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おちんちんじゃないやつ

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おちんちんじゃないやつをまとめたやつ。おちんちんは一切登場しません。 ※訂正:☓「一切」→○「ほとんど」
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2014年6月の記事一覧

セッチーは空中で語る

たぶん奥様方にとっては一段落してる時間、個人的には朝っぱらから、「ノンストップ!」では「不倫妻」と「離婚」について討論してた。大体、この辺のテーマだと千秋(子持ち、バツイチ、ママ友筋からの情報多数)とかに対する「保守派論客」的ポジションで藤田紀子、そしてセッチー(これいま呼ばれてんのか?)こと和泉節子あたりがセッティングされるイメージだ。

今日の場合はセッチーが「離婚する人は努力が足りない」とか

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暇は潰せる世代論

世代論は天気の話並に便利だ。天気より少しだけ頭使わないといけないけど、まあダジャレ考えるのと同じくらいだろう。それでちょっと偉そうな顔が出来るわけだから、差し引きすると便利さはそう変わらない。

ただ世代論はもう一つ、「反論がくる」っていう弱点がある。「いやあ、今日は暑いですねえ〜」「君はサハラ砂漠の恐ろしさを知らない!」とはあんまりならないが、世代論の場合は割と他人を刺激しやすい。つまり裏を返す

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昼なりの処理

やっぱそのまま二度寝しときゃよかったなあと思いつつ、サッカー後の朝のワイドショー鑑賞。サッカー終わった途端にそれぞれワンセグだらけの通勤風景とか、スポーツバーとか、丸の内のパブリックビューイングとか、渋谷とか、大久保の母ちゃんに電話とかやり出した。

ザッピングのせいでどのチャンネルか記憶が曖昧だけど、試合後の渋谷の通行人を評して「誰一人、下を向いてはいません」ってのはすごかったな。あとスポーツバ

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日本のみんな

世界規模描写とでも言うのか、「地球の命運がかかってる」的な規模のSF映画なんかでよくある、世界の色んな国の人が同じ隕石を指さしてたり、同じ宇宙人の侵略を受けてたりする様子を順番に映してく、みたいなやつ。それぞれの持ち時間が短いだけにかなりステレオタイプな描き方になりがちな印象だ。アフリカはとりあえず裸足の子供でいいや、とか。

これの縮小版が「ワールドカップを観戦する日本各地の様子」のVTRなんじ

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対W杯戦

朝起きたらもうワールドカップが開幕してた。開幕戦を早起きしてまで観ようってほどサッカー好きなわけじゃないから別にそれでいい。ただ、そのかわりにいまいち実感のないまま朝から開幕戦の映像やら、ブラジルの治安の悪さやら、開催準備の遅さやら、車を引っくり返すワールドカップ反対のデモ隊やら、在日ブラジル人がたくさんいる群馬県大泉町のブラジルキャンペーンやら、さらには初戦の相手コートジボワールのドログバ英雄譚

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無邪気が研ぐ

総選挙の中継見ながら思ってたんだけど、やっぱすごいよな、高崎山の動物園のメス猿総選挙。中継の前のニュース番組でメス猿の選挙結果見た時の「メス猿」っていう言葉のハラハラ感。もうちょっとでも触れようもんなら指スッパリいかれそうだ。

ただこれ、普通にAKBのアンチが使ったとしたら単にひどいしセンスない。最悪。この場合、「メス猿」って言葉が妙に鋭利に研がれちゃった原因は「悪意のなさ」だ。少なくとも、指原

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ぶなうた

”木材太めのほうがいい 方舟三階建てでいい”

大事なものをぞんざいに扱う人はどこかかっこいい。時価ウン億円みたいなダイヤモンドを扱う場合、ガードマンを雇ったり、手袋をはめないと触れなかったり、むしろ叶姉妹には貸さなかったり、丁寧に厳重に扱わないといけないわけだが、この場合かっこいいのは石のほうだ。人はどっちかって言うとかっこ悪い。主従逆転感がある。

”動物つがいで乗せりゃいい 方舟なんとか浮け

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隙あらば言葉と生きていく

それはぼおっとしてると不意にやってくる。だからなるべくぼおっとしないように心がけてるが、しかし気づくとぼおっとしてる。っていうかぼおっとし終わってる。時すでに遅し。「ぼおっとする」ってのはそういう性質のものだ。

そしてまた見事に、ぼおっとテレビを見てた。画面の向こうでは、本に司書のお姉さんへの手紙を挟んで返却する女の子、そしてその返事を本に挟んで貸し出すお姉さん。ハートウォーミングである。交流を

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