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ひとり起業家のリソース枯渇問題について
はじめにすこしだけ自己紹介させていただきます。
私は仙台でWEBマーケティング会社を運営しています。
中小企業の社長と膝を突き合わせて、集客することをモットーに日々チャレンジしています。
事業領域は主に中小企業のWEB制作、WEB広告運用を起点に新規集客獲得に貢献する取り組みです。
小さな会社ですがクライアントから「一緒にやってよかった」と思ってもらえることを大切にしています。
もともとは会社員で営業マンでしたが、副業が高じて独立したというポジションです。
このnoteでは、これから自分でビジネスをスタートしたい、副業の売上を伸ばしたい方のヒントになるような情報を発信していきます。
今日は、1人起業家のリソースと事業の組み立て方、みたいな話をしてみようと思います。
小規模経営者のリソースは、すぐ枯渇する
仮に1人で会社経営をしていると、すぐにリソースが枯渇します。
具体的には、予定を入れれば入れるほど空いている予定がなくなるので、新しくやろうと思っていたことが全く着手できなくなります。
例えば私の例でいくと、主にWEBのマーケティング全般をやっていて、WEB制作、広告運用、サイトの運用管理、SNSの運用代行など、さまざまな仕事をしています。
それで、WEB制作、つまりホームページ制作の案件を受注すると、私自身が作る場合、最低でも1週間から2週間ぐらいは1ヵ月内の時間をフルにそこに集中させる必要が出てきます。
なので、制作の案件が1ヵ月に2本あるだけで、1ヵ月の7割くらいリソースが埋まってしまいます。
さらに、私だけで作る場合に1ヵ月に3本のサイト制作があると、新しいことがほとんどできなくなります。
受注そのものが売上に繋がるのでありがたいのですが、例えば3本の制作が3ヶ月先まで埋まっていると、3ヶ月先までほとんど新しいことは何もできないということになります。
もちろん、AIを使い倒したとしても、です。
さらに、上記の受注した仕事以外にもいろんな業務があります。。。
外注と社内、両方の選択肢を
信頼できる人に外注するのが良いとおっしゃる方も非常に多いと思います。
それは確かにその通りで、制作を外注化してうまく回すのが一番理想ではあります。
ただし、当然ですが条件を揃える必要があります。
クライアントから受注している金額と、外注の方に依頼できる単価、依頼先の方のアウトプットの質、それぞれが全て合致していないと外注の方に依頼するという選択はできません。
受注が安定的に多くて、外注先でそのクオリティが担保できている状態で、クライアントの満足度も上がっていれば、依頼できますが、なかなかそううまくもいかないことも多かったりします。
今のところ、外注の方に依頼する案件と、自社内でやる案件の2パターンに分けるのが、一番良いかたちになっています。
1人起業家こそ、サブスクのビジネスモデルが一番おすすめ
私は、小規模な会社でも、立ち上げの段階から「事業の安定」を最重視したサービスの組み立てが重要だと思っている派です。
なので、ほとんどの提供しているサービスを月額課金制で提供しています。
つまり、サイト制作にしても何にしても初期費用をいただかない代わりに、毎月運用管理なども含めて定額の料金をいただいているというビジネスモデルです。
サブスクについては、ここ近年で論じ尽くされている感があるので、割愛させていただきますが、要するに何が言いたいかというと、小規模でやっている起業家だからこそ、サブスクリプションをメインの商材にするのが一番良いというお話です。
なぜか?というと、やはりサブスクにすることで経営者自身のリソースを確保できる、というのが一番の理由です。
仮に新しい仕事がほとんど入らない月があっても売上が立つし、将来の売上の予測も立てやすくなります。
先に述べた通り、1人起業家というのはすぐにリソースが枯渇します。
反対にリソースが確保できるからこそ、常に新しいチャレンジができます。
なので、毎月安定的に売上が入るというビジネスモデルを選択するのが最初にものすごく重要だという考えです。
売上、利益を上げながらリソースを常に確保する
いかに売上、利益を安定的に上げながら毎月リソースが確保されている状態になるのかというのがやはり重要だと思います。
小規模な起業家こそ売上を上げながらリソースを確保できる状態を作る、さらに自分の今持っている優位性を生かした上でこの状態をいかに作れるのかが肝になります。
というわけで、本日は小規模な事業家こそ、いかに自分の売上とリソースを確保しながら成長していけるのかというお話でした。
本日も読了、ありがとうございます!
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