歌集「遠ざかる情景」#7

頑張ろう、でも頑張れない。周りは、すぐに自分から遠ざかっていく。
そんなもどかしさを詠んだ。

清き水、飲めば裂かれし我が口を、また洗う朝で今日が始まる
冬溶けし春駆けゆく未来見ゆ何も変わらぬ我の絶望
また、前を向こうと思って、ため息す、積み重なった過去を嘆きて
前向けど、だから何だと茶を啜る、友を笑って、今日が始まる

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