下北沢の食べ飲み歩きイベントに行ってみたよレポート
タイトル通りにはなりますが…、行ってきました。
テーマを変えて、年に数回ほど開催されるイベントのようなので、今回行ってみた感想をレポートしつつ、次回以降に行ってみたい人をサポートになりそうな情報をズラズラっと書いてみました。
気になる方・お時間のある方はたっぷりとお付き合い願います。
サクッと読みたい方は、ここから気になる見出しにリンクするして、読みたい所だけ読んでもらえると幸いです。
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どんなイベント?
下北沢の商店連合会なる団体などが主催になって年に数回行われる、下北沢駅周辺のたくさんのお店が参加する飲み歩きイベント。毎年10月に開催されるカレーフェスティバルもこのイベントの仲間らしいです。
今回は【チーズと激辛】がテーマで、次回の内容が決まっていくとこのサイトが更新されるっぽいです。
まずは参加券を購入
参加している店舗や下北沢駅前にあるイベント受付にて、その日の参加券となるリストバンドを購入します。当日券は700円・前売り券が500円、そしてリストバンドを持って期間内に再訪した場合はリピート割として300円で2daysめ以降に臨むことができるそう。(金額が毎回固定なのかは不明)
今回は行くと決めた時点で前売り期間が過ぎていたので、2月後半のとある日、駅前の受付に直接行って…
イベントの説明をしてもらい…
参加券と参加店舗マップを入手しました。
参加店舗でリストバンドが効果を発揮
参加店舗(今回は57軒)への入店時にリストバンドを見せると、席料やお通しなしでお店を利用することができます。知らないお店に気楽に入れるのはありがたい!
イベント限定メニューを注文できる
参加店舗はイベント用の食事メニューとドリンクを用意していて、各店舗で1回だけセットで700円もしくはドリンクだけを400円で注文することができます。
食事の共有もOKなので、グループで1つセットを購入して他の人はドリンクだけを注文するとお腹も膨れすぎず、リーズナブルにいろんなお店を回ることができます。
(今回は彼女と2人での参加だったので、セットとドリンク単品を1人前づつ注文し、お腹に溜まりすぎないような形で、多くのお店を回れるようなプランで動きました。)
ほとんどのお店は、400円で注文できるドリンクにノンアルコールも含まれていましたが、行ったお店だと1店舗だけノンアルなしのお店があったので、ちょっと手間になりますが入店時に確認するのが吉だと思います。
いざ、お店へ
ミョンラン時代ホットドック 下北沢店
お昼ちょっとすぎからの飲み歩き開始、1軒目に選んだのは、普段から人が集まっている印象があった韓国ホットドッグのお店。
参加店舗の中では駅から離れている方なのですが、この日も軽く行列ができていました。
フードはホットドッグ2種セットなので、シェアしやすく・お得感もありました。飲み物は一発目なのでやはりビールで。
ザクザクの外殻に異様なほど伸びるチーズ、味だけでなく食感・エンタメ性でも楽しめるメニューでした。
ホットドッグにかけるソースは何種類かから選べるようになっていて、左側はスイートチリソース、右側は外殻にポテトが混ざっているのでケチャップ&マヨネーズにしました。
どちらも本体とマッチしていました(かつ、組み合わせも正解だった)が、おつまみとして食べることを考慮するとスイートチリソース派でした。
食べ歩きにも適した形状だし、そりゃ人気になるな…と実感させられながら次のお店へ。
この日は2月半ばにしては珍しいほどに太陽が存在感を示していて、眩しさと暖かさから心地よさを感じながら徒歩移動です。
シモキタシュリンプ
次に選んだのは店名にエビ(シュリンプ)を冠するこちら。
看板に書かれている通り、通常のランチタイムに出している天丼が売りのようで、TVやネットメディアで紹介されているのを見た気がします。
こちらの限定メニューは「激辛海老フリッター」なるこちら。
見た目としては、タレがしっかり赤くなっていて辛そう。いや、実際に辛かった。
そのタレでしっかり味がついていながらも衣のカリカリ感は失っていないのは嬉しいところ。
辛い味付けによって海老の甘みが際立っているように感じました。これはビールが進みますね。ええ。
ザ・旨いもんバル×the肉丼の店
下北沢駅から南の方向へ歩いているとよく目に入るボリューム系のローストビーフ丼・肉丼の看板を掲げているお店でした。
ちょっと奥まったところにあるので、店内の様子を除き見ることができなく、恐る恐る(恐れる必要のある敷居の高い店じゃないことは店名でわかるのに)入ってみると、ランチ営業の終わりかけに行ったので空いていました。
このお店の限定メニューは「辛さ選べるシロコロホルモン鉄板焼きチェダーチーズがけ」。
メニュー名の通り、辛さが何段階か(控えめ・辛い・激辛、だったかな)から選べるものの、このお店の辛さの基準がわからないので店員さんに質問して探ってみました。
というわけで、持ってきてもらいました。
ビビって激辛は選ばなかったんですけど…充分に辛かったです。(これまた、飲酒を促進させる)
ホルモンの脂の甘みとチーズのやわらげ力がタッグを組んでも、全く抑えこまれていない辛さ。スピードも持続力も兼ね備えたしっかりとした辛さ。あと、器を見てわかるように熱々です。
食べログを見るとレギュラーにはないメニューのようなのですが、このお店の辛い系料理は辛いもの好きも満足できるものなのではないかと思われます。
今度は店名にドカンと入っている肉丼の方も食べてみたいですね。
SHARE
そんなこんなで、下北の街をふらつきながら4軒目に。
この時間になってると、ランチ・ディナー間の休憩を挟むお店が締まっていくので、選択肢がやや狭まってきました。
直前のホルモンがなかなか辛かったので、「辛さは控えめを狙おう」と話す中で入ったのが、東口から北側に少し歩いたところにあるSHAREというお店。
限定メニューは「激辛チョリソーとチーズ入りソーセージとハーブソーセージの3種盛り」。
お酒は、ビールとも迷いましたが、ここまでのお店ではメニューで見当たらなかった白ワインで。
ソーセージは安定感のある味わい。ハーブ入りの方はひとかじりすると、口の中にしっかりとしたハーブの香りが広がり、そのやさしい清涼感と白ワインのフルーティーさがうまいことマッチしていました。
ここで白ワインを選んでいた自分に拍手。
ほどよくこじんまりとしていて、雰囲気が良さげなお店でした。
店舗情報をみるとバーが本業ということもあってお酒の種類は豊富なようですし、駅からのアクセスも良好なので、2軒目として使うのもいいかもしれません。
BURGERS TOKYO
冬は毎年、思っているよりも陽が急に傾きだす。
この日も例外ではなく、まだ夕方と呼ぶには早い時間帯ながら、街が赤みがかっててきました。
今思うと、緩やかに飲酒を続けている俺の顔も同じく赤みがかっていたかもしれません。
店構えが目立つこともあり、前々から気になっていた「BURGERS TOKYO」へ。いわゆるグルメバーガーがメインのお店です。
1階で注文したあとは、2階の席をとって待機。
2階はガラス張り効果もあってかかなり広々とした空間に感じました。
この飲み歩きイベントとは関係なく、通常の食事に使っている人もいるようで、グループや家族連れで通常メニューのハンバーガーを食べている方も多くの割合で見られました。
このお店での限定メニューは「NEXTポークの激辛チリビーンズ」。
「チリビーンズと合いそう」という理由で選んだメキシコのビールTECATEは、爽やかさのある味わいでチリビーンズちょい辛(激辛と名乗っていたが、そこではないように感じた)とポークの脂を上手く包み込んで調和してくれていました。
横についていたアミアミなポテトも美味しかったし、食欲をそそるルックスのハンバーガーたちにも興味津々なので、通常の食事に使いたい所です。(感想がこればっかな気がしてきたけど、許して)
お腹の具合も程よく、いい感じに酔いも回ってきたので、5店舗回ったところで帰路につきました…
行けなかったけど良さげだった所
ここからは、行かなかった中で良さそうだったお店をサラッと紹介します。
行ったことある人は感想を教えてもらえると助かります。
FLIGHT LOUNGE
下北沢駅周辺の再開発時に駅前にできた洒落た外観のビルに入っているお店。
「もち姫と四川風溶岩アラビアータ」なる、聞いたことない名前かつ写真映えしていた限定メニューが出ていたので序盤に行ってみたのですが、同じ考えの人が多かったようで行列ができており断念。
ランチ時を外してもう1回行ってみたものの、列の長さは変わっていなかったため、今回は諦めました。
ROUGAMO
こちらも、「激辛ぷるぷる牛すじローガモ」という見たことないメニューを出していたので行ってみたのですが、飲み歩きイベント用のドリンクメニューがビールしかなく(ソフトドリンクなし)、彼女がビールを苦手としているので回避としました。
写真を見た感じでホルモンのパイ包みのような料理かと思っていたら、食べログの分類はハンバーガーになっていました。謎が深まります。
感想:良かった点
未開拓のお店でも気軽に行ける
参加店舗のマップがもらえますし、チャージやお通しなしでお店が使える。
さらに、お店側も(恐らく)進んでイベントに参加しているので、ウエルカムな空気感で迎えてくれますし、行ったお店はどこも快くメニューの説明などをしてくれました。
初めてのお店に入るハードルがかなり下がるので、「下北沢で行けるお店を増やしたい!」という人には最適なのではないかと思います。
限定メニューだけなのでサクッと回りやすい
この前のポイントと似ているのですが、イベント対応しているのが限定メニューだけなので、1品(とドリンク)だけ楽しんで退店するのが通常ムーブと想定されています。(イベント名にも「飲み歩き」って入っていますし。)
なので、試しに入ってみて軽く飲食して、次のお店にチャレンジ。という形でどんどん新しいお店に行ってみることができます。(できました。)
けっこう歩くので罪悪感が薄まる
駅を中心として広がるエリアにお店が点在しているので、意中のお店からお店への移動でいくらか歩くことになります。
それを何度か繰り返すので、飲み食い→歩く→飲み食い→歩く…のコンビネーションにより、飲み食いを重ねている罪悪感が薄れていきます。
ただ飲み食いしているよりも、自分を許せる。たまにはこんな日があってもいいと思いました。
(2人で行ったので)そこそこ安く回れる
冒頭でも書きましたが、限定メニューとドリンクのセット(700円)を頼めば、食事はシェアできるので同行者はドリンクだけ(400円)にする選択肢もあります。
俺の場合は彼女と2人で回って、各店舗でセットとドリンクを注文する戦法を取っていたので、1店舗につき2人で1,100円。1人あたり550円で参加店を回れるので、新たな発見がありつつもコスパのいいイベントだと感じました。
ぜひ誰かと誘い合っての参加をおすすめします。
感想?:良くなかった点
お店が限られているので混みやすい場合がある
行けなかったお店の所で1店舗出てきましたが、参加店舗が50超あるとはいえ人気があるお店には人が溢れがち。
どうしても行きたいお店が混んでいた場合は、並ぶ覚悟を持ったり、ちょくちょく様子を見たりなど、策を練ってみましょう。
営業時間がバラバラなので、行けないお店も出てくる
今回はお昼すぎ〜夕方前くらいの時間に行きましたが、参加店舗によっては夜営業のみのところもあり、そのお店はそもそも候補からも外れてしまいました。
夜に行った場合は昼営業のみのお店には行けなかったり、昼・夜の間に準備時間がある場合はその時間帯を避けないと行けなかったりと、長時間滞在できない場合は事前に行きたいお店の営業時間をチェックしておくと、効率よく回れると思います。
前売り券の販売期間に注意
我々も実際に行くことを決めてから気づいたのですが、前売り券を購入できるのは"参加する前まで"ではなく"イベント初日が来る前まで"なので、参加する気満々な方は早めに動き出してお得に食べ歩くのがオススメです。
次の告知も出てました。ぜひ。
当日もらった紙だか何かに、「次回はゴールデンウィーク付近に開催決定!」的なことだけ書いてあったのですが、しばらくすると次回告知が出ていました。
開催期間が2023年4月21日〜5月7日、テーマは「スパイスとスイーツ」のようです。
お店と限定メニューのラインナップを見た感じ、スパイス系が7〜8割で残りがスイーツといった感じでした。
「飲み歩き」という軸があるので、それとスイーツがどう混ざり合っていくのか気になりますね。
それと、また今後どんなイベントが開催されるのかもちょいちょい見て、興味と予定とが合致した時は参加していきたいと思います。
この他、面白そうなイベントがあったら教えてもらえると嬉しいです。
それじゃ、また。
(余談)なにか当たった
各店舗のQRコードを読み取って貯まるスタンプを使って応募したプレゼントに当たりました。
近々、この謎解きキットで遊ぶために下北沢へ行こうと思ってます。
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