マガジンのカバー画像

週刊おっさんステップ

20
「毎週不定期に何本か、あなたの心が軽くなる話をする?」とおっさんは聞いた。 「知らなかったの?」 「いや、知らなかった」 「馬鹿みたい。見ればわかるじゃない」とユキは言った。 「… もっと読む
運営しているクリエイター

#ゆたかさって何だろう

自信がない自分を好きだと思った話

「自分の●●に対する自信がない」と悩む時期がありました。 ここでいう●●とは、能力やスキル、年収だったり容姿だったり学歴だったり、他人と比較しがちなソレです。 今思えば、自己評価が低い自分にとって、他人との比較は蟻地獄の始まりでした。 単純に、理想が高すぎるのかもしれないから、蟻地獄から抜け出せないと考えました。 確かに人生を振り返ると、20歳の時に書いた日記に「25歳で年収1000万稼ぐ!志高く生きろ!お前の仕事は志事だ!」みたいなイキった迷言がそこにはありました。

26歳になって思うこと感じたこと書きたいことは親への感謝しかない。

今日でこの世に生まれて26年が経過した。 誕生日というのはどうも苦手で、人を祝うことは好きだが、どうも人から祝われるのは苦手。 どんな反応していいのか分からないのだ。 もちろん、「誕生日おめでとう!」と言われて笑顔で「ありがとう!」と答えるくらいはできる。 その「ありがとう!」の先には、もう次への「誕生日おめでとう!」へのタイムリミットが始まってしまったと不安な自分がいるのが嫌。 とまぁ、そんなこと考えてる不安な自分もコレはコレで好きなのだけど。 今年も例年ながら

不器用だからこそ、文章を書いて伝えていく僕の話。

僕、口ベタで話するの苦手なんですよね。 人見知りということではないけど、おそらく、考えていることを言葉にして話すこと、好きじゃないんです。 僕は人と話すとき、相手の顔色うかがったり、この言葉をいったら相手はどう思うのだろうかといった、忖度がまず入る。 つまりこれって、本当は僕が話したい言葉を削ぎ落として残った、本当に美味しい部分だけを提供している果実のようなモノなんです。 冷蔵庫で冷やしたリンゴの皮を綺麗にむいて、相手が食べやすいようなサイズにカットして提供する感じな

おっさんが集まり奏でる音楽に、こんなにも心を奪われ感動するなんて

最近、週末の土日に「凪のお暇」というドラマが再放送している。 このドラマのあらすじ。 主人公の凪は、日々何事もなく平穏に過ごすために、常に場の空気を読み 「わかる!」 と周りに同調することで、自分の平和を保っていた。 しかし、いつもニコニコ、ビクビク、人の顔色を伺う凪の様子に同僚からは、いじり、“良い意味で” のダメ出し、そして理不尽な仕事をふられ放題の毎日。 そんな 「なんだかなぁ〜」 な生活を送っていたある日、付き合っていた彼氏・我聞慎二からの一言がきっかけで心が

文章力がないんですけど、どうすればいいですか?

「文章を書きたいなら書けば?」と、自分にいつも問う。 そして、僕は「文章を書きたいな」と答えあわせをして満足した小学生のように、文章を書いている。 そんな僕の考えとは違った意見を持つ人もいるだろう。 「文章力がないから書けない」 「書いても読まれないし時間のムダ」 「文章なんて書いてもお金にならないから」 確かに。 そうかもしれない。 やるべき理由を見つけるよりも、やらない言い訳は腐るほど出てくる。 だが残念ながら僕は、諦めるのを諦めるタイプの人間だ。 漫