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20代を無難に生きるな

永松茂久さんの著書「20代を無難に生きるな」を読んだ。

「本書は、歳の離れたお兄ちゃん・近所の先輩とあなたが、居酒屋でお酒を飲みながら、20代で大切なことを語り合う、そんなイメージで読んでほしい。」と冒頭で永松さんが書かれている通り、20代のあなたに向けて、先人(永松さん)が様々な経験から「真っ直ぐ・直球」なメッセージをくれる、そんな内容になっている。多くのメッセージの中から、私自身のことも踏まえて、心に残った内容を紹介したい。

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目次
①『20代はネタづくりの期間と捉えよ』​

『20代はネタづくりの期間と捉えよ』

「最初は誰だって素人だ。そもそもあなたの上司や尊敬する人、今身近で大活躍しているビジネスマンなど、周りのプロたちも最初はみんな素人だったのだ。この事実に早く気づこう。」

WANIMAの歌で、〜誰でも最初は初心者なんだから、やったことないこともやってみよう🎵〜という歌がふと脳裏に流れた。

ここで言われていることは、目新しいことではないし、そうだよなと頭では理解している。ただ、実際何かを始める時、チャレンジをする時、どうしても「できるか、できないか」という思考に陥ってしまう。

私は、20歳の時からトレーニングを始めた。ただただトレーニングが楽しくて、また自身の成長を実感できることが嬉しくて、今では、それがメインの生活、どころかトレーナーという自身の職業にも関係しているほどになっている。体を鍛える人(トレーニー)の目標の一つとして、「ボディメイクの大会・コンテスト」がある。(もちろんそれだけが目標ではないが。)私は、トレーニング歴1年目の頃から、大会・コンテストに興味があった。しかし、「今の自分の体では、全然歯が立たない。多分勝てないだろう」と思って昨年まで一切大会・コンテストに挑戦してこなかった。

ここで、挑戦しなかった私の思考・判断基準は、「勝てるか、勝てないか。」だった。今振り返ると、興味をもった時点で、挑戦すべきだった。挑戦から得られる副産物=学びは、とてつもなく大きい。2021年シーズン、私はやっと重い腰をあげ、大会への挑戦をしており、トレーニング歴6年目にしてこの事実を痛感した。1年目で経験できたかもしれないことを、今年経験している。(ちなみに、7月にパワーリフティングの県大会新人戦で優勝しました!笑)

私自身がまさにそうなのだが、男はカッコつけの生き物なので、素人の自分、できない自分を見せたくない、という思考が強く、完成してない自分を隠そうとしてしまう。そして、完成してからやろう、できるようになってから挑戦しようと思うのだが、その思考では、いくつになっても多分やらない。一生をかけても、「完成」する事は難しい。

思い立ったが吉日。挑戦をするのは、早ければ早いほど良いと学んだ。

「20代はいくら失敗してもいい。その失敗があなたの人生のネタになる」

本書を読んで、「とりあえずやってみよう」精神が私の中に生成された。

その第1歩として、この記事を書いてみました。不完全な素人の文章ですが、ここまで読んでいただき、感謝感謝感謝です。




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