかった」と思ってもらえることを大切にしています。
もともとは会社員で営業マンでしたが、副業が高じて独立したというポジションです。
このnoteでは、これから自分でビジネスをスタートしたい、副業の売上を伸ばしたい方のヒントになるような情報を発信していきます。
今日は、会社員の居心地の良さを体感し尽くしてから独立すると良い、という話をしてみようと思います。
経営者にサラリーマンのときのような居心地の良さは存在しない
経営者は独立したあとだからこそ、自分が会社員だった時代の生活を味わい深く感じるものです。
サラリーマンとして長く働いていた経験があるほど、サラリーマンだった時代と会社経営者になった後の時代を比べてしまうこともあります。
私自身も10年以上サラリーマンをしてから独立した立場なので、サラリーマンの頃の仕事に対する考え方や環境と、経営者になった後の違いを強く感じます。
まず、サラリーマン時代のような居心地の良さは、会社経営者には存在しないことを早めに体感することになります。
よく、経営者は孤独だと言われますが、まさにそれです。
例えば、サラリーマンであれば同僚や上司がいて、ヒエラルキー構造の中で近しい人と飲みに行って、ぶっちゃけトークをして仲間意識を形成しながら仕事をするのが日常です。
似たような立場の人が多く、横の連帯感も生まれやすいですし、共通の敵を見つけて団結し、仲間であることを確認しながら盛り上がることもできます。
さらに日本の会社員は、雇用者の権利が世界でも類を見ないほど守られているので、よっぽどのことがない限り、収入がなくなるリスクはほとんどありません。
その面でも、ものすごい安心感ですね。
経営者の孤独
しかし、経営者は基本的にその職業そのものが孤独です。
なんでも多数決で決めるような経営者は成功しないので、孤独であるからこそ判断がブレないと言い換えることもできます。
似た規模感の経営者同士で集まっても、愚痴などをいうことは、皆無です。
経営者が愚痴を平然というのはリスクが高い上に、人格を疑われます。
そもそも愚痴を平然というような経営者は、ビジネスマンとして成功しないので経営者としての寿命も短いのですぐにいなくなります。
また、経営者同士であっても本当に心から信頼できる人を見つけるのも大変です。
だけど、経営者の立場でキャリアを積んでいけると、おおよそ会社員のときには経験できなかったこと、会社員には存在しない楽しさもあるので、そこが醍醐味なのもこれまた間違いありません。
けっきょくはこの部分はトレードオフですね。
なにがいいたいかというと
会社員時代に会社員だからこその楽しさを謳歌しましょう。
独立志望の方の場合、会社員のときの居心地の良さや安心感は、独立起業すると皆無になるので、賞味期限の短い楽しさです。
これから独立を目指す人や、既に独立に向けて動き始めている人は、今後の会社員としての時間を大切にし、悔いなく過ごすことをお勧めします。
例えば、仮に2年後に独立するとして、経営者を辞めない限り、その2年間が会社員としての最後の時間となるわけです。
この会社員卒業に向けたラストの2年間を悔いなく、会社員という文化を味わい尽くしましょう。
独立したあとだからこそ、会社員時代の生活を味わい深く感じるものです。
本日も読了、ありがとうございます!
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