小説

さっき飲んだ抗ヒスタミン薬が眠気を誘い、布団の中に潜って2時間眠ってしまった。

人が帰ってきた気配がして起きたら、
ドアからひょっこり顔を出し、生存確認してきた。
生きてるかにゃ?ってね。
そんなことが何度かあった。

この生存確認は、深刻なやつじゃない。
日頃のふとした私のネガティブ発言に対する心配からか、寝ている私の目が覚めない姿を想像してか、
生存確認をしてくる。

私の枕元には、睡眠薬やアレルギーの薬が常備されていて、それはマミーだけが知っているだろう。

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