短歌、俳句 「冬」

短歌と俳句をセットで、読んで見たいと思います。
そろそろ、クリスマスですね。

人里の灯のみを知る仔らを見て去る我は裏切りのユダ
火を灯す、冬のあばら家、青春が潜むと思い通り過ぐ夜
汚れた手、そのままにして見るテレビ、「酒買っとけばよかった」と冬

冬の灯を憩う蛾払う闇夜かな
里の浜冬に死す魚打ち上げん
凍てし冬ザァザァと鳴くを”泣く”と読む

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?